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2006年3月25日 (土)

ちょっと一服。

もう3月末!翻訳を相変わらず進めつつ、午後になるとだんだん集中力がなくなってきます。ちと疲れた。

もともと持病の椎間板ヘルニアで腰が弱い私ですが、畳の上に座布団2枚+羊皮のマットレスを敷いて用心に用心を重ねてもやはり座りっぱなしはひびきます。
朝の散歩や少しぐらいのストレッチではどうしようもありません。まあ、運動量が絶対的に不足しているのは確かですが…。縄跳びも結局1回きり!(人のいない時間を見計らうのが面倒なんですよね〜)

気晴らしに、そういえば今月はどんな本を読んだんだったかなとふと思いついたので書き出してみると:
☆「木」の再発見ー木のすばらしさと適材適所を語るー黒木正胤著、のぎへんのほん(研成社)
☆森と環境の世紀ー住民参加システムを考えるー依光良三著、日本経済評論社
☆ダ・ヴィンチ・コード(上)(中)(下)ーダン・ブラウン著、越前敏弥翻訳(角川書店、文庫本)
☆バカの壁、死の壁、超バカの壁ー養老孟司著(新潮新書)
☆沈黙の春ーレイチェル・カーソン著、青樹簗一訳(新潮文庫):今読んでいる

以上、のべ9冊。…う〜ん読書量としてはいまひとつだなア。
あ、そういえば、あと1冊は書店で松下幸之助氏の「一日一話」を立ち読みしました(拾い読み)。
ほとんど通勤時間を利用しての読書で、家ではほとんど読んでいないし読むのは遅いしでこんなものです。
せめて通勤中に目を覚ましていられるよう、生活習慣を変えるしかありませんね。

しかし、こう見てみるとまるで一貫性のない読書目録、という感じですが、多少は「自然と人間とのかかわり」を意識した月となっているようにも思います。
それぞれの本に学んだ部分が多々ありました。
時間がないので今日はコメントは書きませんが、ゆくゆくご紹介できればと思います。
(ゆくゆくは、で今のところ何も達成できてない気もします。ははは。)

本の中で出会ったフレーズで今、頭に浮かんできたのは
「人間たちがこうあれと望んだ姿が、今現在の地球上の現実である」
ということです。
思いが今の世の中をつくっていった。
恐竜が2億年もの間、地球上で繁栄していたことを考えれば、人間が地上で生活するようになってたかだか100万年(アウストラロピテクスから)。猿は約2000万年前から存在していたといわれます。
これだけの短い年月で、人間は他の生物が成し遂げた事もないようなことを日々(今もより一層)編み出している。

これからは今まで以上に、過去(特に戦後)には無造作に製造されてきた人間の手による物や事柄が、人類もすべての生態系をも巻き込んで反撃に出てくることと思います(しかし、それは地球自身の自浄作用なのでしょう。自己防衛のための)。すでに、皆が「何かがおかしい」と感じているように。

人間は、何を知ったというのか。何を学んだのか。
過去の遺産は数知れずとも、その経験を真の意味で生かさず目先のことにとらわれるのはなぜなのでしょう。
旧約聖書の「知恵の実」とは、予言だったのかもしれません。
おそらく、私たちは他の動物たちと同じであることを拒否したその日から、何かを犯し続けてきている。
「考える」「行動する」能力を持っているのであれば、なおのこと「想像力を駆使する」ことをおざなりにはできないはずなのに、時代が下るごとに私たちはエゴだけは百人前の、意固地な存在となってしまった。

人類が「知」を持ち続けなければならないのであれば、常に「地球はそれ自体で自分の体と同じくひとつの生命体である」ことをまず本当の意味で知らなければならない。
しかし、知るとはつきつめれば体全部で「感じとる」ことなのです。
地球という生命体を、私たちは個々ががん細胞のごとく、荒し回っている。
それを治療できるのは一体誰なのか?
それを感じ取ったことは、ありますか?

昔の人々の感性、自然と地球をとらえるその鋭さは、私たち現代の人間も決して忘れてはならないのではないでしょうか。

日本人には「色即是空、空即是色」「無我」、言葉を換えれば自他の区別がない、という思想と生き方があります。
これが、実は地球を救う鍵となる、と私は思っています。
ヨガや東洋思想が流行っているのも、まんざらただの流行ではない。
自己の内部深くに入っていけば、世の中のすべてがつながっていることがわかるのです。

だからこそ、日本人が真に本気になったとき(=それには行動がともなわなければならない)こそ、世の中がよい方向に急速に向かうのではないかと思います。
オリンピックで金メダルをとった、野球で優勝したというだけで(という言い方は失礼にも聞こえてしまいますが)、こんなにもひとつになれてしまう日本人だからこそできる事なのではないでしょうか。

残念ながら、日本人の一過性の熱、というのがおそらく最大の課題なのでしょうが(それが長所でも短所でもあり)、本気になったときの粘り強さは世界一、だと思います。
ひとりひとりが生活の中であちこちに転がっているひずみに気づき、少しずつでも地球にとってバランスよい方向へと心がけていけるようになることを願っています。
私も、そういう生き方をしていきたいと思う。
まだまだ、鏡に到達した光は十分に跳ね返ってきていません。空に投げ上げた人間の生産物は、姿を変えて少しずつ落ちてくる事でしょう。
すでに時遅し、ということもあるかもしれない。
それでも、現在を変えていくことはできるのです。

余計な情報に振り回されず、体全体で感じ取ること。(直感は本当にバカにはできません。)
「知恵の実」は、周囲の人々へ伝えていくためにこそ活用すること。

さまざまなブログが氾濫する中で、私のこの記事を最後まで読んでくれる人がどれだけいるかもわかりません。
一人もいないかもしれない。
それでも、一人でも多くの人が縁あって目にとめてくれることを、それによって少しでも自分と地球とのつながりを考えるきっかけ、考えた結果行動するきっかけを生み出す手助けとなることを願って止みません。

まあ、私のブログの記事そのものが日によってテーマがころころ変わるので、読み続けるのも根気がいるかもしれませんね。
それでも、いつでも私が考えていることは「調和ある美しい地球と宇宙」のこと。
実生活でも、ささやかな事から大きなことへと行動できるよう努力していきたいと思います。
この記事を読んでくれた方、どうもありがとうございました。
(ちょっと一服、が長過ぎたかも)
願わくば、これからもよろしくどうぞ。

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