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2006年3月 3日 (金)

丸ビルのアカデミー賞衣装展:タダであの人が身につけたコスチュームを!

昼休みを利用して、丸ビルの「アカデミー賞衣装展」に行ってきました。
実際に映画で使われた約50着の衣装とそのデッサンが、1階ホールと3階の回廊に分けて展示されています。

なかなかバラエティーに富んでいて、特に自分が見たことのある映画の衣装は興味深いものがありました。
同時に、普段はそうそう衣装を意識して見る事はないんだなあと、今更ながら思った次第。
上映中はどうしても、俳優の表情と身のこなしにばかり目がいってしまうんですね。
全体の雰囲気で「うおーかっこいい!」とか「美しい!」と感心してしまう衣装もあったと思いますが、結局本当には見ていないことがよくわかりました。

そして、展覧会でも、気がつくと衣装そのものを見るより俳優のボリュームを見ている自分がいました…。
それはおそらく、展示のほうも壁に平に貼付ける、というスタイルではなく、ちゃんと体に合ったマネキンに着せていたから、ということもあるのでしょう。
その方が後ろまでちゃんと見えるし、実感が湧くしで見学者側としてはありがたい事です。

ざっと見渡すと一番人が群がっていたのが「マトリックス」のキアヌ・リーブスが着ていたあの床丈コート。
質感が想像していたものと全く違い、意外。逆に今一度映画を見直し、ライティングでどう映えているのかを確認できると面白いかも、というところでしょうか。
展示されていた中ではいかにもキアヌ身長高そう〜、という感じで独特の雰囲気を醸し出していました。
(ちなみにキアヌ・リーブスは185センチ、ということらしいですが。)

「オーシャンズ11」のジュリア・ロバーツのゴールドビーズ・ドレス。
ドレスそのものより、彼女の華奢さに度肝を抜かれました。後ろで絞ってんかいな、と覗き込みましたがそんな様子もなく…。
「ギャングズ・オブ・ニューヨーク」のダニエル・デイ・ルイス。
この人も背が高い〜というか、足長〜い、…と感心!
ああいう柄のズボンが履けるのは脚長の特権じゃないか、と思わせるほどの説得力を見ました。
(彼の身長は187センチ、らしいですね。)
「怪傑ゾロ」のキャサリン・ゼータ・ジョーンズの衣装。豊満そうです。
等々…。
ついつい俳優の体の大きさのほうに気をとられてしまった主なものは、私の場合こんな感じ。

他には:
何度かこのブログでもハリー・ポッターについて書きましたが、「賢者の石」の校長先生ダンブルドアの衣装、豪華でしたね。マント全体にケルト文様を入れている、というのも面白い。
他の呼び物としては、スパイダーマン(完璧に着ぐるみ)、ジョニー・デップの海賊衣装、「ターミネーター3」のシュワルツェネッガーのレザーファッション、「ラスト・サムライ」トム・クルーズの甲冑、「オースティン・パワーズ」マイク・マイヤーのスーツ(なぜかこれだけは一目見て笑いがこみ上げ…)、ニコル・キッドマンの、ロバート・デ・ニーロの、トム・ハンクスのetc.etc...
と、要するによくこれだけのものを無料公開したなあ、と感心してしまうラインナップ、という訳です。

デッサンと実現された衣装の違い、あるいはデッサンそのものを目にする事で、映画製作の一面を伺い知ることができると思います。なのでそのあたりも注目するといいかもしれません。というより、それがまた展覧会の目的となっているわけですが。
デッサンも、中には顔まで当の俳優そっくりに描いたものまであり、なかなか笑えます。
そうやってデザイナーのほうではイメージを膨らませたのでしょうが…ウケ狙い、もあるかもしれませんけれど、説得力はあります。

展示は3月12日(日)まで。
あと1週間ちょっとなので、お早めに!

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