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2006年8月27日 (日)

自分とは何か、どこから来たのか、そしてどこへ行くのか

NPOネットワーク「地球村」代表の高木善之さんの著書「転生と地球」(PHP研究所)を読みました。
高木さんが、社会復帰も危ぶまれるほどの交通事故に遭ったのが1981年4月27日のことです。
自分が乗っていたオートバイが、正面から突進してきた車と激突した瞬間から、高木さんは自分自身の事故から手術、家族が病室にやってくるまでの一部始終を天井ぐらいの高さから(!)見下ろしていたそうです。

その臨死体験の中で、小さい頃からずっと心に抱き続けていた疑問が溶け、高木さんは痛みの全くない死の世界から、蘇る激痛と共にこの世に生還しました。
そして、奇跡の社会復帰を成し遂げ、環境問題の科学者として「地球村」を立ち上げるまでの心の変遷・発想の転換に至るまでの経緯がこの本に描かれています。
その中から、高木さんの意識が地球を離れてもっと上へ、もっと遠くへと上っていった時に発見したことから抜粋したいと思います。

スピリチュアル系には一種の怪しさがつきまといがちですが(おそらく真実もあるのでしょうが見極めが肝心です)、科学者である高木さんは全くその手の世界には縁がなかった人であり、それだけに事実を述べることはある意味勇気がいったのではないかと思います。
この本は、興味本位で覗く霊界の話がモチーフになっているのではありません。
興味本位から入ってもいいかもしれませんが、ここには学校の教科書になってもよいのではないかと思えるほどの人生テーマが込められています。

(116ページ〜)
生命は光、そして一つ

・生命は光
生命とは何か。
長い間追い求めていた問い。
その答が分かった。
生命とは光。
生命は光の世界から来て光の世界へ帰る。

・生命は一つ
生命は一つ。
光の世界ではすべての生命が溶け合って一つになる。
それだけでなく、この世でも生命は一つにつながっている。

・生まれること、死ぬこと
光の世界とは白い大きな雲のようなもの。
生命は光の世界から来て、光の世界に帰る。
雨粒が白い雲から降って来て、蒸発すれば白い雲に帰るように。
生命は光の世界では一つになっている。
雨粒は白い雲の中では一つになっているように。
生命にはそれぞれの役割があり、その役割を果たすために生まれてくる。
雨粒にそれぞれの働きがあるように。

・過去の記憶
落ちてきた一つの雨粒に「前世は何か」と尋ねると、その雨粒は困るだろう。
一つの雨粒には無数の水の分子が含まれ、その一つ一つに過去(前世)があるからだ。
世界のあちこちに降った雨が、世界の川や湖に流れ、海にそそぎ、蒸発をし、一つの雲に帰る。そこですべての過去の記憶は一つになる。そこから降ってくる雨粒には無数の過去があり、その中の一つの過去(前世)だけを論じることはできない。
ガラス工場で溶かされたガラスから作られたビー玉にも無数の過去(前世)があり、溶鉱炉で溶かされた鉄から作られた一本のクギにも無数の過去(前世)があるのだ。
誰にも無数の過去(前世)があり、その一つだけを問題にする必要はないし、その一つに囚われたり、縛られたりすることもない。
特定の過去に囚われることもないし、特定の前世に縛られることもない。
大切なのは現在なのだ。
クギだって、現在どの柱を支えているかということが大切なのであって、過去、そのクギの一部が鉄橋であった、レールであったということは問題ではない。

・無数の過去がある
光の世界ではすべての生命が一つに溶け合っている。
生まれるということは、光の世界からやってくる。
その一つの生命には無数の過去、無数の前世が含まれている。
その中の一つにこだわることはない。
「二百年前、あなたは前世で悪いことをした。そのカルマ(業、因果)によって苦しまなければならない。だから病弱なのだ」というものではない。
前世で悪いこともしたかもしれないがいいこともしたはずだし、前世に悪い人生もあったかもしれないがいい人生もあったはずだ。一つにこだわることはない。一つの生命には無数の過去の人生や記憶が含まれている。

・あなたはキリストであり、ブッダであり、モーツァルト
あなたの中にはキリストもブッダもモーツァルトもピカソもいる。
あなたの過去は多くの天才や偉人、すばらしい人の生命も記憶も含んでいる。
その中のどれに注目し、どれを意識するかで人生が変わる。
自分にとってすばらしい過去(前世)を見つければいいのだ。
「看護婦さんになりたい。私の中のナイチンゲールがよみがえったのだ」
「ピアノが習いたい。私の中のピアニストが目を覚ましたのだ」
「絵が好きだ。私の中のミケランジェロが活動を始めたのだ」
そう、あなたの中にはナイチンゲールもミケランジェロもいる。
あなたはすばらしい可能性を秘めた人なのだ。

・無限の可能性がある!
あなたには無限の可能性がある。
もし過去(前世)があるとするならば、それは囚われたり呪われるためではなく、無限の可能性と、大きなパワーを与えるためのものである。
どこを意識し、どの可能性を大きく伸ばすかは、それはあなたの選択なのだ。
誰にだって無限の可能性がある。特定の過去に囚われる必要はない。
そもそも一つの過去(前世)に囚われた、恵まれない人生などない。
それに気づけば今からでも人生は変えられる。
つまり過去は変えることができ、それによって現在を変えることができ、未来を変えることができるのだ。過去は選択可能なものなのである。
あなたには無限の可能性があり、まさに、それはあなた自身の選択なのである。

…ごく一部なので、これだけでは高木さんの言わんとすることを伝えるのは難しいのですが、興味をもたれた方は是非ご一読いただきたいと思っています。

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