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2006年9月14日 (木)

レオパルディの家

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イタリア中部マルケ州、丘の上の小さな町レカナーティRecanatiは作家・詩人ジャコモ・レオパルディGiacomo Leopardiの生まれ故郷。
イタリアへ身を投じ(てしまっ)た翌年1999年の夏、初めてイタリア人(ナポリ人)の仲間たちとユースホステルを転々としながら旅行した際、この町にもふらっと立ち寄りました。

貴族出身のレオパルディの家Casa Leopardi(http://www.giacomoleopardi.it/)は大邸宅で、一般公開されており、一つの部屋を抜けると別の部屋、そのまままっすぐ抜けてまた別の部屋…と、延々とまっすぐ部屋が続いていたような印象があります(大変うろ覚え)。
とにかく貴重と思える本がずらっとあちこちに並び、趣味の良い落ち着いたインテリアと相まって知的な空間が広がっていました。

旧家そのままの空間を過ぎると、次にレオパルディの資料を展示した部屋が続きます。その頃はイタリア語もまだまだというレベルで、展示室は文字だらけでどうしよう〜という感じでしたが、どういうわけかレオパルディの家にはひとつひとつをゆっくり見ても飽きさせない何かがありました。ほとんど忘れてしまったのですが…ただ、彼の繊細さと心の純粋さがひしひしと伝わってくる、大変よく構成された資料室だったと記憶しています。もう一度ゆっくり訪れたい場所のひとつです。

空気も清々しくて、清潔感のある町。全てが清々しく、余分なものがないように感じる町は、イタリアでは珍しい。海が近いせいか、光がやわらかい。そういえば近くのシローロSiroloの海も高台から覗き込むような場所で、印象的でした。

レオパルディの家を出ると、大邸宅の前だったかレオパルディ・グッズを販売しているお土産屋さん(ミュージアム・ショップ)がありました。
そこで買った真っ赤な表紙のノートは今でも大のお気に入り。
表紙にはレオパルディのイニシャルが浮き彫りになっていて、中のページにはレオパルディ自身が羽ペンで描いたイラストがうすく印刷されています。ページごとに白鳥、鳥、豹(自分の苗字から考えついたのでしょう)、家並みの風景、花…と、彼のしゃれたセンスには見るたびに脱帽。
心に残った言葉を耳にしたり、読んだりする度に書きとめるノートとなっていますが、もちろん最初のページはレオパルディの言葉。
彼の言葉をあしらった絵はがきを4種類買い求め、それを書き写しました。
次回、その言葉をご紹介しようと思います。
(久しぶりに突然風邪をひいてしまい、鼻水がツーと一直線に落ちてくるっ…!眠らなくては)

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