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2006年9月 5日 (火)

「ブラボー」バージョン:もとはイタリア語

まぐまぐ出来事2006より:
・友人に誘われ演奏会に行きました。素敵なヴァイオリンの音色にすっかり心を奪われてしまいました。演奏が終わった瞬間、「ブラボー」というところを「ドロボー」と叫んでしまいました。

イタリア語からきたブラボー。さすがに本国で「ドロボー」は聞こえてきませんでしたが、これには4バージョンあります。
言語に近い発音で書くと「ブラーヴォー」「ブラーヴィー」「ブラーヴァー」「ブラーヴェー」。会場ではこうやって語尾を伸ばしますが、普段は伸ばしません。
bravo、発音は「ブラーヴォ」で「r」は巻き舌。
Lui e' un bravo ragazzo.(彼は立派な/優秀な青年だ)、「これはこれこれこういう意味?」「bravo!(そうその通り)」のように、bravoはイタリアで毎日必ず耳にする言葉です。

イタリア語の形容詞は語尾変化します。bravoも形容詞。形容する対象となる言葉(名詞、名詞句など)が男性名詞・女性名詞か、それが単数か複数かによって変化してきます。それが上記の発音。ローマ字で書くと
bravo(男性形単数)、bravi(男性形複数)、brava(女性形単数)、brave(女性形複数)
ということですね。

ということは、もしもヴァイオリニストが女性だったら、本来は
brava!「ブラーヴァ!」
と叫ばなければならない。
伴奏のピアニストも合わせて褒めるのであれば、その方が男性であればbravi(男性・女性が混じると男性形複数になる)、女性ならばbrave…と変わってきます。

そうすると、普通オーケストラのコンサートなら「bravi」となるわけで、ソリストのスタンディングがあればbravo/bravaとその都度演奏者の性によって声をかける、ということですね。
オーケストラの団体としてbrava(orchestraは女性名詞)というのも考えられますが、普通は個々人に対して呼びかけるのでイタリアの会場ではbraviが多く聞こえてきます。bravoを連発するのは外国人。

おかま君の場合?…そう、それはbravaでよいのです。
(どちらでもOK。でもbravaが多かったな)

次回コンサート会場へお出かけの際にはこれを思い出して、耳をそばだてるのも面白いかもしれません。
以上、イタリア語豆知識、でした。

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