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2006年10月18日 (水)

ローマ地下鉄A線追突事故

ローマの地下鉄A線ヴィットーリオ・エマヌエーレ駅で、停車していた電車に後続列車が追突したとのニュース。
30歳のイタリア人女性が死亡、5人が重体、Corriere della Seraによれば、現地在住の日本人女性(44歳、夫はイタリア人男性)がそのうちの一人ということで最も重体の様子です。負傷者は235人にのぼるそうです(うち軽傷210人)。
情報がまだ錯綜している感がありますが、コッリエーレ最新情報によれば後続列車は前進OKの指示を中央管理室から受けたため、赤信号にもかかわらずそのまま前進したとみられています。

昨年私がローマに住んでいた頃、まだ新車両は少しずつ導入される過程にあり、古くて暗い列車に乗るのがほとんど常でした。9時半出勤だったので事故の時間にはすでに会社にいたことになりますが、たまに遅刻することもあったので、もし今も通っていたら巻き込まれていたかもしれません。ぞっとします。
追突した列車はいずれも新しいのですが、時速25-30kmで後続列車が突っ込み停止車両が約3m後続列車にめり込んだ様子です。写真を見てびっくりです。

亡くなった女性はローマ大学ラ・サピエンツァの研究員で、早朝6時過ぎに実家のあるフロジノーネ県から毎日ローマのチェントロ・ストリコへ通っていたそうです。
ご遺族と職場の皆さんの無念さはいかばかりかと心が痛む思いです。
ご冥福をお祈りするとともに一刻も早く真相が解明されることを願う次第です。
あのような状況で運転士が一命を取り留めたのは奇跡ですが、とにもかくにもこれ以上犠牲者が出ないことを祈るばかりです。

私が地下鉄A線を利用していた頃、列車のブレーキがきかないせいなのか、普通では考えられないような運転の仕方にうんざりすることもよくありました。どういう動きをするかわからないので、どこかにつかまっていないと不安だけれど、手すりもつり革もなんとなく脂っぽくて触るのに抵抗があったものです。触っていましたが…会社に入ると真っ先に手洗い、という感じでした。
一度、帰りの列車に乗ったらやはりヴィットーリオ・エマヌエーレ駅だったか次のマンゾーニ駅だかで突然バン!と爆発する音がし、車内が焦げ臭くなり乗客が一斉に「attentato!(テロだ!)」と叫びながらホームへ駈け出たことがありました。
私もびっくりして駆け出し、でもよく見たらテロではなくポンコツ車両がいかれてしまっていただけでした。列車最前部から黒い煙が出ており…
それだけでも日本では考えられないことですが…やむなく地上に出てバスに乗ったか、それとも満員バスにも辟易して歩いて帰ったかは結構徒歩帰りも多かったので覚えていません。

中部イタリアで殺人を犯した数日後にローマへ逃げのびてきた犯人がレプッブリカ近くで発見され、地下鉄逃げ込みを警戒してか駅が封鎖になったことも。
とにかく地下鉄は、本当ならあまり利用したくない移動手段でした。

ローマの地下鉄走行頻度は日本に比べれば当然少ないのでしょうが、新車両導入とあわせて増加予定、とポスターで読んだ気がします。
何が本当の原因なのか、気になるところです。

どうやらアメリカのピッツバーグでも玉突き事故があったようですが、事故ってどうしてこうも続くんでしょうか。
日本は乗客のほうに最近いろいろ問題が多くて恐ろしくなりますが…

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