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2007年8月12日 (日)

関東の出雲さん(秦野市)part3:真の植樹計画「千年の杜」

Photo_2 秦野市の出雲大社相模分祠に関して。先日の記事の続きです^^

境内でお参りしたあと、鳥居を出て右隣の敷地にある御嶽神社の方面へ歩いて行きました。

竹林を左に見ながら進んでいくと、ひときわ白く新しそうな看板が。

「植樹祭のお知らせ」でした。

そう、出雲さんは「千年の杜(もり)」計画を6月から本格始動させたのですね。

Photo_3
古来からその土地に適応してきた木々を植え、三年かけて育て、あとは自然のままに任せる。

そうやって、絶えず人間の手入れが必要な松林や杉林とは違った、本物の自然の森ができていくそうです。

詳細は出雲さんの特設ページ(上記にリンク貼ってあります)に出ているのではぶきますが、先祖代々から受け継がれて来た鎮守の森=日本人の自然を敬い先祖を尊ぶ心を、生まれ来る未来の子孫へと名実共に託していく − それがこの計画のねらいです。

人間は、生き物の中では長寿の部類に入るうえ、生きるために自然からあらゆるものを搾取しながら毎日を過ごしています。
地上に見える動植物から命をいただくことから始まり、さらには既に地中・海中に埋もれた太古の生き物の死体(原油)その他を資源とし、常に消費を続けている。

蚊が血を吸って卵を産んだり、ライオンが何日も腹を空かせてさまよった挙げ句にやっと獲物を捕らえて食す・・・といった世界とは桁違いなほど、我々が自然に与えている負担とは想像を絶するものです。

そうやって掘り起こしては地上にゴミを山積し、という営みだけを続けて行けば、どんな未来が地球を覆うことになるのか?
・・・もうすでに危機感から様々な行動は広がりつつも、「経済効果」という名の得体の知れぬ大義から抜け出せずに飲み込まれている我々。Photo_5

おいしく清らかな水、豊かな四季折々の作物、全てを生み出してくれ育ててくれる森。
日本はこんなに小さい国土ながら、こんなにも豊かな自然に恵まれてきました。
自然に感謝しながら生きて来た我々日本人。その感謝の心が表れたのが神社であり、神社を取り巻く鎮守の森でもあるのですね。

これほどまでに物質的豊かさを謳歌することができるようになったのも、無数の過去の人々の苦労と努力があってこそ・・・
そして、時代が進めば進むほど、過去の人々以上に自然への感謝の心・ご先祖様への感謝の心を形をもって示す事が大事となってきます。

「千年の杜」計画は、このような感謝の心を未来へと託すための、世代と時代を超えた企みなのです。
出雲さんの十八番である、「縁を結ぶ」=過去と未来を幸せに結ぶ企みです。
そして明治維新以前には当たり前のように営まれて来た、日本人の生き方でもあります。

毎月第三日曜日に植樹祭が行われているということなので、来週の日曜日には私も参加したいな・・・と思っています^^

人間の肉体より長く生き続ける木々・・・木々は大地に根を張り、大地を災害から守り、生きとし生けるものを守ってくれる尊い存在。
温暖化で植生が変化しないか、それだけが心配ですが・・・
それを遅らせるためにも、できることからしていきたいものですね。

人間は、自分の年齢の10倍に当たる本数の木を一人一人が倒している計算になるといいます。
40歳で400本。80歳で800本。地球の人口は・・・?

想像力と行動力、大切にしたいものです。

※植樹祭の様子は、毎日新聞にも紹介されています。

Photo_4
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