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2009年6月11日 (木)

「クメピポ」朝青龍関の巻

久米宏さんの番組「クメピポ」の今日のゲストは横綱・朝青龍関でした
横綱、その前には「笑ってコラえて」にも出演してましたが・・・

大相撲に熱中するまでは、私の中ではマイナスイメージが先行していた横綱。
(マスコミから流れて来る話題だけ聞いてたレベルだし)

ところが、場所を見始めてからそういう先入観に自分でも「?」。
今年の初場所で優勝が決まった瞬間の横綱の涙を見て、「?」も完全に消え失せました。
それからは、横綱の笑顔を見ると「可愛いなあ」と思ってしまう今日この頃です(笑)
場所での取組前の気合い入れポーズも、「にくたらしい奴」とは違う見え方がしてきてます。
それは、朝青龍関に対する印象が自分の中で変わったからというよりは、横綱自身の微妙な心境の変化が関係しているようにも思います。

マネージャーさんのブログの存在も最近知りましたが、そこから見える横綱の姿もまた純粋で愛嬌も人を気遣う心もたっぷりある、魅力的な人物像でした。

今日はそんな横綱がずずずずい〜っと満載の番組。
久米さんもレギュラーの皆さんも、横綱の意外な答えにびっくりすることしきり。
私もこういう番組に出演する横綱は初めて見たので、かなり楽しみながら見てました。

「日本に来て一番驚いたのは?」「海」

「日本で一番きれいだと思う芸能人は?」「昔も今も松たかこさん」

「日本語で一番好きな言葉は?」「ありがとう・・・ですね」

「悩みを心の底から打ち明けることができる人は?」「・・・・自分じゃないですかね」

「おふくろの味は?」「え?(「おふくろ」って何?と横綱)」「お母さんの味です」「塩味のボーズ」

「相撲をやめたいと思ったことは?」「あります」

「相撲やってなかったら何やってた?」「サッカー。・・・とは言えないっすね(笑)ゴルフ・・・も言えないっすね(周囲も爆笑)。やっぱ格闘技、柔道とか、レスリングとか」 

「横綱に必要なことは?」「気合い・・・やっぱり気合いがないと。全力を出し切るためにね」

「今までで一番悔しかった一番は?」「この間の日馬富士戦」

「最近泣いたことはありますか?」「あるね・・・日馬富士戦の後。・・・(腰が)痛くてね〜(笑)お風呂で涙出たね。ちょっとだけ」

「一番飲んだお酒の量は?」「二人で一晩で一升瓶16本空けた」

え・・・え〜っ!?!?( ̄Д ̄;;しかも相手は魁皇関・・・!?(@Д@;

「生まれ変わったら日本の力士になりたい?」「なりたくない。同じことはとてもじゃないけど二度はできない。生まれ変わったら普通の人になりたい。普通のモンゴル人・・・自然が好きだから、自然の中で普通に暮らしたい」

「この人に出会えて心から良かった、と思える人は?」「(かなり考えて)・・・二子山親方」
若貴の亡き父上・もと大関貴ノ花が巡業部長だったとき、朝青龍関は琴光喜関・若の里関らとともに厳しく鍛えられたそうです。
厳しい稽古があったから、今の自分がある。
(モンゴル人力士は日本人力士の3倍は稽古する、と久米さんは別の話の際にコメント)
病床についていた二子山親方のお見舞いに行けたことが、一番心に残っていると横綱はいいます。
自分も強くなって恩返しができた、と。

巡業は貴重な時間。
東京にいれば出稽古は確かにできる。
だけど、巡業では普段一緒に稽古できない力士たちがみんな揃っているので、気になる相手と思う存分戦えるまたとない機会。
確かに・・・
巡業はそのためにも無くてはならないものなんですね。

他、横綱がトレーニングに使う20kg・30kgのダンベルの紹介、手相占い(横綱は32歳で別の道が開けるそうです・・・しかも相撲と違う道でも成功すると。横綱すかさず「(32歳で)引退するってこと???」)、ワールドちゃんこ朝青龍の紹介、貴乃花との最後の一番のVTR(これは・・・すごかった〜、もう一度見たい!!!)、モンゴルの平原の写真など、いろんな側面から横綱を見ることができた1時間。

あっという間で、もう一声お願い!という感じでもありましたが、やっぱり横綱はかわいいやんちゃな若い28歳の(8km x 4kmの山を買った笑)青年でした。
若いだけじゃなく、知性も精神力もある、まっすぐな心の青年。

「マスコミの言うことは本当だったんだろうか?」と久米氏。
「おふくろ」の件でもそうですが、12年日本に住んでいるにしても、日本人ではない横綱が、言葉やニュアンスの問題で誤解を生じるがあっても不思議ではない。
外野の声をシャットアウトして、ありのままを見ることは大切。

千原ジュニアくんが言っていた「品格品格という奴にそんなこと言う品格なんてあるんですか!?あの気合いとガッツポーズこそ品格だぞ!」のコメント。
ウン。私もそう思います。ジュニアくん、ナイス!

相当悔しかったと思われる日馬富士戦。
来場所・・・
ますます波乱含みを予感させるのでありました。

でも、やっぱり横綱の笑顔は可愛い
怪我を治して、土俵でまだまだ暴れてほしい人ですネ

(モンゴル語・・・そうか、文法同じなら頑張って勉強してみたいな、やはり
しっかし、日本の大相撲がモンゴルでは全放送局一斉に生放送されるって話・・・オドロキです

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