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2009年7月28日 (火)

H21大相撲名古屋場所・千秋楽を終えて

大相撲名古屋場所も何だか遠い昔だったような気分・・・
でもまだ一昨日のことだったのだなあ。

今場所、自分でも不思議な感覚が結構ありました。
ある力士がどうしても勝つイメージが湧かない時、本当にその通りになったり。
どう考えても負けそうな力士が、「ひょっとして勝つかも・・・」と見ているうちに本当に勝ってしまったり。
かなり、そういう場面が多かったのだな、実は。
直感?

やはり、今場所は賜杯が白鵬関の手に。
故障と調整不足の朝青龍関も、あの差し手の巻き替えのすばやさに「場合によっては!」と期待を抱かせるものがありましたが、一枚上手は白鵬関でした。

順当な優勝。
思いっきり脱力だなあ・・・

翌日の朝日新聞の記事で『ライバルと呼べる存在がいなくなった白鵬にとって、モチベーションを維持するためには工夫(DVDなどで過去の横綱の相撲などを研究、双葉山関を意識)が必要なのかもしれない。場所中も「何かないとやっていけない」と口にしていた。』とありました。

でも、そろそろ他の関取たちが横綱の牙城を崩す時に差し掛かっていると思いたい。
生まれつき恵まれた体と頭の良さで、若い24歳の横綱は悠々とマイペースを貫きながら優勝11回を成し遂げました。
そこに割って入る士(もののふ)に・・・期待します。
もちろん、朝青龍関にも頑張ってほしいのですが。

いくつか千秋楽についてなど独断と偏見で。

幕下の優勝決定戦、くじ引きで竜電が当たったのが双大竜
分が悪い・・・と思ったら、残念ながら負けてしまいました。
さらに、その双大竜も負けてしまい、不思議な雰囲気深尾が優勝!
インタビューを受けていた深尾クンは・・・立合いポーズに似合わずとても普通の青年でした(笑)
イメージ的には?大型力士の多い木瀬部屋デス

協会挨拶が遅れたのは白鵬関が遅刻したからとか・・・
まあ~確かに渋滞はあるかもしれませんが・・・う~ん。
力士の皆さんの入場タイミングに関してはよくわかってませんが、宮城野部屋の宿舎は遠かったのかしら。
今調べたらそれなりに距離はあるようですね。

が・・・あれ?
宮城野部屋の公式サイト、いつから閲覧できなくなったんだろうか

旭天鵬関に対する舞の海さんのコメントに「おお~」と納得。
何気に上位に定着しているテンホー様は、テーピングもなく本当に綺麗な身体をしています。
怪我がないからこそ、定着していられる。そして自分の型をしっかり持っている。
怪我無しの秘密は舞の海さんによると、テンホー様は相手がぶつかってくる際、うまく身体をずらし?て衝撃を和らげるようにしているとか。
その分ダメージを受けるのが少ないらしい。
・・・そうなのか。
今度、気をつけて見てみようと思います。
(でも相変わらず相撲のスピードについていけない蒔右絵門です

なんにしてもテンホー様は美しいですね。
太刀持ちの姿など、いつも惚れ惚れしてしまいます
インタビュールームでの笑顔も最高です

把瑠都関の吊り出し。琴奨菊関、足バタバタするも全く意味無し。
北の富士さん「吊り上げられる方も、昔はもっと色んな手を使ってたのに。今の力士は勉強不足」みたいなことをおっしゃってました。
自分が相撲経験ないので全くわかりませんが、足以外に腕・肩では抵抗しようがないのかどうか・・・そのあたりを北の富士さんは言いたかったのでしょうか。
把瑠都関の吊り出しを振り切る力士のシーン、私の夢です(笑)

日馬富士関、身体の小ささが仇となった今場所という感じでした・・・
あのスピードに体重が乗っかれば・・・
でも、少しずつ色んなことを克服して、いずれ品格ピカイチの横綱へとなってくれることでしょう。

琴欧洲関は、ああ~もう本当に残念だった・・・
場所直前のブログで「40番けいこしました」なんて出てたので、これは相当やってそうだな~なんて漠然と思っていたら、本当に見違えるほどの安定感!
日馬富士関、今場所の琴欧洲関に対しては軽すぎた・・・
悔しそうだった琴欧洲関は、きっと来場所さらに力をつけてくるのだろうな。

千代大海関、千秋楽できっちり勝ち越しを上げました。
鶴竜関、災難だったな・・・じゃないか
今場所はちょっと鶴竜関の影が薄くなってしまったので、来場所に期待したいと思います。

栃乃洋関も元気がないのですが・・・出島関の引退直後は圧倒的な一番でしたが、その後は何かもろさが・・・
表情も冴えなかったような気がします。来場所、元気なベテランの姿が見たいなあ。

豊真将関は先場所の悔しさをバネに、ついに10勝と二桁をあげました。
解説で出演していた錣山親方「彼は一体どこをなおせばいいんでしょうかね!?」と向こう正面の親方に泣き付いてたりして・・・笑えました(笑)
豊真将関、今度はもっと上位でいい相撲を!

翔天狼関は本当に力強さが光ってました。
顔つきも先場所までの戸惑った様子からは全く違い、気合の入り方がすごく伝わってきた。迷いのない強さがありました。
千秋楽に見事11勝目、条件だった白星で敢闘賞受賞。
さてさて来場所はいかに?番付も楽しみです。

後半失速した稀勢の里関も、来場所はさらなる課題を乗り越えて自分自身が納得のいく相撲を取りきってほしいですね。

・・・もうきりないわ^^;

巡業で皆いろんな人たちと稽古して、切磋琢磨して来場所盛り上がるといいなと思います

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