H23年大相撲五月技量審査場所・3日目
十両土俵入り少し前からストリーミング放送を見ました。
幕下、いい相撲が目白押し。
そして十両土俵入り。関取の少なさに、隙間風が吹く思い…淋しすぎる…。
幕下の解説は千賀の浦親方。場所前の取組について。「部屋では本場所方式でも相撲をとりました。行司・呼び出し付き、装束つきの本格的な形式です。部屋でも盛り上がりました。」
そうですよね。場所がないと、力士もそうですが行司や呼び出しの皆さんも勘が戻って来ないでしょうから…一丸となっていい稽古ができたのでしょうね。
しかし幕内・十両とも立ち合いが合わない取組多い。
十両、取組2番だけピックアップ:
富士東○明瀬山●~突き押しの応酬、激しい相撲に。見ごたえあった。富士東の突き落としで勝負が決まる。
と、この直後しばらくストリーミング映像が切れてしまった(T_T)ファイアーウォールの関係?
黒海の取組すっ飛び…。えっ三連敗ですって…。
武州山○大道●~ 武州山の上手ひねり!一度押し込むが大道持ちこたえ土俵中央で様子を伺う両者。先に動いてすくい投げのような投げ(に見えたが決まり手は上手ひねり)で武州山に軍配。武州山、解説でも言ってましたが応援したくなる力士なんですよね~、また幕内に戻って相撲をとってほしいなあ。明日は青森県人同士で高見盛戦を幕内で!燃える武州山に期待しましょう(笑)
幕内~解説:片男波親方
〈前半戦〉
雅山○宝富士●~長丁場の疲れる押し相撲、雅山、何とか押し出した~!かなり息切れしていたのではと。かなり盛り上がった取組。
魁聖○栃乃洋●~引きに走ってしまった栃乃洋、魁聖ひるまず押し出し。魁聖、いい相撲で三連勝。
臥牙丸●木村山○~木村山、6kgお腹が苦しいのでダイエットしたらしい。突き合い激しいが臥牙丸がいなされて後ろ向きになってしまったところで木村山、送り出し。
高見盛●豊響○~ 「高見山」と言い間違えるアナウンサー(苦笑)高見盛の気合い注入に声を合わせるお客が少ない少ない…笑い声しか聞こえない。高見盛両差しになりそのままいくかと思いきや、ガガッと押し込んでいく豊響。そのまま右足が出てしまった高見盛。決まり手は寄り切り。豊響は三連勝。
時天空●栃乃若○~土俵入りでは何故か舐めるようにひときわアップが長かった栃乃若(笑)でもアナウンサーからは特別なコメント無し。195センチと恵まれた体で期待の若手。真っ向から当たった途端引こうとした時天空だが、栃乃若負けずに出てそのまま押し出し。栃乃若、初日。
土佐豊○若荒雄●~若荒雄、突っ張り叩きへ行こうとした時、土佐豊が出て逆に引き落とし。若荒雄は引き前提の突っ張りをするので威力が出ない、と片男波親方。同感。いつもぺちぺちやってる印象。でも毎日、女性の黄色い声援が飛んでいる。以前から熱心な若荒雄ファンがいるようです。
旭天鵬●朝赤龍○~当たって左に動く朝赤龍、頭をつけてねばる。また長引くかと思ったが、朝赤龍にしては早めに動き旭天鵬土俵際、一瞬朝赤龍すべり危うしと思われたがそのまま寄り切りで朝赤龍の勝ち。三連勝。
翔天狼●嘉風○~鍛えて一回り大きくなったという翔天狼。しかし当たってそのまま引こうとしたため嘉風そのまま出ていき翔天狼を押し出してしまう。小さい体の相手への作戦、翔天狼大失敗。
栃ノ心○若の里●~2勝0敗同士の対戦。立ち合い合わず。当たって引いてしまう若の里、栃ノ心が出てそのまま若の里土俵を割るかと思いきや再び中央に戻る。が不安定なままの若の里、栃ノ心に寄り切られる。栃ノ心三連勝。
〈後半戦〉
阿覧●玉鷲○~師匠の片男波親方、下半身が安定していないので押し相撲に徹してほしい、と玉鷲に。相手を見てしまうなど甘さを指摘。立ち合い阿覧が突っ張り引きへ、しかし玉鷲が出て寄り切り。結果は親方も言うこと無しの会心の相撲。
豪風●安美錦○~立ち合い、呼吸が合わず仕切り直しの両者。当たって押し込む安美錦、が豪風も負けずに突いていき安美錦引いてしまう。がなんとか土俵際回り込み突き合いついに豪風が引いて安美錦が出てしまったように見えたが軍配は安美錦。物言いも無し。足が先に出ていたか、豪風?決まり手は押し出し。
鶴竜○稀勢の里●~小結対関脇。立ち合い張る鶴竜、差して鋭く前へ攻める。あっという間に稀勢の里が土俵を割ってしまう。決まり手は寄り切り。稀勢の里、すでに2敗…。お…おお~い!!!
琴奨菊○隠岐の海●~正面から当たり琴奨菊こじ入れるように両差し、やはり格が違い隠岐の海何もできずに土俵を割る。琴奨菊、寄り切って快進撃の三連勝。自分の相撲をとっている。対する隠岐の海、三連敗で初日が出ない。
栃煌山●魁皇○~昨日の対豊ノ島戦での魁皇の勝ちっぷりがすごかったらしい。見られず残念(泣)立ち合いフライングの栃煌山。二度目も両者ふわっとした立ちあがりで栃煌山、いつもの両差し狙うが魁皇がうまく動く。お互い何度も押し込み最後に栃煌山が押し出すと同時に両者土俵を出てしまう。が、一瞬踏ん張った魁皇に分あり。栃煌山、2勝1敗に。栃煌山は粘りがないのだった。まあ、まだ一敗なのでまだまだ頑張ってほしいですね。
琴欧洲●北太樹○~お互い踏み込むが北太樹の叩きで華麗にも両脚が宙に舞う琴欧洲…西側の土俵下に消えて行く(汗)琴欧洲、今場所はいつも以上に生彩を欠く…すでに2敗!!!
豊ノ島●日馬富士○~今日も伊之助さま、麗しゅう♪薄い水色に金の紋、紫のアクセントが実に洗練されております。日馬富士、腕をぐっと伸ばしのど輪で詰めて前へ。豊ノ島なすすべもなく寄り倒される。以前に比べると「これで勝てる!」という確証が持てない日馬富士。今日も勝ったが迫力がいま一つの気がする…。 本来なら立ち合いそのままの威力で土俵際まで一気に突き進んでいたはず。でも豊ノ島の体重と運動神経を考えたら電車道も難しいか?
把瑠都●豪栄道○~豪栄道は5kg減。片男波親方曰く「影響ないのでは」。把瑠都はマイナス2kg。 すかさず右上手の把瑠都だったがお互い回り込んで土俵際に追い込んで、と会場も何度も沸き立つ。どちらが先に寄り切られるかとハラハラする中、豪栄道のスピードで把瑠都、バタバタとして体勢が整わないまま投げを打たれる。豪栄道の決まり手は上手投げ。あ~あ、大関陣!!!
白鵬○豊真将●~白鵬への声援多し。向こう正面マス席にも「白鵬」の字が複数躍る(笑)。しかし豊真将にも負けじと黄色い声が。立ち合いフライング豊真将。仕切り線から下がってはおらず普通に構えていた(笑)二度目の立ち合い、白鵬が右差し即効寄り切ってしまった。あ~、速いっ!!!豊真将、上位との対戦が続き三連敗。
4日目は9時30分から取組開始予定とのことでした。
はあ~それにしても…徳瀬川、今場所は西前頭筆頭だったのに。ものすごく悲しいよ、星取り表を見ると…。
以上、三日目でした。
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