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2011年5月12日 (木)

H23年大相撲五月技量審査場所・5日目

序盤戦最終日。
十両、やはり富士東がよいなあ。今日は特に腰も座ってぐんぐん行った。

幕内五日目の解説は元琴錦、「伝説上F1相撲」秀ノ山親方。しゃべり方もF1級か?()朝の4時半から国技館入りしていらっしゃるそうですが、お客さんも朝早くから列をつくって並んでいるとか。親方一人で受けた問い合わせ電話は、10時から16時までで120件にのぼったそうです。

西の幕内土俵入り、先導行司は木村和一郎さんでした♪
それでは覚書程度ではありますが振り返ります。

〈前半戦〉

木村山●大道○付き出し~突き離しっぷりがよい大道が突いて早々に勝負が決まる。

高見盛●雅山○押し出し~本日35歳の誕生日を迎えた高見盛。幕内2番目の取組かあ…幕内に残れるか?とりあえず今日は雅山の突き押しに引く場面もあり墓穴、攻められてしまった。黒星で迎えた誕生日となってしまった。

臥牙丸○栃乃洋●寄り切り~立ち合い当たってすぐ左に変わり気味に差す栃乃洋だったが、胸が合ってしまい豪快に寄る臥牙丸が向こう上面側へ栃乃洋を吹っ飛ばすかのように寄り切り。

魁聖○時天空●寄り倒し~魁聖左上手、苦しい時天空右足で内掛け何度も狙うが成功したと思いきや逆に自分が下敷きになり魁聖5連勝~!!!

栃乃若●若荒雄○引き落とし~もろ手突きの若荒雄、引きに屈しない栃乃若だったが執拗な突っ張り続きまた引きが入る。再び突っ張り土俵際で若荒雄がそのまま出していくかと思いきや引いてついに栃乃若バッタリ。両脚が揃ってしまった模様。自分の中では栃煌山と映像がかぶってしまった。春日野部屋若手の特徴???

豊響○朝赤龍●押し出し~左四つの朝赤龍だが豊響、そのまま押していき朝赤龍何も出来ず土俵を割る。豊響、5連勝。朝赤龍、ついに土がつく。

旭天鵬○翔天狼●寄り切り~立ち合い当たって旭天鵬が踏み込み、思わず左上手組んでしまう翔天狼。旭天鵬の引きつけ強く、理想的な形で寄り切り決まる。

土佐豊○嘉風●肩すかし~小柄な力士同士の対戦。秀ノ山親方曰く「嘉風には型が無く何がしたいのかがわからない」。立ち合い思い切り踏み込む嘉風だが足が前に出なかったか。腕だけが伸びた状態の嘉風に対し、下がった土佐豊がかわすように動くと嘉風そのまま流れてしまう。悔しそうな嘉風。

玉鷲○若の里●押し出し~若の里、立ち合い左入りもろ差しになるが玉鷲がおっつけ若の里の右手が切れる。そのまま力強く玉鷲押し出し。

〈後半戦〉

阿覧○栃ノ心●寄り倒し~ロシア対グルジア()対戦成績は33で互角とな。二人とも、白鵬に対してもがっぷり四つに組もうとするのは考えた方がいいのでは、と秀ノ山親方。「自分十分でも横綱は二十分なのだから。しかしもともと力がある両者なので技が加わってくればかなり怖い存在になる。」立ち合い阿覧の突き離し、相手を崩しつつ組んで力強く吊る場面も。会場どよめく。吊ることで納豆大好き栃ノ心のバランスをさらに崩させ寄り倒す。栃ノ心連勝ならず。組ませなかった阿覧の作戦勝ち。

隠岐の海○安美錦●押し出し~力士として「どうも形がない」と秀ノ山親方、隠岐の海についてコメント。立ち合い何となく及び腰に見えた隠岐の海だが、うるさい安美錦に対し構わず前へ出る。安美錦、引きにいこうとしてしまい隠岐の海そのまま安美錦を押し出す。ちょっと強気が戻って来たか、隠岐の海?明日はさらに良くなるかも。って、対戦相手は魁皇か~。でもちょっと面白くなるかな?

鶴竜○豊ノ島●押し出し~東西小結対戦。昨日の今日というわけで鶴竜は長い腕で突っ張り攻めに攻める。豊ノ島、動こうとするが逃げられず飛ばされてしまった。豊ノ島、これで5連敗…。でもこれからが豊ノ島、と思いたい。

琴奨菊○豪風●寄り切り~腰低い者同士、対戦成績は豪風が上。琴奨菊は苦手をつくってはいけないと秀ノ山親方。立ち合い豪風が差していったことでいきなりガブる琴奨菊、豪風の両腕をかかえこんでそのままさらに押してガブって寄り切り。琴奨菊、さすがに連敗は自分にも許さない、という感じの気合いでいったか。

稀勢の里●日馬富士○外掛け22敗同士。そっそうか…。場所前の稽古で稀勢の里が優勢だったらしい。そこで日馬富士、後日鳴門部屋へ出稽古に行き全勝したとのこと。立ち合い突く日馬富士、速攻で土俵際に稀勢の里を追い込む寸前組もうとする稀勢の里に外掛け。稀勢の里の上に倒れ込む日馬富士。はあ~、良かった…稀勢の里にも期待してるとはいえ…()

把瑠都○栃煌山●寄り切り~昨日、把瑠都は技量審査を「遊びの場所みたい」と負けた3日目の取組後にこぼしたらしく、理事長カンカンだったとか。で昨日は意地を見せたわけですが…。しまった、見逃してしまった取組を(汗)気付いたら栃煌山が組んでいる!しかし把瑠都、土俵を回りながら栃煌山の攻めを嫌い揺さぶり気味に土俵際へ追い込む。

豊真将●魁皇○寄り切り~よく魁皇と食事をするらしい秀ノ山親方。もうやめたいともらすこともあるという魁皇を「やめる時はいつでもやめられるけど、戻りたいと思っても戻れるものじゃないから、いけるところまで頑張れ」と励ますそうです。立ち合い豊真将フライング。二度目、右おっつけ姿勢から左を差す豊真将だが魁皇落ち着いて豊真将の腕を抱え込みそのまま寄り切り。これで魁皇、大関515勝。千代大海に並んだそうです。すごい!!!

琴欧洲●豪栄道○突き落とし~今日はここまで大関全員白星。仕切りを見ていても琴欧洲はおどおどしていて心配、という秀ノ山親方。注意することは繰り返し同じことで、なぜ相手に合わせて体を低くしてしまうんだ、どーんと当たって行けばいいじゃないか、と。叱るのではなく励ますように諭すそうです。相撲を小さくする必要ないのに。で、立ち合い突きで攻めて行くのは琴欧洲だったが、後ろへ回り込みながら逃げる一方の豪栄道、突進する琴欧洲をかわすように突き落とし、またしても土俵の外を三段跳び状態で飛んで行ってしまったよ琴欧洲~~~(泣)しかし豪栄道はいい相撲とはお世辞にも言えないなあ。琴欧洲、これで14敗…ううう…

白鵬○北太樹●寄り切り~北太樹、3度目の対横綱戦。ああ~立ち合い前回し取り低い腰でそのまま寄り切ってしまった横綱。全く無駄のない厳しい動き。これで幕内通算500勝!

弓取り式の祥鳳、大阪の門真市出身だったんですね。モンゴル出身かと勝手に思ってました~(汗)最近、モンゴル人力士のほうがお相撲さんらしい風貌をしている人が多いから、と…()今日初めて取組を見ましたが、勝ってました。突き落としだったけど。

これで序盤戦、5戦全勝力士は魁聖、豊響、白鵬の3人。4勝1敗は朝赤龍、土佐豊、栃ノ心、豪栄道、琴奨菊、把瑠都、魁皇の7人です。

6日目の取組開始は午前930分からです()

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