H23年大相撲五月技量審査場所・6日目
6日目。
十両で注目していた富士東、今日は小さな磋牙司が動き良くペースがつくれぬまま突き落とされてしまった。
幕内土俵入り。今日の会場は今場所で一番声援が上がっている気がします。
そして魁聖が横綱土俵入りで露払い!!
新入幕でいきなりとは・・・初めての経験ですな^^
今日横綱が対安美錦戦なので、代わりに入ったのですね♪
なかなか堂々としてよい感じです^^
解説は元隆三杉の常盤山親方。
〈前半戦〉
高見盛●木村山○引き落とし~2勝3敗同士の対戦。立ち合い木村山いきなり突き強く高見盛を土俵際まで押し込んでそのまま引く。あっという間に終わってしまった。
臥牙丸○高安●寄り切り~土俵下に控える錣山親方、髪が伸びたせいか雰囲気が違うような?仕切り中ついそちらに目が(笑)立ち合いさっと右上手の臥牙丸、すかさず高安突き離そうとするが臥牙丸はがっちり胸を合わせて腰から脚を踏み込み土俵へ追い込む。両者ともに3勝3敗。
雅山●時天空○蹴手繰り~立ち合いいきなり時天空、雅山の頭に覆いかぶさるように引きながらけたぐり。雅山落ちるしかない・・・。
魁聖○栃乃若●押し出し~将来が楽しみな二人の対決。魁聖、かちあげ気味に当たり押しに徹して力強く栃乃若を押し切る。魁聖、すごいぞ!!!6連勝!!!
土佐豊○栃乃洋●寄り切り~家族に話しかけられて見逃したがこれ、かなり盛り上がってた・・・(泣)どちらも攻めて激しかったが土俵際うまかったのが土佐豊。決まり手は寄り切り。
旭天鵬○豊響●寄り倒し~行司、和一郎様♪立ち合い右上手の旭天鵬、豊響を吊り気味に胸を合わせて力強く攻め切る。豊響、土俵下に転がり落ちるのであった。平成の猛牛、6連勝ならず。ついに土がついてしまった。
若荒雄●嘉風○突き落とし~立ち合い合わず。二度目、突っ張り合いとなり若荒雄はバレリーナ(!?)のように一回転を二度やってしまう。二度目の一回転でよろけ気味、嘉風に突き落とされてアウト。
玉鷲○朝赤龍●上手投げ~突き押しとは徹しようと思っても簡単にできるものではない、と常盤山親方。立ち合い突っ張り合いから優勢になりつつあった朝赤龍を、玉鷲が突き落としするかのように上手投げ。ちょっと玉鷲危なかったが拾った一番。突き押しの話をしていた矢先のこの決まり手(笑)
翔天狼●栃ノ心○上手投げ~栃ノ心、一連のことがあり外出を控えて部屋のちゃんこを食べ続けたせいか自然に9kg減ったのかも、との こと。立ち合い栃ノ心、すでに左下手ガッチリ、向こう側の右腕で投げ捨てるように翔天狼を土俵に叩きつける。豪快!翔天狼、どうも調子が出ないなあ。精神 的なものがあるのかもしれない。どうも気合い入った顔つきが見られない。
〈後半戦〉
豊真将●若の里○押し出し~立ち合い若の里が張ってバランス崩れる豊真将、そのまま踏み込んだ若の里が押し切りあっという間に勝負がつく。いやはや若の里、若い~!
阿覧○栃煌山●極め出し~過去の対戦成績が阿覧7勝、栃煌山1勝とな?阿覧、叩き込みで勝ってきたか?(間違ってたら御免笑)立ち合い栃煌山、両差しが決まらず逆に腕を抱え込まれ阿覧が極め出し。ありゃりゃ。
鶴竜○豪栄道●押し出し~横綱白鵬はともかく、これまで四大関を総なめにした豪栄道。内容はそんなに良かった印象なかったけど、本人 は琴欧洲との対戦後に気の良さそうなコメント残してたような。立ち合いから激しい鶴竜の突っ張り、引きが炸裂。豪栄道を崩しながら威力ある突っ張りで押し 出してしまう。これぞ鶴竜だな。豪栄道、このスピードには逃げ切れなかった。やはりこれまでは大関陣が冴えなかっただけ、ともいえる気がする。
琴奨菊○豊ノ島●寄り切り~これも楽しみな対戦。とはいえ豊ノ島は相当合い口が悪いらしい。立ち合い琴奨菊が豊ノ島の左腕を右腕で抱え込み、ガブり気味に豊ノ島の技を抑え込む。Uターンして東側へ寄り切り。豊ノ島、まだ初日が出ない~。
琴欧洲●豪風○突き落とし~琴欧洲、どうやら膝の状態がよくないという噂が。動きにキレがないのはそのせい?対戦成績によると琴欧洲 に分がある。身長差31センチですって。立ち合い豪風がきらい二回目、豪風左へ変化して叩きにいくが失敗、とはいえ琴欧洲がバタバタしているすきに豪風再 び狙って突き落とす。琴欧洲、土俵上で終わったことが無い今場所(泣)明日は安美錦!?最悪・・・このままだとカド番も覚悟しないとならないかも!?
北太樹●日馬富士○押し出し~北太樹、対日馬富士戦は二度目のチャレンジ。立ち合い低く鋭く踏み込んだ日馬富士の電車道!!!お客さんもあっけにとられて拍手もまばら^^;北太樹、もうちょっと踏ん張れるかと思いきや日馬富士のスピードに頭が真っ白になったか?
把瑠都○稀勢の里●突き落とし~立ち合い深い把瑠都の右上手、左も入ったところ稀勢の里が切りに入る。そのタイミングで把瑠都すくい投げを狙うが決まらず、両者土俵を時計回りに回って把瑠都が稀勢の里の体勢を崩し突き落とし。把瑠都、1敗守る。稀勢の里、2勝4敗・・・。
隠岐の海○魁皇●寄り切り~隠岐の海、日を追って少しずつ集中力が出てきたか?顔に気合いが入っている。立ち合い隠岐の海が突いていくが魁皇の右手が隠岐の海の左腕をガッチリ、隠岐の海横に回って魁皇の力を逃がしつつ今度は前に出て行く。魁皇土俵で持ちこたえるがさらなる隠岐の海の寄りで左足が思い切り土俵の外に出てしまった。隠岐の海にとって初の対魁皇戦、これは調子に乗って来そう!
白鵬○安美錦●上手投げ~アナウンサー、安美錦の仕切りが不気味、と(笑)。実際、立ち合い左変化の安美錦、回しを取りあぐねる横綱にけしかけ続け白鵬も一瞬足が流れるのではと思うような激しい展開に。しかし土俵際追い込まれても、やはり決めるところは決める横綱が上手投げ。
これで6勝全勝は新入幕の魁聖と横綱白鵬のみに。5勝1敗は土佐豊、豊響、栃ノ心、琴奨菊、把瑠都の5人。
土日の折り返し地点、これは見ものですね!少しずつ、力士たちの精神力が試されてきます。
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