H23年大相撲名古屋場所・10日目~魁皇、ついに引退
対琴欧洲戦。
立ち合い前の土俵の外、テレビに映し出される魁皇の目と仕草がいつもと全く違って見えました。
覚悟を決めたかのような、この取組に全てを賭けるつもりだろうか、という雰囲気を滲ませているように感じたのです・・・。
しかし、踏ん張れなかった魁皇。
解説の北の富士さんが「もう今夜は親方と話し合わないと」とコメントした時には、「まさかね・・・」と思いつつ、取組後「気力はありますか?」との問いに対して「う~ん・・・」と言葉を濁した魁皇だった、と聞いて何かいやな予感も少ししつつ・・・若荒雄対日馬富士、結びの白鵬対稀勢の里戦を見て夕食準備。
7時のニュースで「魁皇引退表明」と聞き、びっくり・・・!!!
でもすでに7敗、明日は対隠岐の海戦。
平幕力士と対戦して負け越すのであれば、大関戦で潔く・・・というのが良い引き際だったのでしょう。
史上最多の1047勝という偉業を成し遂げ、毎日が自分の体との戦いだった魁皇には本当にお疲れさまと心から伝えたい。
九州場所で終えてほしかったなあ・・・という思いもありましたが・・・やりつくしたのですから。
高見盛関も今日やっと2勝目。
幕内の目玉力士が二人ともいなくなったら・・・と想像して、ちょっと客足が不安になってしまうな~と考えていた矢先の大関のニュース。
若手は育ちつつありますが、魁皇ほど愛される関取が果たして登場するのかどうか。
やはり魁皇は偉大すぎました・・・。
今日の一番は、豊ノ島対鶴竜。
激しかった~!
レスリングのようにお見合いになった場面もありましたが、豊ノ島の天性の運動神経が最後に光った、迫力満点の突っ張り合いの取組となりました。
こういう取組を見ると鶴竜もまだ物足りないのかな、なんて・・・^^;
琴奨菊、がんばれ!!!今日はよかった!!!(笑)
やはり客は力士の精神性を見るのです。精神的に強くあれ!
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