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2011年11月30日 (水)

H23年大相撲九州場所が終わって

最近は大相撲記事もサボりまくりです(^-^;
というより、ろくにブログ更新してないとも言えますが・・・。

九州場所は見所満載でした。
13日目に優勝が決まってしまったのは残念でしたし、稀勢の里の大関昇進ほぼ確定とのニュースが千秋楽最後の取組を待たずに出てきたことにも正直びっくりな場所ではありましたが、琴奨菊の大関昇進を受けて周囲が闘志を燃やしはじめた様子が随所に見てとれる興味深い15日間だったと思います。

そして稀勢の里。ついに今日、満場一致で大関昇進決定!
これからは迷わず、文字通り精進を続けてさらに上を目指してほしい!
口上も稀勢の里らしくシンプルでした(笑)でも、そこが好感持てますね。
初場所の国技館、盛り上がりそうです!(≧∇≦)
初日の白星で涙ぐむ姿から、終盤で何やら独り言をつぶやく姿まで、今場所の稀勢の里の姿には印象深いものがありました。目安の33勝というのはあくまでも目安、だと思います。
親方亡き後の大関昇進・・・これから大変でしょうが、辛さを経験するほど強くなれると信じています。

それから続いて本日、新十両も発表となりました。
北はり磨、阿夢露、明月院あらため千代大龍、誉富士そして再十両の徳真鵬。北はり磨に阿夢露、ソップ型がだんだん増えてきてうれしい。阿夢露は阿覧よりよほど相撲らしい相撲をとっているので、期待したいと思います(笑)
明月院はなぜそんな四股名だったのか・・・未だに気になっております^^;

白鵬はやはり強かった。三度目の正直とはいきませんでした稀勢の里と琴奨菊。
最後の把瑠都戦に関し、「気がゆるんで申し訳ありません」と弁明したのはちょっと・・・と思いましたがね。取組そのものよりも(いやあの脚が出ずバッタリ倒れる姿は正直ショックでしたが)、言い訳をしたのが残念でした。
その言葉の中に、もう横綱も相当疲れているのだろうな、とも感じましたが・・・。
自分の誕生日が3月11日。横綱にとっても生涯忘れられない一年になったことと思います。
負ければ引退、という地位を一人で背負い続ける横綱に並ぶ関取がひと場所でも早く誕生することを祈っています。土俵を盛り上げるためにも!

ところで、横綱はずいぶん立ち合いで後ろに下がるようになったような?
後半戦で、急にそれに気づいた私^^;
来場所以降、土俵がかなり活気づきそうな予感がしてるので、横綱がどう対処していくのか非常に楽しみであります。

把瑠都は後半戦になって本気を出して来ました。
ちょっと精神的に自覚が足りないんじゃなかろうか?
生まれついての恵まれた体を持っていながら磨き上げていこうとしない安穏とした雰囲気が、どうにも残念でなりません。
おおらかな性格と土俵上の顔のけじめがつけられるようになってほしいものです・・・。
しかし、稀勢の里が新たに大関陣に加わることで、把瑠都も化けると期待しています(笑)

日馬富士は本当に残念でした。心と体がバラバラという印象を受けました。何番かは立ち合いから速攻で一気にもっていきましたが・・・前半ですでに4敗というのはまさかカド番か?と、正直覚悟しましたよ^^;
まさか三日目に旭天鵬に負けるとは。極めつけは七日目の栃乃若戦。本人もブログでノーコメントという><
千秋楽の琴欧洲戦にも口をあんぐり。
何かが噛み合っていないようですが・・・来場所に安定感のある速攻相撲を見せてほしい。

琴欧洲はこころもとない下半身でもなんとかカド番脱出し、しかも千秋楽に日馬富士を下して9勝6敗。いつになったら安心して見られる相撲を展開してくれるのか・・・琴奨菊と一緒に頑張って(T_T)十両の琴勇輝も力をつけてきた佐渡ヶ嶽部屋、初場所はいかに?

いまやその佐渡ヶ嶽部屋を引っ張る琴奨菊。十日目からの4連敗は痛かったとはいえ、大関陣の中では最も素晴らしい相撲をとっていました。というか横綱に次いでいい相撲でしたよ!もうこれはどんどん前へ(上を目指して)突き進んでいってほしい!来年は必ず優勝すると信じてます!大関とりの頃から、急激に顔つきも変わりました。充実したとてもいい顔をしています^^

鶴竜も地味な印象がありましたが10勝5敗。豪栄道に黒星を喫した以外は格上力士との対戦での黒星。来年には横綱から星を奪い取ってほしいのですが・・・。そして次の大関とりへ続くことですね。

豊ノ島も追い上げてきました。あれだけ丸い体をしていても機敏さがあるのはさすがです。気持ちの強さは大関陣並みかそれ以上かと思うので、来年さらに暴れて(?)ほしい。初場所は関脇かと見てますが、上位陣との対決が楽しみです。

豊真将は最後まで腰のテーピングが痛々しく、もう一勝もできないのでは・・・と心配しましたが、中日で初日が出てから、少し体が持ち直してきた印象を受けました。今場所元気がなかった力士との対戦での白星ともいえますが、中日の対豪栄道戦に関してはよくやった!と思わず拍手してしまった(笑)会場も湧いてましたね。来場所には怪我をしっかり治してまた先場所の豊真将の攻めを見せてほしいものです。そして再び三役に!

隠岐の海は年初から「今年中に三役」を口にしてきてたので、期待していましたが・・・他の関取たちのやる気のほうが正直勝っていた、という印象でした。おそらくもともとのセンスがあるので、後は本人の稽古次第かと・・・
琴奨菊や把瑠都の大関とりの頃の顔を見てきて思うのは、勝ちとる力士にはその顔つきが必ず備わっているということ。まだ、隠岐の海にはそれが足りない気がします。

豪栄道は今場所、序盤から三連敗しつつも動きの反応がいいように感じました。が、途中から印象が薄くなり、14日目の鶴竜戦で「おお!」と(笑)千秋楽、安美錦戦での逃げ回るような相撲がなくならない限りは前へ進めない気がします。

そして栃乃若。白鵬戦を見た時、この力士の体の柔らかさに度肝を抜かれました。生(き)のままの白鵬、まだ相撲を覚える過程の白鵬か!?と思ってしまった・・・。敗れはしても、白鵬も一気に押し込めなかったところには相当な可能性を感じました。
これは、横綱になったら見栄えする素晴らしい逸材です。まだまだやることはたくさんあると思いますが、今場所の前に出る相撲をこれからも取りながら、技を磨いていってほしい。インタビューの受け答えもしっかりしているし、期待大!!!

新入幕・松鳳山も見応えありました。面構えもいいし、相撲も実にいい。体は小さいけれど、是非来年も暴れてほしい第一号(笑)土俵を下りた後の笑顔もグー(笑)

同じく新入幕・妙義龍も幕下付出の相撲を見て「こりゃ格が違う」と「宮本」という名を一度で覚えてしまった古風な風格を感じる力士ですが、いや楽しみです。一気に三役までいきそう。古参はおちおちしていられないのでは。

それにしても新入幕がそろってすごい。上の二人が10勝5敗、しかも実にいい相撲で二ケタにのせたわけですが、ブルガリア出身の碧山はなんと11勝!そして敢闘賞に輝きました。勢いがあり、これから期待♪

敢闘賞の若荒雄はなんと、12勝3敗!しかもなんと、押し出しで3勝、寄り切りで2勝、引き落としで5勝、叩き込みで2勝と半分以上が引き技(笑)
上突っ張りと若いうちからの引き技、これがどこまで通用するのか注視していこうと思います(笑)

今場所は十両の取組もかなり見所が・・・。
まずが大躍進で優勝。新十両で反則以外、連勝を積み重ねての千代の国戦&千秋楽の琴勇輝戦では残念な負け方となってしまいましたが、来場所どんな相撲をとるのか楽しみ。所作もきっぷがよく好感がもてます♪

そして隆の山高見盛も勝ち越し、ホッとしました。

千代の国は序盤で星を落とし続けて「そんなバカな」と釈然としない滑り出しでしたが、場所前に稽古ができなかったそうで・・・後半から力を発揮してきたのでこれも安堵(笑)この力士も幕内で暴れてほしい力士の一人です。かなり期待しています。

舛ノ山。足首を痛めながらも必死で相撲を取り続ける姿が心を打ちました。十両の中では一番応援していたかもしれません。体重が体重なので心配ですが、なんとかきっちり治療して幕内で活躍してほしい!怪我、もったいなさすぎます。7勝8敗は立派な成績。
妙義龍を見ていても、やはり怪我とどう向き合うか、というのは大切なことではと・・・目先のことで決めるよりも長い目で見て相撲人生を送ってほしい、と思ってしまうのです。

十両筆頭の芳東。いや~、おっとりした顔をしながらも(失礼)長身を生かした大きな相撲が見ていてわくわくしました。再入幕したら、先場所とは違う相撲を見せてくれそうな予感がします♪

もうひとつ。ついに玉乃島が引退してしまいました・・・。
「玉乃島のためにも」と11勝をあげた雅山。いまだに岩木山の引退も悔やまれますが、玉乃島は「悔いなし」と言い切っていたことがせめてもの救いです。

幕下、自己最高位で勝ち越した竜電くん。勝ち越した後の花道で「やった!」という気合いの入った顔を見てびっくり(笑)解説でも「めったにああいう顔をしないんで驚きました」と言ってましたが。
相撲はまだ軽いイメージですが、高田川部屋の関取第一号が早く出ることを期待しております^^がんばれ!

・・・久しぶりに書いたらあまりにもとりとめない^^;
でも、九州場所はまだ他の力士のことも書きたいところでして・・・とはいえもう書き続ける気力が><
なにはともあれ、大相撲史上大波乱の平成23年ではありましたが、九州場所が無事に終わり年内に二人の日本人大関が誕生したことは何よりも嬉しい。
お客の入りだけは悲しいものがありましたが、来年はもう少し大相撲人気が出ることを祈りつつ・・・このあたりで締めたいと思います^^

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