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2012年3月27日 (火)

3月25日のサンデースポーツ:白鵬&鶴竜【完全版】

日曜日はブログ更新自体するつもりはなかったのですが、期待せずに「とりあえず見ようか・・・白鵬でも」と思ってチャンネルを片岡仁左衛門特集からNHKサンデースポーツに切り替えた途端、鶴竜が目に飛び込んできて「えええええ~~~!?!?」
あまりにも狂喜したので、つい早々に記事アップしてしまいました^^;

一日経って覚えていることだけでももう一度整理しようかなと。
それにしても短い時間で中身の濃い(私にとっては)コーナーだったので、仁左衛門だけ録画していて「しまったなあ・・・」と後から思いました・・・。だってまさか鶴竜が出演するなんて思わなくて><

・・・がしか~~し!Youtubeってさすがですね^^;
もう出てたので、せっかくだから自分のために全部タイピング記録します(笑)

松尾アナ「ということで今夜のサンデースポーツは、見事22回目の優勝を決めた横綱白鵬関と、今場所13勝で大関昇進が確実となりました関脇・鶴竜関にお越しいただきました。お二人ともおめでとうございます!」

白鵬・鶴竜「どうもありがとうございます」

松「今夜はお二人にお話を伺って参りますが、まずは横綱。終わってみればやっぱり横綱…でした。22回目の賜杯」

白「いえいえ、そんなことありません。」

松「いやいやいや!22回目ってどんな気持ちですか?」

白「まあそれよりも本当に疲れた、と。え~、それだけですね。」

松「大変な場所だったと」

白「はい」

松「さあそして、来場所からは大関ということが確実となりました鶴竜関。あらためていま、お気持ちどうですか?」

鶴「そうですね、本当に…応援してくれる人たちに恩返しができてよかったなあと思います」

松「『大関!』って言われると、どうですか?」

鶴「(照れ笑い)まあまだちょっと慣れてないです、はい」

(一同笑)

松「笑顔がちょっと出てきましたけれどもね、そのあたりもじっくり伺っていこうと思います」

松「では早速ではありますが、まずは優勝を決めたこの一番から見ていきましょう」

優勝決定戦の横綱vs鶴竜戦を見ながら:
松「ええ~・・・立合い・・・ですよね、すぐに横綱に右の廻しを引きつけられて横綱、渾身の寄りですね。もう『勝った!』ってこの時は思ったんじゃないですか?」

白「ええもう終わったかなと思ったんですけど…」

松「はい」

白「残ってましたからちょっと『あれっ?』と思いましたけどね」

松「ほう~。寄り切らなかったというよりは寄り切れなかった?」

白「寄り『切った』と思ったんですよね。…まあそのへんがやっぱり鶴竜関は調子がいいってことだったんでしょうかね」

松「鶴竜関はあの時はどういう心境だったんですか?」

鶴「そうですね、もう必死で残そうと思って、はい」

松「ふう~~ん。で、あそこの土俵際、うっちゃりを狙っていった・・・なんてことはなかったんですか?」

鶴「いやもうとにかく、ひとつ残すっていう。そういう気持ちでしたね」

松「ふう~ん。じゃその先をちょっと見てみましょうか」

VTR続き:
松「ええ~巻き替えに鶴竜関がいったところを横綱が寄っていってここで残すんですよね。ただ最後は投げ、と。鶴竜関が『こりゃまた戻したな』と思ったんですけどそのあとすぐに横綱、でしたけれども。鶴竜関、どうですかこの横綱の最後の投げというのは?」

鶴「いやあそうですね、もう…もうほんとに…自分がなんていうんですかね…『よし残った!』って思っちゃったのがちょっと…だめだったのかなと思います、はい」

(頷く白鵬)

松「安心した感じがあったんですか?」

鶴「そうです、やっぱりあそこで残ったから『よし!』と思っちゃったのがたぶん。…いま思えばだめだったのかなと思いますね」

松「いま思えばどうすればよかったと思います?」

鶴「もうそのまま…頭が働いてるってことでもう、その時点でもう体が止まってるんですよね」

松「ふうん」

鶴「そこがやっぱり…はい。無心で行けばよかったかな、と思います」

松「横綱からすればあれは意地ですか?」

白「まあ意地って言うよりやっぱり…まあ、16番いままでとってきた経験もありますし、そういう意味で鶴竜関がね、先ほども聞きましたけど、自然と体が動かなかったっていうのがやっぱり今まで16番とったことがないっていうことだったんでしょうかね」

松「また今場所は先場所と続けて敗れてますよね、本割で」

白「ええ」

松「そのあたりは影響なかったですか?」

白「まあやっぱりいいところとれてましたから。もうそれから最後は信じて最後までやりました」

松「ふう~ん。横綱としては負けるわけにはいかない!なんていうことはやっぱりありませんでしたか?」

白「そんなことありませんよ、やっぱり人間ですから。こんなに強くなってる大関ですからね。」

松「なるほど」

白「勝負は最後までわかりませんから」

松「さあでは、その横綱を苦しめた、といいますかね。鶴竜関のことを詳しく見ていきたいと思うんですけども。え~鶴竜関といいますと、ま、こちらまず見てまいりましょうか」

鶴竜の勝った時と負けた時の顔アップ(笑)
松「え~まあ、勝ってもですね、負けても実は表情があんまり変わらないという。ま、ポーカーフェイスというんでしょうか。今場所も非常に印象的でありましたけれども。これってご自分で意識してやってらっしゃるんですか?」

鶴「いや意識はしてないですけども、自然とっていうかやっぱり…勝っても負けてもですね、それは相撲の昔からの伝統だと思うんで。勝って喜ぶのもいいんですけどやっぱり相手に礼を、っていうかですね。自分だけあれしたわけじゃないんで。でそこは我慢してっていうか、これはもう昔からの相撲の伝統ですから、はい。それを入った時に教えてもらってたんで」

松「ふう~ん。」

白「いいこと言うじゃないですか。」

松「ねえ~!」

白「この大関は将来楽しみですね。」

松「相撲文化というものを理解してらっしゃるんですね」

白「ええ」

松「ええ~ちょと鶴竜関のプロフィールを簡単にですけどもまとめましたんで、ちょっと見ていただきましょうか…こちらですね。モンゴル出身の26歳でありまして、子供の頃の夢がバスケットボール選手だったと」

鶴「ええそうですね、はい」

松「このあたり実は白鵬関と同じだとさきほど伺いましたけれども」

白「そうですね、私のほうが上手でしたけども」

松「ハハハハハ!ご自分のほうが上だったということですね(笑)」

白「まあ結果のほうは知りません(笑)」

松「性格は『きまじめ』って書いてありますけれども…横綱、そうですか?鶴竜関の性格」

白「いやあもう、見ての通りじゃないですか?まあ我々モンゴル人力士の中で唯一独身なんですね」

松「ああ~そう!えっ唯一でしたっけ?」

白「そう。ってことを思うと真面目なのかどうなのかなって」

松「えっ!真面目で独身・・・とは限らないわけですね?」

(白鵬笑)

松「実際そのへん鶴竜関どうですか?」

鶴「いえ、もう…真面目にやってます」

松尾アナ大爆笑。照れ笑いの鶴竜笑にずっと笑ってる白鵬(笑)

松「真面目だって周りに言われることについてはどう思っています?その通りだと思います?」

鶴「ん~、そうですかね、はい。もう…はい」

松「自分でも真面目だな~と思うところはどこですか?どんなところですか?」

鶴「自分では…まあそんなに真面目とは思わないですけどね」

松「あ、そうなんですか?」

鶴「まあ普通かなと思いますけど。はい」

松「自分の中でじゃあ真面目だと思わない部分ってどこですか?」

鶴「あ~…そうですね。…まあやっぱり…なんて言いますかね…まあこの……周りに見られてるんで。まあそこでこう、ひとつちゃんとしなきゃっていう自分もいますけど、仲間同士になるとやっぱ楽しくやってるところもありますから、はい」

松「ふううう~~ん!っていう質問に真面目に答えてらっしゃるところがすでに真面目な感じも」

鶴「(苦笑い)そ、そうですかね」

松「で、その鶴竜関のお人柄を象徴するエピソードがあるんですよね。ええ~鶴竜関の入門のきっかけになったのが一通の手紙でありました。」

ここでその手紙のアップ:

   

私はMangaljalavyn Anand と申します。現在、モンゴル国立技術大学付属高等学校の一年生です。体重、身長は179cm、体重は75キロです。
   幼いときからスポーツに興味があり、特にバスケットボール、モンゴル相撲、日本の相撲に興味深いです。スポーツの技術だけではなく知識についても自主的に勉強し、クラブにも通っていました。
   テレビで上映されているスポーツ番組、特に日本の相撲を見るのが大好きです。また、自分の知りたいことを全てインターネットや雑誌で調べています。将来相撲を練習して、日本の相撲学校に通いたいと思っております。相撲学校に入学できるのは15歳までです。来年私は15歳になりますから、今年日本の相撲学校の入学試験をぜひ受けさせていただきたいと思います。気持ちは言うまでもなく、体力的にも入る準備がかくごが出来ています。
   もし、私を受け入れてくれる部屋がありましたら、その方々の気持ちにこたえるべく、一生懸命がんばりたいと思います。立派な力士になるように精一杯稽古にはげみます。よろしくお願いいたします。
アナンドより
2001年4月23日

松「え~これがですね。『もし私を受け入れてくれる部屋がありましたら、一生懸命がんばりたいと思います』と、11年前なんですけれども、15歳の頃の鶴竜関がこの文章をね、日本語に訳してもらって日本に送ったんですよね」

鶴「はい」

松「この手紙、思い出してみてどうですか?」

鶴「そうですね、本当にその時に…あのう…ちょうど一回…なんて言うんですかね、その手紙を書く前に、一回テストがあって。そのテストに行ったんですけどちょっと落ちたんですよね」

松「その入門するためのテストですか?」

鶴「そうですね、はい。で何とかやっぱりなりたい、入りたいという気持ちがあったんで。その、お父さんがですね、その雑誌を見つけてくれて。まあその中でとりあえず手紙を一か八かですけど本当に送ってみようと思って、はい。送りました」

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   (↑ついテレビを撮ってしまったw)

松「へええ~。それが来場所は大関へと。今の心境を聞かせて下さい。そして来場所の目標もおしえてください」

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鶴「そうですね、本当に…応援してくれるファンや親方とか女将さん、やっぱりいろんな後援会の人、支えてくれる人たちがいっぱいいるんで。お父さんお母さんも、お兄さんとかもいるんで。そういう人たちが喜んでる顔を見れて本当に良かったなと思いますし、これからも変わらずですね、一生懸命稽古に精進して、また頑張っていきたいなと思います」

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松「そして横綱は来場所は23回目、平成の大横綱・貴乃花を抜く記録に挑戦、ということになりますね」

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白「まあやっぱり記録どうこうよりも、今は疲れたし休みたいっていうことと、2年ぶりにこの大阪でね、春場所・本場所が開かれたものですから。やっぱり15日間応援して下さった大阪の皆さんに、ほんまにありがとうございますってね。あとは最後におおきに、ってね、言いたいですね。」

松「ゆっくり休んでお二人ともまた、来場所いい相撲を見せて下さい」

全「どうもありがとうございました」

・・・という15分のコーナーでした。
番組が始まってすぐ目に入った横綱と鶴竜のとてもすっきりしたという感じの表情が印象的でした。真剣に戦ってきた力士たちの、やり切った顔というのか。
でもメイクしてるんでしょうか?土俵上で見るよりお肌がなんだかのっぺり黒く見えたのは^^;
何もつけてないままのほうが透明感があっていいのにな~~。

とりあえずこれでスッキリ!
自分も相撲に集中し過ぎた分、また仕事に全力集中しなければ!
でも28日は伝達式ですな^^;
口上はシンプルに、と言っていた鶴竜。稀勢の里のようにシンプルにいくのかな?実直な鶴竜らしい口上が楽しみです♪


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