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2012年3月23日 (金)

H24年大相撲三月場所(大阪場所)13日目:鶴竜独走・1勝をキープ!

大荒れです、満員御礼7日目の大阪場所13日目!
いや、本当の大荒れは平幕力士が優勝!とかいうシナリオかもしれませんが、まあともかく。

「急に浮上し不気味な存在」と何度も吉田アナに言われた日馬富士は綱取り絶望となった把瑠都に何もできぬまま突き出しで敗れ、鶴竜は対戦成績がわずかに劣勢(といっても1敗程度)の琴奨菊に対し確かな相撲で1敗を守り、結びの一番はなんと稀勢の里!低く当たってきた白鵬の右肩にあの左手おっつけが白鵬の体勢をぐらつかせた!
白鵬、向き直る暇もないまま最後の一発で稀勢の里が押し出し、これで白鵬はついに2敗に後退。稀勢の里はこの勝利で勝ち越し!

明日・14日目は運命の分かれ道が待っています( Д) ゚ ゚
結び前の鶴竜vs琴欧洲、結びの一番白鵬vs日馬富士。パターンとして:

1)鶴竜が勝って(13勝1敗)白鵬が負ければ(11勝3敗)、千秋楽を待たずに鶴竜の優勝が決まる。

2)鶴竜・白鵬とも勝った場合(それぞれ13勝1敗・12勝2敗)、千秋楽まで優勝決定は持ち越しとなり、どちらかが賜杯を抱くことになる。鶴竜が千秋楽本割で勝てばそこで優勝決定、もし負ければ白鵬の勝敗如何で二人での優勝決定戦もあり得る!

3)鶴竜が負けて白鵬が勝つと(二人とも12勝2敗)千秋楽で優勝が決まるが、今日の時点での3敗力士(豪栄道・把瑠都)ももし明日勝てば、優勝争いに加わる可能性も出てくる。千秋楽で鶴竜・白鵬が2敗をキープするのか星を落とすのかがカギとなる。

3)鶴竜・白鵬ともに負けても(それぞれ12勝2敗、11勝3敗)やはり豪栄道・日馬富士・把瑠都の明日の結果如何で千秋楽の争いが面白くなる?ただしその場合は鶴竜が千秋楽で勝ちさえすればもう優勝は鶴竜に決まる。

う~~ん・・・やはり明日が決め手ですね。一番もつれ込むパターンを期待したいところですが・・・1)か2)の可能性が大きいかな~という気もしつつ、やってみければわからないところが大相撲なので・・・

とりあえず幕下で個人的に注目している力士の取組から13日目のメモ書きです:

【幕下】

幕下解説は元皇司・若藤親方。実況は沢田石アナ
幕下上位~十両の解説は元普天王・稲川親方実況船岡アナ

前郡山○上手投げ●垣添
垣添なりに今までの中では一番攻めた相撲でした・・・でしたが・・・下半身がやはり心もとなく><前郡山1勝6敗、垣添ついに0勝7敗。西幕下22枚目の垣添、どうするつもりなんだろう・・・気になります(T_T)

鬼嵐●押し倒し○海龍
6連勝同士の優勝決定戦。海龍が迷いのないスピードのあるいい突き押しで鬼嵐を圧倒!文句なしの白星で7戦全勝!これで幕下の優勝が決まりました^^
海龍は出羽海部屋ですがもともとは田子ノ浦部屋の力士。親方が急逝したことで出羽海部屋に移籍したのでした。「親方に報告しても、きっと『もっと上を目指していけ』と言われるでしょう」とインタビューに答えてましたが、是非頑張ってほしいですね^^今西幕下29枚目なので、一気に番付が上がりそうです!

大雷童●押し出し○琴禮
白熱したベテラン同士の相撲でした。よく動いてたよな~。大雷童負け越し><琴禮勝ち越し4勝3敗で今場所を終えました^^

勝誠○ずぶねり●齊心
取組を見てなかったのですが「ずぶねり」・・・?初めて聞きました@@知らなかったので「大相撲情報局」で決まり手を調べたら捻り手の一つなんですね。気になる方はこちらへどうぞ。
勝ち越しか負け越しかを決める一番。結果、勝誠勝ち越し、齊心負け越し><

飛天龍●寄り切り○若乃島
負け越した後になんと3連勝となった若乃島!東筆頭でここまで頑張ったので、来場所また関取を狙える位置にキープできるかどうか、ですね。飛天龍、2勝5敗><

【十両】

北勝国○寄り切り●貴ノ岩

幕下の貴ノ岩が十両の土俵で大銀杏を結っての一番。北勝国、立ってる時によく右手の指を全部反らせるんですが…その反らせ方が「女の子ちゃん」って感じでなんだか可愛かったりする(笑)しかし今日は持ち前のスピードを活かした相撲で貴ノ岩を圧倒しました。格の違いを見せつけた一番で北勝国5勝8敗、貴ノ岩5勝2敗。

武州山●押し出し○北はり磨
北はり磨がしっかり腰をおろして攻めた!武州山7勝6敗、北はり磨5勝8敗。

舛ノ山○押し倒し●荒鷲
勝ち越し足踏み状態の荒鷲。「舛ノ山」の大きな手作り横断幕を掲げた大声援が場内に響き渡る^^いつも以上に気合いを注入した舛ノ山、荒鷲も細い体でできる限りこらえたが舛ノ山がとにかく前に出た。ここ半年は足首の怪我で思い切った相撲がとれなかった、でも今場所は状態も良くなり前に出る勇気が出ている、とのこと。舛ノ山9勝4敗!荒鷲、勝ち越しまたしてもお預けで7勝6敗。

皇風○押し倒し●玉飛鳥
皇風は今日も気迫の相撲!一度引く場面もあったが後ろに下がりながらではなく攻めながらの引き、玉飛鳥防戦に回ったまま^^;皇風なんと二ケタに乗せ10勝3敗、玉飛鳥8勝5敗。

芳東○寄り切り●徳真鵬
芳東、後半になって調子が出てきた?7勝6敗までこぎつけた!徳真鵬6勝7敗。

里山●押し出し○黒海
今日は黒海が全力を振り絞っての攻め。里山、飛ばされてしまった^^;里山7勝6敗、黒海4勝9敗。

鳰の湖○押し出し●益荒海
身長もほぼ同じ、似たような体型の力士同士の対決。白熱の一戦!鳰の湖5勝8敗、益荒海7勝6敗。

大岩戸●小手投げ○魁聖
優勝争いは意識しないようにしている、と言いつつそうもいかない大岩戸。それでも思い切りのいい突き押しを出したが魁聖の腰が重い^^;魁聖、今場所こういう粘りが戻ってきた。両者ともに9勝4敗。

旭日松●押し倒し○千代鳳
「旭日松は感覚で相撲をとっている気がするんですよね」とは稲川親方。「これといった決まった型がないんです。その点で幕内に上がったとしても苦労するんじゃないかなと思いますね。」そういえば昨日、谷川親方(北勝力)も「旭日松は脊髄で相撲をとってる」みたいなことを言ってたような。確か旭日松のことだよな・・・?「頭で考えてとると脳の反応は遅いから相撲が遅れてしまう。でも脊髄で反応してるから体が自然と動く」だけどこれも、稽古をしてないときっと無理な動きでしょうね。
しかし今日は千代鳳の持ち前が出た!10日目に小野川親方(北桜)が言っていた「モチモチしてるんですよね」というコメントがなんだかわかったような気がした(笑)いい相撲でした^^そういえば旭日松も今日はたくさん塩をまこうとしてるところが映し出されましたが、北桜ほどの手の大きさが無いせいかあまり豪快な塩まきに見えませんでした^^;なのでお客さんも塩の程度がわかってなかったような感じを受けました^^;ちょっとそれも失敗・・・?
旭日松9勝4敗、千代鳳7勝6敗!勝ち越しなるか!?

木村山●押し出し○双大竜
稲川親方「今場所は押しの威力がないから引き・いなしも効かないんですよね」。そのせいか?崩れなかった双大竜。木村山6勝7敗、双大竜4勝9敗。

高見盛○不戦●土佐豊
土佐豊は皇風戦で古傷の左ひざをまた痛めてしまったそうです><そして土俵に上がるだけで大きな拍手を受ける高見盛。お客さんは相撲を見たかったと思いますが、存在だけでこんなに拍手をもらえるのは高見盛ぐらいでしょうね^^;高見盛7勝6敗、土佐豊6勝7敗2休で来場所はどうなるのでしょうか・・・。

千代大龍●叩き込み○旭秀鵬
旭秀鵬は先場所に幕内経験もしてるし、立ち合い前の顔も実に厳しかった。千代大龍の圧力に応戦し、土俵際に追い込まれても体が反応。千代大龍9勝4敗、旭秀鵬8勝5敗で勝ち越し!

十両13日目の来場者アンケートによる「敢闘精神あふれる力士」:
1位:北はり磨 2位:鳰の湖 3位:舛ノ山

【幕内】

正面解説は北の富士勝昭氏、向正面解説は千賀ノ浦親方(元関脇舛田山)。実況は吉田アナ

磋牙司○突き落とし●寶智山
十両の磋牙司のほうが巧い相撲をとり6勝7敗。寶智山3勝10敗><「寶智山はせっかく大きな体を持ってるんだから体を活かした相撲をとらないと」と勝昭くん。

琴勇輝○突き出し●勢
もう一人の十両、琴勇輝。初めての幕内での土俵。勢、圧倒され東の塩まで全部突き飛ばしながら勢いよく落ちてしまった><琴勇輝6勝7敗、勢5勝8敗で負け越し><
琴勇輝が初めての小豆島出身の関取ということで勝昭くん「いい部屋に入りましたね」と聞こえたが「いい映画がありましたね」と言った模様。「小豆島にはいい映画あり。オリーブオイルもあるね」そこへ付け加える吉田アナ「そして今琴勇輝」(笑)花道を下がり支度部屋へ向かう琴勇輝の映像を見て「まあ~勝ち力士って言うのはお客さんまで弾き飛ばしそうな勢いだね」と付け加える勝昭くんなのであった・・・^^;

7日目の満員御礼が出た場内、上のほうの席はかなり空席が目立ちましたが吉田アナ情報によると「皆さん下のほうに降りてきて見てらっしゃるんです」。ふむふむ。
大阪府立体育館の土俵が2階にあり、椅子席は3階にあたる、という話も。そして吉田アナと勝昭くんがいる実況席は4階だそうで。「年年ここまで上がって来るのが辛くてねえ」と勝昭くん><

朝赤龍●掛け投げ○隆の山
隆の山が腕を手繰り寄せるのも足技が出るのも織り込み済みの朝赤龍だが、土壇場の足技が綺麗に決まる隆の山!お客さん大喜び。両者ともに4勝9敗。

佐田の富士○寄り切り●天鎧鵬
天鎧鵬は「右手は下手じゃないとダメ!」らしく、そのコメントを聞いた千賀ノ浦親方「困ったもんですね」^^;そして今日も右下手はとれず上手になってしまった天鎧鵬@@しかも廻しが伸びきってしまったので決め手のないまま佐田の富士が寄り切り。佐田の富士5勝8敗、天鎧鵬6勝7敗。

どうしても思うんですけど・・・ユルフン、どうにかならないんでしょうか!?!?廻しの締め方、いま一度指導してもらいたい!!!><ゆるすぎる力士が多すぎる。見ていてあまり気持ちの良いものではないし、相手に力を与えないためのあざとい手法にも思えてしまいます。そんなつもりはないのかもしれませんが・・・。

富士東●叩き込み○雅山
「雅山の連日の頑張り、敢闘賞をあげたいくらいです」うんうん!敢闘賞って、勝った数だけじゃゼッタイ無いと思います!それでも勝たなければ厳しいところなのでしょうが・・・。
これまたよく動きまわった一番でした。雅山ってどんどんスタミナがついてる!?もう頭が下がります><富士東5勝8敗、雅山7勝6敗。

隠岐の海○寄り倒し●大道
隠岐の海、連日相撲内容というのか最後の詰めが全く良くない。今日も渡し込み気味にいったが肘がかなりはやく落ちており物言い。結局は大道の足が先に出ているとのことで隠岐の海の勝ち、でしたが・・・隠岐の海7勝6敗、大道5勝8敗。

宝富士●寄り切り○豪風
「胸出しちゃってますからね~、押し相撲力士に『押してください』って言ってるようなものですよ」う~~ん宝富士、厳しい番付で5勝8敗に><豪風7勝6敗。

高安○下手投げ●玉鷲
千賀ノ浦親方の「高安は力はあるが馬力がない」という言葉にしばし頭が真っ白。今もよくわかってません^^;とりあえず「突っ張りはよく出てる」というのはわかります(笑)二人ともまたよく動き回ってましたね土俵の上で@@激しい相撲になりました。そしてこれだけ動いても相変わらず高安は息が全く上がってない。だんだん背筋が寒くなったりして^^;高安勝ち越し、玉鷲7勝6敗。

翔天狼●叩き込み○豪栄道
当たってすぐの引き。しかも当たり負けしていての引きで解説は口をそろえて大ブーイング。「目立って9勝の翔天狼と気付けば9勝の豪栄道」、今日もよくわからない白星で豪栄道は10勝3敗に。翔天狼9勝4敗。
「豪栄道はあちこち体を痛めててもテーピングをしないんです。だから何故負けるのかわからない、というようなことがよくあるんですね。」それは要するに、今場所もどこか具合が悪いと言いたいのだろうか吉田アナ・・・?

松鳳山●叩き込み○若の里
意外と早く決着がついてしまった。ベテランの経験が物を言ったのか?左で掬い投げ→間髪いれず叩き込んで若の里に勝負あり。松鳳山6勝7敗、若の里勝ち越し!「返り入幕だったから勝ち越ししたかった」との言葉通りでした^^35歳で今なお「相撲はまだやり足りない」という若の里。「稽古は厳しいし怪我は辛いけど、相撲が好きなんです。」力士の鏡、若の里!

北太樹●押し出し○豊真将
両者の持ち味が出た相撲だったが豊真将が守りながらの攻めに圧力があった。北太樹8勝5敗、豊真将9勝4敗。三役が鶴竜以外、プラス前頭3枚目までが負け越ししているので豊真将(西前頭5枚目)も返り三役の可能性が出てきた!?

以上、幕内前半までの取組。
幕内後半は力尽きたので明日またあらためてメモします^^;

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