H24年大相撲三月場所(大阪場所)13日目:幕内後半戦からのメモ
昨日は時間切れで書き切れなかったので:
若荒雄●押し倒し○碧山
実は今場所、急逝した田子ノ浦親方の弟子がものすごく頑張っている!幕下優勝は海龍、三段目では碧の正が全勝中で優勝決定戦に進出、そして序二段では碧己真が全勝優勝。部屋頭だった碧山としては頑張るしかない。
若荒雄、今場所で最も面憎い表情をしていたが碧山は全てをぶつけていった。迫力ありました@@若荒雄6勝7敗、碧山7勝6敗。
豊ノ島○肩透かし●豊響
豊ノ島の身体能力の高さがまたしても発揮された一番。勝昭くんの「お肉ちゃんが・・・」発言が耳に入ったせいかどうかはわからないが体を搾ったという豊ノ島、勝昭くんが言うとおりにしたら本当に巧さが際立ってきた^^両差しになって肩透かし、これで豊ノ島9勝4敗。豊響7勝6敗。
千代の国●不戦○栃ノ心
千代の国・・・また休場に(T_T)勢戦で右肩の症状が悪化したようです・・・亜脱臼><仕方ない、しっかり治して万全の状態でまた本場所に臨んでほしい。千代の国、3勝10敗で今場所を終え位置から出直しとなりそうです。栃ノ心、拾って3勝10敗^^;
旭天鵬○上手投げ●栃乃若
栃乃若がどうも棒立ちになっちゃうんだなあ今場所稀勢の里を制した後がふるいません><背の高い力士同士で経験面でも旭天鵬が強かった。両者ともに4勝9敗。
吉田アナ、思わず取組中に「たかのわか」と言いましたが訂正無し(笑)
嘉風●不戦○栃煌山
やはり右足をひきずっていた嘉風、右すねの筋肉挫傷とのことで休場に><
今気付いたのですが、不戦勝となったのは二人そろって春日野勢。しかも取組が3人続いてる^^;嘉風、千代の国と同様3勝10敗で場所を終える。とはいえ西前頭2枚目ですが・・・(千代の国は東前頭8枚目)栃煌山、5勝8敗。
臥牙丸●寄り切り○妙義龍
妙義龍がうまかった~~!!!場内騒然、何しろ押し込まれた後にあの大きな臥牙丸を捕まえて力強く寄り切ったものだから私も口を開けていたかも(゚0゚)
後で知ったのですが、宮本から四股名が妙義龍に代わって平成22年初場所新十両デビューしたこの関取、2日目に臥牙丸と対戦したんですね。私も見たのかもしれないけど、休場になってしまってショックを受けたのは覚えています。何しろ幕下付け出しで相撲をとってる頃から他の力士と全く違う相撲内容で活躍を期待してたので・・・その臥牙丸戦で左膝靱帯断裂の大けがを負ったんですね。そこから這い上がって来てついに今場所前頭筆頭まで昇り詰めての因縁対決。臥牙丸は小結に。妙義龍は足踏みはしたけれども後一気に躍進しそうです。産経ニュースに出てましたが「支度部屋に引き揚げてくると、左膝をさすりながら目頭を押さえた。『けがをした左足が残してくれた。勝って声援を聞いたら思い出した』。大きな白星だった。」と・・・妙義龍にとっては相撲人生に残る1ページとなる一番だったかもしれません。詳しいニュース記事は「妙義龍、因縁対決制し涙」をどうぞ。
両者ともに5勝8敗、臥牙丸負け越しとなりましたが二人ともこれからも注目していきたいですね^^
時天空●押し出し○安美錦
安美錦、連日激しい相撲で負けても見ていてわくわくする内容!しかし負け越し後に白星。時天空3勝10敗、安美錦5勝8敗。
把瑠都○突き出し●日馬富士
勝昭くんの名言集がまたひとつ・・・^^;「日馬富士、待ったじゃなくて『しまった』だねえ~」((・(ェ)・;))
確かにハル様は珍しいタイミングで立ち合いを嫌ったけど、その前に把瑠都も変なタイミングで変な構え方をしたんですよね・・・「おや?」と思ったらすかさずハル様もズレた感じでした。
案の定な立ち合い、突きささるいつもの威力がないまま把瑠都に一気に突き出される日馬富士><把瑠都に完敗!
吉田アナがあまりにハル様のことを「不気味な存在」と連発するからだ~~!!!
まあ、把瑠都も次につなげなければいけないので・・・これで二人仲良く10勝3敗^^;
鶴竜○上手出し投げ●琴奨菊
今場所内容があまりに光り過ぎな鶴竜、私には高尚過ぎてコメント割愛^^;
下半身の安定感・状態の力強さ・スピード・勘の良さ。そして頭もおそらくずば抜けて良い鶴竜は心さえ今のようにコントロールでできればずっと上を目指せる存在。期待は膨らむばかり!
鶴竜、文句なしの12勝1敗で3場所通算勝ち星32勝までこぎつけた。大関昇進は「当選」じゃないにしても「当確」までいったという話が!今日と明日も当然ながら目が離せません!
阿覧●寄り切り○琴欧洲
左上手が出ると強さが見える琴欧洲、全く阿覧を相手にせずに寄り切って勝ち越し。そして今日は鶴竜と対決だよ琴欧洲!鶴竜は腕の長い相手に突っ張っていくか、どう対処するのか・・・注目したい!阿覧8勝5敗。しかし内容はというと8勝中7勝が叩き込みだよおっかさん・・・。
白鵬●押し出し○稀勢の里
とりあえず簡単に前の記事で触れましたので・・・
立ち合い前の稀勢の里の談話「日を追うごとに体が動いてきている」。確かに中日の鶴竜戦は秀逸だったし、その後もちょっと「ん?」と思いつつ前半よりは動いてる感じ。そして横綱には強いという・・・土俵下もなんだか顔つきが落ち着いていた。しかし白鵬の気合いが入ってたのでこれは難しいな、と思ったら!
白鵬、左足を後ろに残し過ぎたのも敗因だったか?ともいえないか・・・何しろ稀勢の里の左おっつけの威力が炸裂した取組でした。
今場所、勝昭くんが「白鵬は場所直前までみっちり稽古を詰め過ぎという気がするんですよねえ。だから後半息切れしてくるんじゃないかな、って思うんですよ。」と言ってましたが、ここ一年の横綱は本当に後半の下半身がちょっと違う気がする・・・
心労も大きいと思います。
さて、稀勢の里・鶴竜と強敵ができつつある横綱に今日立ち向かうのは・・・元祖強敵・日馬富士。立ち合い失敗した翌日のハル様がどう集中力をもっていくか?
花粉症だし家にこもって大相撲観戦の週末ですわ!(笑)
それにしても今場所は優勝争いもそうですが内容が本当に面白いのであります!
幕内13日目の来場者アンケートによる「敢闘精神あふれる力士」:
1位:鶴竜 2位:稀勢の里 3位:妙義龍
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