20日(金)NHK・BS1「ほっと@アジア」の鶴竜^^
ちょっと遅くなりましたが・・・
先週末あたりからテレビで何かと力士の特集が増えてるんですよね。
というわけでテレビ番組視聴後のメモ書きその1。
「ほっと@アジア」、見るのは初めてでした^^;
でも鶴竜関出演!とあっては、見逃すわけには参りません!
しかも放送を実際に見て驚きました。
なんと・・・30分間、フルで生出演ではありませんかっ!!!!!@@
どおりでツイッターでメッセージ募集、となってたわけだ・・・^^;
穏やかな顔をした新大関が映し出された瞬間、何故かため息をつきそうに(笑)
可愛美しい!(なんだそりゃ)
相変わらず照れ屋の鶴竜関なので、笑おうとすると口角が下がってしまいます^^
(自然に口角が上がったのを見たのはご両親にキスされた時ぐらい?)
そこが初々しいのですが・・・
瞳の中はやはり頭脳明晰さと真摯さ、「一番一番」を信条とする努力の積み重ね、静かな自信が投影されていました。ように感じました。
う~~ん、自信なのか、「無心」なのか・・・?
謙虚さの中に真の強さがある、というべきか?
地位が顔をつくる・・・鶴竜関も、顔がどんどん素敵になりますね^^
今までがあっての美しさ。そういう気がしました^^
ご両親の教育という下地があったうえでの、鶴竜関ご本人の静かな意志と行動が形を成した美しさ、です。
さて番組。
スタジオに呼ばれて背中から登場した鶴竜関。
ブルーの着物が本当によく似合います^^
そしてなんと、キャスターの杉山ハリー君とは同い年とか^^;
後から紹介がありましたが、入門当時(11年前)の鶴竜関とハリー君の現在の体型、ほぼ同じらしい(笑)
そういう意味でもドンピシャな組み合わせでしたね^^
鶴竜関、ボーっとしている時は海外のドラマ「CSI」を見ているとか@@
そこで一瞬テンションが上がるハリー君(笑)
VTRでざっと鶴竜関の紹介、大関という地位がどれだけ大変なものなのかという説明があり(飛行機の移動はファーストクラス、というのは私も知らなかった^^;といっても海外巡業時、との話でしたが)、「大関といえば」ということで本人も試食が初めてという「鶴竜弁当」の登場。
「肉づくし」と聞いてたので、「まさか肉とご飯だけじゃないよね・・・」と恐れていましたが、映し出されたお弁当は左にご飯、真ん中に確かに「肉・肉・肉・にく~~~!」、でも右にはちゃんとかぼちゃなど野菜もたっぷり。
そして本人が真っ先に口にしたのが一口ステーキ(笑)
さらにはトンカツ。
そしてちゃんとご飯まで一口!
・・・そこが鶴竜関のいいところ(*^m^)
「(鶴竜弁当は)写真でご覧になったことはありますが」と、思わず謙譲語と尊敬語を言い間違えていた大関でしたが・・・それはそれですごい間違え方ができるな~と逆に感心したりして^^;
そして、エピソードとして今や外せなくなっているのが日本語の手紙。
そういえば、今日4月23日は!その手紙がちょうど11年前に書かれた日でもあります。
別に、私も狙って今日あえて記事アップしてるわけではありませんが・・・
感慨深いものがありますね。
その手紙、番組の中では時田会長が実際に受け取った現物がお目見えしました。
そして時田会長は「さらに上を目指してほしい」と^^
大関も昇進時に、時田会長へ直接報告の電話を入れたそうです^^
一つの熱い思いが一通の手紙となり、その手紙が日本に届き、井筒部屋へと鶴竜関を導いていった・・・。
ハリーくんの「辛くてどうしても続けられない、と思ったことはないんですか?」との問いに、鶴竜関ははっきりと
「いえ、無いですね。」
と答えました。
自分で選んだ道だから。
迷いのない選択。
体を動かすことが大好きで、その特技を生かして親孝行がしたい・・・。
一歩一歩、「自分は自分」と自分なりのペースで少しずつ着実に実力をつけてきた鶴竜関ならではの言葉です。
「その国の水に慣れろ」というような感じの言葉がモンゴルにあるそうで、日本で言う「郷に入れば郷に従え」ですが、それが日本の相撲部屋入門となった際にお父様が鶴竜関に仰った言葉だそうです。
そして、生魚ははじめ苦手だったけれど納豆はすぐ食べたという鶴竜関(笑)
日本の一番好きなところが「目上の人を敬う言葉があるところ」。
確かに、ここまで細かく敬語が分かれている国はないかもしれませんね。
同じフン族でもモンゴル語は違うんだ・・・と、なんだかびっくり。
角界のように上下関係がとりわけ厳しい世界ではなおさら、言葉の大切さを日々感じていることでしょう。
我々も日本語の原点に立ち返らねばならないのではないかと・・・
何しろ、最近のテレビの日本語のいい加減さ加減には毎日背筋が寒くなるほどですから。
敬語に限らず・・・です。
言葉が急激に貧しくなっていること、言い間違いの多さには正直恐怖さえ感じます。
この国は一体、どこへ向かっているんだろうか?と。
おっと、話が逸れましたが。
晴れて前相撲をとった時のVTRの鶴竜関のあどけなさと細さ、あらためて見ると・・・
11年でここまで天下一品の相撲をとるようになってしまったということに感動。
以前から、鶴竜関の立ち合いの当たりの角度とスピードのあまりの美しさに何度もドキッとしたものですが、ますますこれが磨かれていくのだろうと思うだけでわくわくしてしまいます。
ノートの話。以前から頭の中には自分の相撲をインプットしていたようですが、「書き出すのも一つの手だよ」と師匠から言われて書くようになったとのこと。
コーナーの最後に視聴者からのメッセージということで「鶴竜関はゲンを担ぐことはあるんですか?」との質問に、「昔はありましたが・・・今は無いですね。勝つときは勝つ、と思うんで。特別なことはしないで、普通に過ごすように心掛けてます。」と答える大関。
一方でゲンを担ぐ井筒親方にご両親。
どちらも親心・・・なのですよね^^
しかしご両親、以前鶴竜関に呼ばれて国技館に観戦に行ったら負けたことが怖くて五月場所観戦は辞退したとか><
ご両親が観戦される日は再び来るのでありましょうか・・・@@
なんにせよ五月場所の鶴竜関の相撲。実に楽しみです!^^
(そして金曜日のこの番組、鶴竜関を見届けてすぐ病院に駆け込んだ蒔右絵門^^;なんとB型インフルエンザでした・・・)
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コメント
この記事へのコメントは終了しました。
今日はコチラにお邪魔します♪
この番組『ほっと@アジア』は私も見ました!お弁当を「ご覧になった」発言、かわいらしかったですね☆彡
以前『朝青龍はなぜ強いのか?』(相撲ではなくモンゴル学の本ですが)という本を読んでモンゴル人のものの考え方を知りました。そしてこの番組で大関の1つ1つのコメントの中に「本当だ~」と思えるところがありました。例えば人は人、自分は自分とか・・・モンゴル人力士から目が離せないですよね!!
おすもうファンの欄に私のブログを貼り付けてくださってありがとうございます。感激です!ナオりゅうさんの最新記事も拝見しました。蒔右絵門さんにもナオりゅうさんにも感謝致しますm(__)m
ゆっくりではありますがコチラ(もう1つの方も)のドハマリブログをさかのぼって拝読させていただきます♪
あっ、私の方こそまだファン歴5年ほどです。宜しくお願いしたします!!
投稿: erinberryjam | 2012年6月14日 (木) 16:53
erinberryjamさんもチェックされていましたか、「ご覧になった」発言(笑)
モンゴル学の本!そんな読み物があったのですね!
いろいろ勉強になります!またまた読みたいものが増えてしまいました。
発言のひとつひとつに歴史がこめられているということですね。
そして朝青龍のこれまでのことも、おそらく表面的なマスコミ報道では全く捉えきれていない部分があったと思います。
やはりここはぜひともモンゴル旅行を実現させたい・・・近い将来に!
何よりもその土地で空気を感じることに勝るものはない、と思うのであります^^
目下現実的なのは日本でできることをするだけ、ですが・・・(笑)
せっかくなので自分のブログリンクの見直しもしてみました^^
erinberryjamさんがファン歴5年とは驚きました!
もっとも、私が真剣に観られるようになったのもおそらくハル様が大関昇進してからのことなので・・・実に浅い観戦歴です(3年半)><
これからもよろしくお願いいたします!
投稿: 蒔右絵門 | 2012年6月17日 (日) 11:23