阿武松部屋新十両の抱負
せっかくなので、時事ドットコム より:
速攻磨いた慶天海=丹蔵は「前に出る」
阿武松部屋から2人の関取が誕生した。慶改め慶天海は小兵ながら、師匠の阿武松親方(元関脇益荒雄)の現役時代の映像を見て、速攻を磨いてきた。その師匠は「部屋の中で一番努力する力士。上がってもらわないと困ると思っていた」。本人の目標は、同じ埼玉栄高出身で幕内の豪栄道、妙義龍の両先輩と対戦すること。「十両はまだ通過点。幕内に上がれるよう稽古していきたい」と意気込んだ。
寺下はしこ名を丹蔵に。石川県の実家に伝わる代々の屋号で、「このしこ名は入門したときからの夢だった」と声を弾ませる。けがを乗り越え、5年かけてつかんだ関取の座。「器用ではないので前に出る圧力をつけたい。結びの一番で横綱を倒すような力士になりたい」とさらに大きな夢を語った。
(2012/07/25-12:34)
もうひとつ、おおさか報知より:
由緒ある屋号をしこ名に!「丹蔵」新十両…番付編成会議
日本相撲協会は25日、愛知県体育館で大相撲秋場所(9月9日初日、両国国技館)の番付編成会議を行い、新十両に慶改め慶天海(22)と寺下改め慶天海(28)=ともに阿武松=と山口改め大喜鵬(23)=宮城野=の昇進を決めた。再十両は琴禮(31)=佐渡ケ嶽=、里山(31)=尾上=、荒鷲(25)=峰崎=。
丹蔵。名前のようでお相撲さんらしくないこのしこ名。実は本人には、入門時から抱き続けてきた夢の改名だった。
石川県能登町出身。先祖は江戸時代に加賀藩主の前田家に魚を献上するほどの漁師だったという。当時は商人に名字が許されておらず、代わりに屋号を持っており、寺下家は「丹蔵」が屋号。漁師は亡くなった祖父の昭二さんで途絶えたが「この屋号をしこ名にすることで実家も喜んでくれていると思いますし、先祖に恥じない活躍をしたい」と意気込む。
東洋大から07年に阿武松部屋に入門。右膝じん帯断裂などの大けがを乗り越えて28歳で関取にたどりついた苦労人。今後の目標は横綱・白鵬との対戦。「地元を背負っていけるような活躍をしていきたい」と目を輝かせていた。
◆丹蔵隆浩(たんぞう・たかひろ)本名・寺下隆浩。1984年5月5日、石川・能登町生まれ。28歳。阿武松部屋。東洋大から07年春場所初土俵。188センチ、137キロ。得意は右四つ、寄り。
ガンバレご両人!
十両土俵入りも楽しみです
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