H24年大相撲九月場所千秋楽。ついに終わってしまった。そして始まり。
言いたいことがありすぎるので・・・すっかりご無沙汰してしまいました。
どう書くべきかわからないうえ、体も千秋楽生観戦ですっかりボロボロになってしまい
いや、ボロボロだから頭が働かないのか。
やっといくらか回復してきました
でも、とにかく歴史的瞬間を目の前にすることができたこと。
本当に幸せです。
昨夜、BS-TBSで「江戸のススメ」をちょっとだけ見たのですが、そこで流れた3年前の白鵬vs日馬富士戦。ハルさまが初優勝を決めた平成21年五月場所。
銀の締め込みだったハルさまと白鵬のあの攻防、今回の千秋楽ともかぶる部分がありました。もちろん、今回の綱取り最後の一番は、それを凌ぐ意地のぶつかり合い、力を絞り出した「もののふ」たちの激闘がよりいっそうパワーアップしていたわけですが・・・
3年前のハルさまの華奢な姿にもびっくりしたし、二人とも顔があどけなかったことにもビックリ。
20代の3年の月日は大きい。
今の二人。本物の男前になったなあ・・・。
これからがますます楽しみです。
力士としての本分を全うしながら、社会人としての活動にも心を尽くす二人。
泰然自若とした、あるいは信念を強く持った心。
「一日一日」の大切さを噛み締める、緻密な心。
ご先祖様から頂いた命と体を感謝する心。
日々の稽古で鍛え抜かれた技と体。
綱を張れる人間の資質には、さらに「いかに頭を使えるか」もあるように思います。
頭がいい、悪いではなく、「どうやって」頭を使うのか。どんな方向へ頭を使うのか。
綱を張れる人たちというのは、そこもまた他と一線を画すのではないでしょうか。
力士たちよ。心技体のために、賢くあれ。
頂いた命のすみずみまで覚醒させよ。
土俵での一瞬に、見る者はその力士のそれまでの人生を見るのです。
というより、見えてしまうのです。
廻し一本の裸だけを見ているのではない。
その心意気を見ているからこそ、目が離せない。
みんな、ガンバレ
« H24年大相撲九月場所十四日目:取組結果 | トップページ | H24年大相撲九月場所千秋楽:取組結果 »
「大相撲」カテゴリの記事
- 2020年の6月中旬です(2020.06.16)
- すっかりご無沙汰してしまい(2019.06.17)
- 平成30年(2018年)大相撲一月場所(初場所):NHK大相撲中継解説者一覧 ※随時更新(2018.01.12)
- いざ国技館へ(2017.09.23)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント