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2012年9月21日 (金)

H24年大相撲九月場所十二日目メモ:幕内

いろいろと、変なものがいそうな国技館・・・という感じの十二日目でした。

【幕内】

正面解説:勝昭くん。向正面解説:秀ノ山親方(琴錦)。実況佐藤アナ、東西リポ藤井アナ・刈屋アナ

土俵入り。気になる化粧回しナド。

Dscf8812↑ 一昨日?から気になっていた、天鎧鵬関の化粧回し!秋の香りで風流、ステキ

きらきら光るトモハルくんの化粧廻し。体もいつもプリプリツヤツヤなトモハルくんのイメージにぴったりですDscf8813
ゴータローくんのこの化粧回しもキレイDscf8814
今日の目玉はこの二人の境川勢。優勝戦線のキーマンとして。Dscf8815
碧山が赤い化粧回しに変えてきました!Dscf8818

さて勝昭くんですが、今日は「???」と思うほど声のテンションが低い!!!特に第一声
佐藤アナも「え?」と聞き返すほどモゴモゴしてて「大丈夫か」と、心配してしまった
昨夜、飲みすぎでは?

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本日の浴衣。今年は暑いけどクールビズのおかげで助かったそうです(笑)


取組です。
まず取組前の優勝争いは:

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です。

・富士東vs佐田の富士
突き押しから右上手が入ったのはおかわりくん。投げの打ち合いになったが佐田の富士が先に落ちる。決まり手は寄り倒し。おかわりくん、なんとか踏みとどまり5勝7敗。佐田の富士、3勝9敗><

・玉鷲vs天鎧鵬
十両の玉鷲が幕内で最初じゃなくて二番目にとるという。11日目に引き続き、天鎧鵬の腰の落とし方にまたしても萌えてしまう
玉鷲8勝4敗、天鎧鵬4勝8敗。

・嘉風vs隆の山
激しい一番になるかと期待していたが、立合いすぐ隆の山が嘉風の右腕をとったり。そのまま送り出してあっという間に終わってしまった。嘉風6勝6敗。隆の山、今日も踏み止まり5勝7敗!
秀ノ山親方、隆の山に対して「相撲がまともすぎる。最近やっと横の動きが出てきたが」とコメントしてましたが、勝昭くんも「細くてもしぶとさは昔の力士が断然すごかった」と苦言(あ、いやノスタルジー?)。確かに、隆の山と同じぐらいの体重だった千代の富士が北の湖相手に全く足腰崩れない姿を思えば、今の時代・・・まだまだなんでしょうね・・・叩きにあっさり落ちるのも当たり前になってしまってるわけですから

・千代大龍vs若荒雄
千代大龍、体調万全ならきっとこんな落ち方しないんだろうな・・・と思った、いつもの若荒雄のパターン。でも千代大龍、せめて気迫を前面に出してほしかったなあ。相当テンション低いのかな?千代大龍5勝7敗、若荒雄6勝6敗。

・旭天鵬vs高安

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前半戦注目の取組!テンホーさま、勝昭くんも口にしていたが、仕切りの前から汗びっしょり。支度部屋でみっちり準備運動して汗をかいてきたのでしょう。
圧倒的に高安有利かと想像して見ていたが、ところがどっこいテンホーさま!高安の突っ張りにも全く怖気づかずに前に出て左下手をとった!が、高安も右上手に!土俵際に寄っていく高安に対し投げを打とうとしたテンホーさまだったが右足が出てしまった~><高安の寄り切りで両者ともに10勝2敗。
「最後、残っていれば・・・」とテンホーさま、残念そう
対する高安、「残り全勝でがんばります」と頼もしい言葉が!もう、鳴戸部屋の部屋頭を目指せ高安(_≧Д≦)ノ彡

・大道vs木村山
押し相撲力士だが前に押してくる力士に弱い木村山・・・両者ともに5勝7敗。

・旭日松vs隠岐の海
十日目の舛ノ山戦で右膝を痛めたらしい宴会部長、ガッチリテーピングをして痛み止めの注射を打っているらしい。が、問題ないので思い切っていく、と初顔合わせに意欲的。
立合い一度つっかける隠岐の海。二度目、下から宴会部長の両腕を防御し、突っ張りのど輪も交え攻めていく隠岐の海だったが、宴会部長が叩き込むところを前に出ようとしたのか?今場所は初めてだった、土俵際のいつもの詰めの悪さが出てしまい先に土俵に落ちてしまった・・・
「(宴会部長の塩まきに関し)青葉山は後援会がトラックで塩を送ってきましたからねえ。今は倹約しないと!」この勝昭くんの言葉に同調する秀ノ山親方(笑)
旭日松7勝5敗、隠岐の海8勝4敗。

・雅山vs宝富士
マツコ、今場所は以前の相撲に後退してしまった感が・・・胸を出す悪いクセに関しては勝昭くんも指摘><
雅山、叩き込みで5勝7敗。宝富士3勝9敗。

・北太樹vs翔天狼
ひどかったねこれは・・・木村恵乃助さんはよく立合い不成立をかけるのだけど、今日は審判までもが止める場面も。しかも力士たちがしばらく相撲をとってからのストップ><

立合い①北太樹が突っ掛ける。
立合い②翔天狼の右手がつかないまま両者ぶつかり押し込む翔天狼、恵乃助さんは最初止めなかったが審判が止め恵乃助さんも「まだまだ」と。この時点では審判席を見回し頭を下げる北太樹。
立合い③いきなり叩きに入る翔天狼だったが今度は恵乃助さんがストップ。「北太樹もさんざんだね、それほど多くない髪を引っ張られるし」と勝昭くんが問題発言した立合い思い切り引いたので翔天狼、西の土俵下の溜まり席に落ちる。これも翔天狼の手付き不十分。
立合い④髷を直しやれやれといった風の北太樹。心を落ち着けて立合い。当たってすぐまた叩いた翔天狼に北太樹、あからさまに怒り心頭。礼をする前にお客さんもびっくりするようなバチン!という音を両手で立てて、怒ったまま礼をし土俵を去る。

結局、二人ともその後すぐ審判部に呼ばれたようですね。
翔天狼はいつも立合いが遅い。普段もちゃんと手を付いてるのかな?と思うことがしばしば。
しかし自分が悪い、情けない、勝った気がしないと反省している様子。
北太樹、普段も負けると必ず首をかしげるのであれも気を付けたほうがいいんだよね、ほんとは・・・。アツイ男、北太樹。あと三日、全てを忘れてガンバレ!

というわけで北太樹3勝9敗、翔天狼5勝7敗

・時天空vs若の里
場内が冷え切ったところで若の里が場内を沸かす!忍さん、無くてはならない存在です!
時天空が手を使えないようにうまく抱え込みながらの掬い投げ!いや決まり手は突き落としか。「理詰めの相撲、若の里」と解説者うなる(笑)
時天空5勝7敗、若の里6勝6敗。

後半戦

・朝赤龍vs舛ノ山
きっと、誰もがこの取組を見て胸がつぶれる思いをしたことでしょう
立合い、舛ノ山左差し朝赤龍は右上手。掬い投げをいつものように試みるトモハルくんだが朝赤龍は当然しぶとい。それでも掬い投げを成功させるトモハルくん!に見えたのだが・・・物言い
すでに息が上がっているトモハルくんに「体が落ちるのが同時と見て取り直し」という過酷な宣言が
おそらく場内もお茶の間の皆さんも、誰もがこの時点で「舛ノ山ガンバレ」コールをしていたはず。
早く終わってくれーと祈る思いでの立合い、朝赤龍は実に慈悲深かった!
飛びかかるようにトモハルくんにおおいかぶさっての叩き込み!と思ったら廻しをしっかりつかんでたので上手投げ。早々に勝負はつきました。
もうこの際、勝つことより早く〆てそれだけでした
息も絶え絶えに花道を下がっていくトモハルくんいつもいつも一生懸命な姿に、心を打たれるばかりです
さすがの勝昭くんも辛そうだった・・・。
そして花道を下がっても、親方を見つければ声を出して挨拶するトモハルくん自分の体より礼儀第一君は一体どこまで律儀なんだ
千秋楽、普通の女子より肺が大きい(たぶん、肺活量からして)私は精一杯トモハルくんを応援するよあ~ほんとにこの肺の3分の1でも分け与えてあげたいよ・・・(泣)
これで両者ともに6勝6敗。

・豊真将vs安美錦
立合い右のど輪から前に出ていくアミさまだったが、そこから徐々に反撃に出る豊真将、左を差すと引いてしまったアミさまに乗じて前に出る。アミさま、土俵外に吹っ飛ばされる><
豊真将、右手が廻しにかかっていたらしく寄り切り、7勝5敗。アミさま8勝4敗。
ところでリア友、横綱土俵入りの時にアミさまの左足首のサポーターに気がついた。アミさま、左足首が曲がらないほどガッチリだった・・・

・松鳳山vs阿覧
やっとこの一番で勝昭くんの声のテンションが上がりまくった!(笑)
裕也くん、何もさせずに頭から当たり、鋭い突きで阿覧の引きより速く前に出た!阿覧、あっという間に土俵下。ほつれ髪たらりの裕也くん。ワイルドだぜえ~!
勝昭くん、頭から当たっていった裕也くんを大絶賛、そしてアンケートでも堂々の1位のショーホーザンさ

・豪風vs魁聖
引く豪風にも全く落ちなかった魁聖!押し出して6勝6敗、豪風勝ち越しならず。

・碧山vs豊ノ島
やっぱり巧いのは豊ノ島。そして負け越してからが強いのも豊ノ島!
立合いつっかける豊ノ島(碧山も遅い)。二度目、またまた先に出る豊ノ島。碧山~~!!!三度目、突っ張る碧山だが豊ノ島、うまく碧山の腹に潜って押し出し。碧山3勝9敗、豊ノ島4勝8敗。

・臥牙丸vs栃ノ心
今場所、ネコとはかなり違うが土俵をやたらとゴロンゴロンと転げたがるガガちゃん・・・という気がする今日この頃
立合いから左変化で左上手を取りに行った栃ノ心、土俵際に攻めてから上手投げ。ガガ3勝9敗、栃ノ心4勝8敗。

・豊響vs稀勢の里
結構時間がかかった・・・。豊響、かち上げから右おっつけ(キセの左おっつけもあった)。キセ、右上手が入り両者四つの形に。腹でがぶるキセだが豊響も懸命にこらえる!一呼吸おいて今一度ガブり、寄り倒し。豊響5勝7敗、稀勢の里10勝2敗。
「四つに組んだので安心して見てました」とは秀ノ山親方。豊響だし、そうなんですが・・・それでも私は不安な目で見てしまいました

・日馬富士vs豪栄道
ハルさまの腕のパワー、ハンパないゴータローくんもネコがじゃれるような叩きのポーズを見せて墓穴を掘ったが、右から突いて左から突いたらゴータロー、尻もち・・・。
実況席も圧倒された様子
「突きの威力、踏み込みの鋭さ」とまとめた佐藤アナ。ハルさま、決まり手は「突き倒し」。

・栃煌山vs鶴竜
低く当たる鶴竜をまともに叩こうとしたオーザン!おおい!!幕下の取組が見たいんじゃないんだよ~~(_≧Д≦)ノ彡
大金星のあと、翌日から急降下な内容が~~~(_≧Д≦)ノ彡
その波をどうにかせよ、栃煌山~~~~
栃煌山勝ち越しならず(当然)。鶴竜寄り切って10勝2敗。

・白鵬vs妙義龍
仕切りの時から今場所でもとりわけ厳しい顔つきをしていた横綱。正直、ぞっとしてたんですが・・・。
左張り手→右からかち上げ→即右差し、の予定が、かち上げがガツンと妙義龍の頭(アゴ)に当たり後ろへ倒れ込む妙義龍横綱、差すつもりだった右手をさらに倒れていく相手の顔にまともに当てて押し込んでいた・・・。
立ち上がれない妙義龍、立ってもふらふらで呼出さんに支えられたまま礼。懸賞金をガバッと受け取る横綱。最後まで気合が入ったまま花道を下がっていく・・・。
決まり手はハルさまと同じく「突き倒し」。

今日はとにかく横綱と綱取り大関の気迫に圧倒されました。というより、血の気が引きました。

気付いたら支度部屋にいたという妙義龍関、目にも異常を訴えたとか・・・その後どうなったのか心配です

とりあえず十二日目の結果は。旭天鵬が2敗になったことでこういう図式に。

Dscf8823

明日には潰し合いが。稀勢の里、男になるのか?それとも日馬富士が男っぷりをさらに見せつけるのか?
鶴竜、三月場所の気迫を横綱にぶつけていけるか?

秋場所も残りあと三日です

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コメント

大変だったみたいですね。昨日。
わたしは知らなくて、へんな記事書いてしまって、削除しました。反省中です。

あの品格ある白鵬が・・・と、驚いてます。 余裕が感じられません。

妙義龍関が今日、元気に出てこられるのか?心配です。

竜電くんもまもなくですね。ドキドキですね(;;;´Д`)ゝ

まーがりんろーるさん、そうだったのですか?

白鵬も土俵の上では基本的に「品格」の二文字は消え去る勝負師ではないかと^^;
でもあんなにひどいのは初めて見た思いです。
本人はそんなつもりで立合いしたつもりではなかったのかもしれませんが、なんとも・・・。「気迫」の二文字で片づけられるのかしら?

2場所賜杯を逃していること、同国の力士が追いつきつつあること。
焚きつけられる要素は十二分。
ただ、変な方向に行かないことだけを祈るのみです><

妙義龍関、パーフェクトな相撲で普段通り、ほんとによかった

そして何より竜電くん!やりました~
しかし師匠、「今日だけは褒めてやるけど、明日からは猛稽古」だそうです
うん、番付をかなり上げて相撲をとることになると・・・すぐ跳ね返されそうな気がするので
師匠にしっかりついていって欲しいと願ってます!これからが勝負です!

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