H24年大相撲九月場所十日目:その他メモ
連日、神奈川も強烈が雨が降ったと思いきや急に晴れてきたり、またしばらくして怒涛の雨が降ってきたり・・・と天候不順が続いております。
庭の水やりをしなくて済むのはいいのですが、ペチュニアが雨にやられてよれよれです><
せっかく切り戻しした牡丹色も咲いてきたというのに><
(軒下に入れる余裕がない&鉢が重くて運ぶの怖い、が言い訳)
さて、昨日の秋場所中盤戦最終日すなわち十日目。
ますます目が離せない状況になってきました。
それではいつものごとく、独断と偏見で振り返ります。
【幕下】
正面解説:秀ノ山親方(琴錦)、向正面解説:若者頭の栃の藤さん。実況沢田石アナ。
・香富士vs琴恵光
攻めは香富士だったが、琴恵光の土俵際での粘り勝ち。琴恵光、幕下に戻ってきて薄氷の白星が続くが3勝2敗までこぎつけた!あと2戦、白星を重ねられるか?
・朝弁慶vs武玄大
十日目は出身地にクローズアップしてました。朝弁慶、神奈川なので頑張ってほしいのですが、武玄大が今場所成績がいい武玄大が掬い投げで4勝1敗!朝弁慶、勝ち越しならず><
・福轟力vs千代丸
4戦全勝同士の対決を制したのは千代丸。叩き込みで5勝!これは・・・竜電くんと当たる可能性も出てくるか!?むむ・・・。
・越ノ龍vs旭大星
テンホーさまの付け人を務める旭大星、相撲が速かったぞ!?見事な切り返しで土俵の真ん中で勝負がついた。あと1勝で勝ち越しだ!
・千昇vs玉大輝
千昇、寄り切りで勝ち越し!
・松本vs天一
圧倒的な突きが出た松本、なんとなく鶴竜を彷彿とさせる顔立ちなのですが相撲は厳しかった松本、勝ち越しまであと1勝。天一、後がない
・笹ノ山vs唐津海
立合い立ち遅れた唐津海、一方的に攻めるのは笹ノ山。土俵際まで持っていかれて唐津海、膝から崩れる笹ノ山勝ち越し!
・佐田の海vs琴国
関取経験者同士。立合いつっかける琴国。二度目、踏み込みよかったのは佐田の海。四つに組み合い常に攻めていたのも佐田の海。寄り切りで勝ち越し!
・潮光山vs琴福寿
琴福寿の圧力が立合いから最後まで強く、潮光山防戦一方><潮光山、負け越し
・朝天舞vs齊心
体勢低く前に攻めていったのは朝天舞だったが、腰をどっしり割って相手をよく見ていた齊心が機を見て押したら朝天舞、後ろ向きに土俵の外に倒れてしまった><決まり手は押し倒し。朝天舞負け越し><
・川成vs達
期待の若手同士の好取組!低く当たった達、右四つで先に攻めようとするが川成の圧力が強く、右上手をとられるとそこから川成の反撃が。西花道側の土俵際で川成が体を寄せながらの投げ。川成3勝2敗、達2勝3敗。達、勝ち越しなるか今場所!?
・鏡桜vs亀井
腰の低い鏡桜。亀井、吊られたらほぼ何もできずに出されるがまま><もし勝昭くんが解説だったらかつての栃煌山のように「サケ」呼ばわりされちゃうよ!><
・大雷童vs希帆ノ海
途中までは大雷童ペースの突き押し優勢、しかし体を入れ替えられ後ろに回った希帆ノ海がそのまま大雷童を送り出し大雷童2勝3敗、希帆ノ海3勝2敗。
【十両】
解説は竹縄親方(栃乃洋)、実況白崎アナ。リポ船岡アナ。
今月末に断髪式を迎える竹縄親方。この髷姿も今場所が最後なのですね><
断髪後の髪型を考えるどころではないほど、お忙しいようです
行きたいなあ断髪式・・・どうしよう・・・
十両で注目されたのは常幸龍。大学相撲出身者はトーナメント戦で負けたら最後という試合運びが理由で、慎重にとる相撲が多くなるとか。それで常幸龍も受ける相撲が多かったのでしょうか。
ただ、今場所は攻めの姿勢も出てきているとの話で、十日目は返り入幕を目指す玉鷲戦。好取組なわけですが・・・。
幕下の達は上位戦だったので、竹縄親方が解説でした。なんと、出身地が同じどころか、お互いの家も数十メートルの距離しか離れてないとか!
そして自分が引退して半年後に石川県出身の関取が誕生して嬉しい、と竹縄親方^^
これまた実は石川県出身者、平成八年九州場所で新十両だった栃乃洋以来の新十両が丹蔵ということになるそうです。16年ぶり
丹蔵が新十両インタビューで紹介していた栃乃洋とのツーショット写真がまたしても紹介されていました
さて十両取組。
・明瀬山vs皇風
皇風、星が上がらないのでまた変化で来るかな・・・と思ったが、真っ向から当たっての突き押しに、が途中組む形に。左浅い上手をとり、頭をつけて出ようとするがそこで明瀬山がうまく出し投げ。しかし物言い。明瀬山の足が土俵から出たが、先に皇風の体が落ちたとのことで行司軍配通り明瀬山の下手出し投げで勝負がついた。明瀬山5勝1敗!皇風、負け越し
・高見盛vs貴ノ岩
相手の手を封じて回り込み、抱えるように引き落とした高見盛!意外とあっさり決まってしまったこれで高見盛、負けが込んでいた序盤から6勝4敗へと盛り返しての中盤戦を終えた!貴ノ岩、5勝5敗。
・磋牙司vs鬼嵐
鬼嵐、負け越し・・・
・荒鷲vs鳰の湖
一度立合いつっかける荒鷲。二度目、じっくり構える両者だったが、突進した鳰の湖に蹴手繰りが!見事に決まり、荒鷲踏みとどまる。いつぞや失敗して封印したのかと思いきや、久しぶりに出た(笑)
・大岩戸vs寶智山
攻めていたのは大岩戸だったが・・・寶智山、よく土俵際でくるっと回り込むのが間に合ったな~そのまま出てきた大岩戸を突き落としと思ったら左上手がかかってたので上手投げだった。悔しい黒星、大岩戸><やはり寶智山は境川部屋での稽古が生きてるか?反応がよかった。
・千代鳳vs里山
どう見ても本調子じゃないピヨちゃん右上手が入り投げを打つが、里山は下手投げがうまいのだ。逆に投げ返されてしまった。里山、勝ち越しまであと1勝!今場所、本当に調子がいい
・徳真鵬vs双大竜
徳真鵬のど輪にもめげず前にでる双大竜だったが右下手が入って組んでしまい、あとは土俵際こらえようにもあの巨体にのしかかれてはなすすべもない><体への負担が響かなければよいのだけど><
徳真鵬6勝4敗、双大竜4勝6敗。
・玉飛鳥vs北はり磨
上体がリラックスしてきて勝ちに結びつくようになったらしい北はり磨、立合いから攻めていたが足が滑って自滅><決まり手は引き落とし。玉飛鳥、5勝5敗。北はり磨、後がない><
・琴禮vs徳勝龍
琴禮もいいんだよね~今場所!立合いから押しの攻めに徳勝龍が何度も叩こうとするが落ちず、徳勝龍左下手を入れて投げを打つが、両者同体のような落ち方で物言い。かなり長い協議の末、徳勝龍の体が先に落ちているとの判定で決まり手は琴禮の上手投げ。拾った琴禮、6勝4敗!徳勝龍、五分五分で終盤戦を迎える。
・千代の国vs丹蔵
これは単独記事がありますのでそちらをどうぞ(笑)今場所、これまでの全取組中最も鮮やかだった両者の攻防でした
・玉鷲vs常幸龍
立合い互角だったが玉鷲ののど輪も常幸龍には効かず組む形となってしまい、これは常幸龍有利か?と思ったが、低く寄っていく玉鷲の圧力で常幸龍後ろ向きに倒れてしまった。寄り倒しで玉鷲勝ち越し!常幸龍、今日勝ち越しを賭ける。
・大喜鵬vs栃乃若
負け越してやっと自分の形が出た栃乃若!下からあてがってもろ差しになってからは前に進むだけだった><大喜鵬、5勝5敗。栃乃若、2勝目。
・琴勇輝vs芳東
立合い、つっかけ思い切り当たってしまう琴勇輝「すみません!」と大きな声で仕切り直し(笑)二度目、完璧な琴勇輝ペースで押し出されただけの芳東であった><決まり手は突き出し、両者ともに星五分で終盤戦へ。
【幕内】
正面解説は玉ノ井親方(栃東)、向正面は立川親方
実況太田アナ、東西リポ三瓶アナ・三輪アナ。
中入りでは蔵前国技館での名勝負と、同国技館とのフェアウェルシーンが流されていました。玉ノ井親方、小さい頃に通った蔵前国技館の入り口(でしたよね?)が怖かったそうです(笑)
幕下上位のこれまでの成績も振り返るコーナーがあり、玉ノ井親方が竜電くんについて「負けても前に出る気持ちの強さがありますね。それに、高田川親方の厳しい稽古がありますから」と期待している様子?言ってるだけ?
と、何かの拍子にお笑い芸人のハナワさん発見しました(笑)
・勢vs佐田の富士
返り入幕を目指す勢。勝ちました(笑)上手投げで7勝3敗。佐田の富士は後がない><
・大道vs隆の山
立合いとったりから大道を崩す隆の山だったが向き直る大道、それから土俵際へ寄って追いつめる場面もあったが隆の山もろ差しでで土俵中央に戻り、左下手を打とうとする!大道こらえてきめたまま両者動かず。が、体を寄せてから左へねじって隆の山を転がした大道の決まり手は小手投げ。
・旭日松vs舛ノ山
立合い待ったの旭日松、二度目の立合い。またしても手つき不十分でトモハルくんに思いっきり当たっていった旭日松!負けずに前に出たトモハルくんのスタミナが心配になる
三度目、立ち遅れて受けたトモハルくんだったが下からはじいてからの引き落としが決まった悔しそうな旭日松6勝4敗、トモハルくん五分五分!
・千代大龍vs豪風
しばらく立合いでにらみ合いが続く。攻めたのは千代大龍だったがいなして体を入れ替えた豪風が反撃に出てから体ごとダイブするように千代大龍を土俵から追い出し寄り切り。
・安美錦vs隠岐の海
前半戦最後は好取組だったが・・・アミさまの攻めを受けて足が下がり過ぎた隠岐の海、右から叩いたアミさまに転がされる><アミさま7勝3敗、隠岐の海勝ち越した翌日に黒星><
「隠岐の海は波に乗ると怖い存在(海の男だから?なんてツッコミ無しで)」と玉ノ井親方。「今場所はよく攻めてるし左も早いですね」と言った矢先のことでありました。
後半戦
・豊真将vs嘉風
両者持ち味を出していたが、豊真将が相手をよく見ていた。決まり手寄り切りで豊真将6勝4敗。
・阿覧vs時天空
天空さま、力強し!阿覧、これで9敗目><
・豊響vs魁聖
おおいこれは・・・驚いた一番だった魁聖、豊響の立合いにも全く負けずにそのまま出て行った
磨けば怖い存在になる片鱗をまたしても見た思い
両者ともに星を五分で終盤戦を迎える。
・碧山vs松鳳山
突っ張りの威力は碧山だったが、一度いなして松鳳山が反撃し直し。碧山、嫌って松鳳山の頭を叩こうとし、松鳳山前に出るがさらに叩かれダイブ状態で落ちてしまった~惜しい一番だった~
対する碧山はやっと突っ張りが出た一番だったか?両者ともに2勝8敗。
・妙義龍vs栃ノ心
いっや~~~これもねえ・・・。栃ノ心の左上手が強烈だということを再認識。しかし寄りながら妙義龍に倒れ込むように投げたので、妙義龍の膝が大丈夫だろうか!?とすごく心配になった土俵下に落ちた妙義龍だったが一応普通に花道を引き揚げていった・・・ので、大丈夫だったのかな?
妙義龍7勝3敗。栃ノ心、踏みとどまって3勝7敗。
「妙義龍は押し相撲というより廻しを取りながら攻めているのがいいですね」と立川親方。対する本人は「立合いから二歩目が出ているのがいいですね」と分析。そんな話をしていた矢先><
本人の談話「右が深く入りすぎた。踏み込みが足りなかった。」
・旭天鵬vs鶴竜
がっぷりの引きつけ合いで長引いたが、テンホーさまが出て行ったところで左に大きくテンホーさまをつり出した鶴竜はやっぱり大関だった!テンホーさま、ついに9勝1敗に。これからどんどん厳しい対戦相手と組まれそうな予感><鶴竜、大関になって一番早い勝ち越し!
・豪栄道vs稀勢の里
稀勢の里の左が入るとゴータロー、そのまま右下手投げを打とうとキセを引っ張り込む。ゴータロー、右足でキセの左足も引っ掛けながら投げるが、自分が下敷きに><
「稀勢の里の腰の位置が豪栄道より低かったので助かりましたね。昨日より今日のほうがいいですね。」と玉ノ井親方。キセ、1敗を守る。これ、張り差し失敗と違うか?
・日馬富士vs高安
すでにいろんな人が触れているであろう問題の一番。左上手が速かったハルさまだが高安が突っ張っていこうとしたところを右から左から強烈な張り手を食らわし左から投げると高安うつぶせになったまま起き上がれず・・・ふらついてる高安、完全に脳震盪
「大関を驚かせたい。決めたことをしっかりやりたい。大関の気迫に負けずに出る。」と取組前コメントしていた高安。驚かせることはできなかった・・・。驚いたのはお客さんと視聴者だ
今日はかなり重要な取組がたくさん組まれています!心臓に悪い・・・
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いつものことながら、見ているところが同じです!
ちょっと古いネタですが、大坂アナの「今日もため息・北太樹」に反応されているところも( ^ω^ )
竜電くん、6連勝!おめでとう! 注目の若手さんがどんどん関取になっていきますね!さすが、見る目がおありですo(*^▽^*)o
投稿: まーがりんろーる | 2012年9月19日 (水) 14:36
まーがりんろーるさん、こんばんは~
同じニオイがする私たち(笑)
大坂アナ、狙ってましたよね!?今度また何か言ったら突っ込みますw
竜電くん、ついに・・・ついにです!!!(_≧Д≦)ノ彡
私よりずっと前から知っていて期待していた人たちもたくさんいたであろう大器がやっと目覚めようとしています
ちょっと全勝対決が心配ですが・・・ここまで来たら全てを出し切って場所を終えてほしいものです><
そして・・・北勝の国ちゃん、今頃どうしてることやら><
十両土俵入りがスカスカしてるとつい思い出してしまいます
投稿: 蒔右絵門 | 2012年9月19日 (水) 21:07