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2012年11月13日 (火)

H24年大相撲九州場所二日目:取組メモ(幕下・十両)

【幕下】

解説は谷川親方(北勝力)。実況は小林アナ。

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小林アナって・・・まだあまり馴染みがないのですが、こんなお顔であられましたか。

では独断と偏見にてメモ。

・荒闘司vs藤の海
藤の海とはとても古典的ないい四股名・・・しかし、外国人???端正な顔立ち。
確認したら宮城県出身!∑ヾ( ̄0 ̄;ノ
しかし出身校はアメリカ。ハーフで、しかも双子の力士なんですね。
3年前の秋場所初土俵、出羽海部屋。190センチの長身、荒闘司に押し出しで負けたけどいい体格してるので頑張ってほしいですね~。

・十勝海vs栃港
十勝海、右ハズで一気の押し出し。
部屋の谷川親方「十両の実力はあります」おお~。要チェック。
土俵を降りるとニコニコ穏やかな性格。だそうです^^

・蓮台山vs琴宏梅
琴宏梅、お母様と親戚の方が観戦に来ていたとか?いい突き押しで白星!!

・武玄大vs若三勝
武玄大は九州出身。立合い右おっつけ左差して頭をつけながら右上手をとり、下がりながら若三勝を投げた!おお~。若三勝が動けなかったのが意外。

・舛ノ勝vs朝弁慶
舛ノ勝、大きな相手に立合いから押し込まれるも受けてから反撃、逆に押し込んでの送り倒し。
谷川親方、しばし言葉出ず。「・・・17歳。・・・ですか?・・・・強いですね。考えられないぐらい強いですね」。
強い舛ノ勝!私も大いに期待している!!!

・竜王浪vs唐津海
唐津海は四股名から歴然としているが九州出身。場所前に右足首の内視鏡手術をして場所の3日前にやっと土俵に上がったらしい。それでもどうしても出場したい!との思いで出場。
しかし竜王浪の左上手がハブのようにしつこく全く振りほどくことができず、動きが止まる長い相撲に機を狙い唐津海を後ろ向きにさせて竜王浪、廻しをとったまま土俵外に送るように寄り切り。
意外と足が動いていたと思われる唐津海であった。よく辛抱した!

怪我に関しては谷川親方がひとつコメント。「ケガ対策は特に関取になってから意識するようになりました。自分は脚の筋力をつけるだけではなく、足が内側に入らないように稽古してました。ケガする人を見てると皆足が内側に入ってることに気付いたんです。」

・魁vs達
四股名一文字対決(笑)達、少し腰高いかな~という感じもしたが突っ張って左を差してからのもろ差し、左かいな返しながら最後には腰を割って相手を出した!谷川親方も感心w

・出羽鳳vs琴福寿
琴福寿の強烈なのど輪攻めを奇跡的に土俵際でこらえた出羽鳳が右上手投げで逆転勝ち、お客さん大喜び!

・佐々木山vs千代丸
千代丸は体重が5kg増えて175kgになったそうな重すぎないか?と思いきや、突きも出るし足も出るしで迫力の押し出し、初戦を白星で飾る。

・朱雀vs鋼
三段目優勝の鋼さん、すっかり「鶴竜のちゃんこ番」でインプットされ良妻賢母ぶりにファンになってしまったが・・・いや~押しに徹した一番、素晴らしい!!!
朱雀、腕をたぐろうとした模様だが失敗

・千昇vs肥後嵐
千昇、もろ差しから前へ出て送り出し。式秀親方の定年もあるし、今場所頑張ってほしいなあ~~~~!!!

・華王錦vs千代嵐
これは一言「千代嵐、強し!」圧倒的な前へ出る力で寄り切り!

谷川親方、最後に日馬富士vs隠岐の海戦を占う。
「自分は面白くなると思います。」
そして実際、そのような展開に(汗)

ここで十両土俵入り。土俵入り前の花道奥の鳰の湖の笑顔がかわいい~

【幕下上位】

幕下上位と十両解説は清美潟親方(栃栄)。実況吉田アナ~~~リポ佐藤アナ。

取組前、初日の土俵入りで皆と違い逆回りしてしまった竜電くんが映し出される

・武州山vs川成
武州山、もろ差しになり前へ出るが攻めきれず土俵際で川成を掬い投げ。ああよかった~まずは1勝!!!期待の若手相手だけに嬉しい初日!

・青狼vs荒鷲
ひとつ前の取組だった千代皇と青狼は、今年全て勝ち越しているらしい。そんな解説があったが、荒鷲が右を巻き替えもろ差しで攻めて寄り倒し。青狼、土俵際でうっちゃろうとしたが全然だめだった。

【十両】

・明瀬山vs政風
初日は大相撲となったが、2日目は右四つ左上手で前へ出てあっという間に寄り切った政風!調子がいいぞ!

・誉富士vs徳真鵬
長い相撲になった^^;突き押しで攻め立てたのは誉富士。廻しをとられないよう常に動きながら突っ張り、徳真鵬に出足を止められると今度は頭をつけて我慢。四つだけはとらせまいときらいながら、自分がもろ差しになり寄り切り!
どちらもハアハア激しい息遣い、場内に響き渡ってた
誉富士、「日馬富士関の土俵入りを務めたい!!!」と強く願っているそうだ!!!マツコを追い落としたい、と奮起している様子、相撲に現れてる

・里山vs竜電
師匠からは場所前の稽古でも「とにかく前へ出ろ!出ろ!」と口酸っぱく言われ、少しでも後ろへ下がると怒られたという竜電くん。
師匠が見守る(睨みつける?)土俵で、クセ者里山との一番
高田川親方、こんな顔で土俵下に(笑)

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で・・・もちろん前には出て突っ張っていく竜電だったが、里山が下から手をあてがいながら右おっつけを効かせて前に出る。すかさず竜電の両脇を引く里山。前のめりになった竜電、足を泳がせ両手を土俵につけてしまった><

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里山相手じゃ仕方がない!次に活かそう!

解説の清美潟親方はもともと押し相撲力士。相手の中に入って体を寄せ、前に出て行くのが安心するパターンで、それを目指して相撲をとっていたそうです。相手の中に潜り込むために、その時々によりかち上げだったりもろ手突きだったり頭から当たったり・・・と、立合いを変えていたのですね。「僕は相手から離れると不安でした。僕は、ですけど。」

・貴ノ岩vs鳰の湖
攻めたのは鳰の湖だったが、上体が伸びあがったところで貴ノ岩の左が入る。すかさず掬いながらの突き落とし。「(鳰の湖は)手で起こすと頭が上がっちゃうので、上体を起こさずに突くことが大切です。」

・高見盛vs旭秀鵬
高見盛の前まわしを狙いながら出て行く旭秀鵬だったが、廻しはとれず。が、構わず前に出て行くと高見盛がたぐろうとする。そこを利用してそのまま旭秀鵬、高見盛を押し出し。

・北はり磨vs大岩戸
当たってすぐの叩き込みで大岩戸の勝ち^^;

・栃乃若vs丹蔵
吉田アナ「悩める大器」=栃乃若。
立合い丹蔵左前褌を取るが、右を差した栃乃若の出足で廻しが切れ、そのまま栃乃若ががぶりながら押し出し。丹蔵何も出来なかった~><
栃乃若、部屋でも相撲に悩んでるとの話が。上からでもなく下からでもなく中途半端な位置で相撲をとるとバラバラになってしまうとか。丹蔵戦は低くいったなあ。
↓前褌とった瞬間の丹蔵。

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もう下がってしまう。

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栃乃若の圧力で下がる一方><

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決まった・・・。そして、蛇足ながらケンジローさんは初日のレモンイエローからしぶ~い緑の装束に!
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竜電→丹蔵と破れてだんだんテンションが下がる自分・・・・・・・・

ここで今年の新十両リスト。赤が平成生まれ。だんだん世代交代ということなんですね。

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阿夢露、初場所に新十両だったんだよなあ・・・
もうそれから5場所目><
来場所こそ、復活できるんだろうか。早くまた上がってきてほしいよ~~~(;ω;)

・双大竜vs磋牙司
清美潟親方「私、磋牙司の相撲好きなんですよ~。本当にいい押し相撲なんです
なななんと、栃栄の告白タ~イム(笑)
吉田アナも「本人には伝えたんですか?」と突っ込んだところ、親方「実は彼、うちの部屋によく出稽古に来るんですよ。その時にも『お前いい相撲してるな、好きなんだよな~』って言ってます」だそうですwwwwwwwwwwww
磋牙司、強力なファンがいてよかったね~~~(≧ω≦)
そんな磋牙司、立合いからの双大竜の突っ張りを下から牽制し、右上手をさぐろうとする双大竜の手をきらいながら懐に入り、前に出て左から押し出し。
その時きっと清美潟親方、ニコニコ満足そうに見ていたに違いない(笑)

・大喜鵬vs寶智山
「大喜鵬は力強い、というより上手い相撲をとりますね。千代大龍のような押し相撲かと思ってたんですが・・・」
と親方が言った矢先に山口くん、電車道で迫力の押し出し!!!
実況席の話が聞こえてたか!?(笑)

・千代鳳vs琴禮
ピヨちゃん、実は膝が一向に良くならず、場所前は稽古ができないのでひたすら四股とテッポウを一日700回以上こなしてたとか・・・初日の相撲からは膝の痛みは感じられなかった
「丸い体を丸くする以上に丸くするのが千代鳳ですね」という相撲でズンズン前に出て押し出したピヨちゃんであった!
九州出身力士同士の対決はピヨちゃんに軍配。

・琴勇輝vs佐田の富士
佐田の富士も十両に下がると威力があるのか?ご当所の後押しがあるのか!?
立合い一度琴勇輝がつっかけ二度目。立合い押し込んだのは琴勇輝だったがそこから反撃、突っ張り返して最後まで相手を押し込んだのは佐田の富士。

・隆の山vs徳勝龍
隆の山、徳勝龍の右をたぐってのとったりが決まり、徳勝龍左手を土俵についてしまう。お客さん拍手喝采。
「幕内だとこれが動かせてもらえないんですよね。それが十両と幕内の違いなんですよね。」
取組終わって土俵下に残る隆の山の横顔がホッとしているように見えた。

・天鎧鵬vs玉飛鳥
天鎧鵬、右目充血してない!?なんだか右目の縁が赤黒っぽく見えるんだけど・・・><
玉飛鳥の右のど輪・左おっつけが強烈でのけぞる天鎧鵬、左に回って力を逃がそうとするが、玉飛鳥が差した右から思い切り左へ力を加えて押し倒されてしまう天鎧鵬なのであった

・木村山vs宝富士
マツコ思い切り前に出て行くが、木村山がいなして引き落とし
果たして誉富士がマツコを抜く日が到来するのか否か?すぐ幕内に戻ってハルさまの露払いを務めたいマツコ。ここまで2連敗

結局、九州出身力士全員勝白星とはいかなかった二日目でした(直接対決もあったし)。でも健闘してますね!

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