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2012年11月12日 (月)

H24年大相撲九州場所初日:取組メモ(幕内)

レスポンス遅くてイライラしてたIE7から、やっとIE9にバージョンアップしました
気のせいか、少しまともになった気がします(笑)

さて、九州場所初日幕内取組メモ。
その前に協会挨拶の様子を。

Dscf0351ハルさまの瞳がキラキラしててですねえ・・・ついパシャっと(笑)

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やっぱりこれだけ揃わないと。把瑠都が入ってきて、自分でも意外と思うほどなんだかすごくホッとして嬉しくなってしまった。


【幕内】

解説は正面に勝昭くん、向正面秀平くん。実況白崎アナ。

幕内土俵入りでのハプニングは、正直さんの紫色の房がぱらっと土俵に落ちたこと。どうして落ちたんだ・・・上がるとき踏んづけた?あれは軍配の房だったのかしらん?
直後に続いた玉鷲、そのまま土俵を回るかと思いきや、房を拾い上げて土俵の縁に置いたのであった。そして私がちょっと目を離した隙に、房は忽然と土俵から消えていた(笑)

東西横綱土俵入り。なんという感激でしょうか

まずは奇数日ということで東、白鵬から。白鵬も新しい赤の化粧回し。
呼出しの秀夫さんが休場と聞いてうろたえましたが、左眼球打撲で人前に出られないからという理由だそうで・・・大事なくてよかった

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そして本場所では初めての、日馬富士土俵入り。

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富士山の三つ揃い

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Dscf0356_2庄三郎さんも昇格し、今場所初めて伊之助として立行司に!装束がキラキラと新しい

しかし何なのでしょうね。ハルさまの姿にまたまた感動してしまって。明治神宮も出雲大社も現地で見たけれど、本場所初めての土俵入り・・・涙出そうになりました。
まだまだせり上がりが可愛らしいハルさま(笑)右膝に当てた手がズリッと滑りましたが、もう表情は大関時代とは一線を画す高みを見せていました。
(師匠・伊勢ヶ濱親方がせり上がりを教えているシーンも流れて、そうか~白鵬のせり上がりとは違うんだな、ハルさま師匠を一生懸命真似てるんだなとあらためて納得した次第。)
緊張、といってもよい意味での緊張。ゆっくり、丁寧にひとつひとつの所作を終えて・・・間違いもなくてよかった、よかった。

「横綱も土俵入りを覚える頃には引退といいますからねえ」と勝昭くん
初々しさに目を細めて見ているようでもありました。
弟子の千代の富士が土俵入りする姿を初めて見たとき「小さい!こんなんで大丈夫なのか!?」とびっくりしたそうです。あまりに小さくて綱ばかりが目立ってたとか。
しかし、それに比べればハルさまは「綱を締めてますます大きく見える」と勝昭くん。幕内最軽量でも、筋肉の盛り上がりと腕の長さが引き立つんだろうなあ・・・
「体重130kgの人が3kg増えるのと、170kgの人が3kg増えるのとでは大きな違いがあります」と舞の海くんもコメントしてましたが、本当にハルさま。少しの増量でものすごく体が大きく見えるようになりました。オーラも大きいんだな。

初日はパリッとスーツだ勝昭くん(笑)

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舞の海くん。心なしか照明が暗くてかわいそうに感じてしまった。

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優勝トロフィーと優勝旗の返還。

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大露羅が目立ってました(笑)なんだか土俵のほうを見て思い切り笑ってたんだけど・・・何があったんだろ?(笑)

それにしても、幕内土俵入り時点でもスカスカな客入りの九州場所初日
そして声援も偏りまくり。テンホーさまにも声があまり飛ばないし、鶴竜にさえ大声援が送られないという・・・もう、ガックリきました
ハルさまの土俵入りに大きな拍手があったのは嬉しかったのですが・・・お客さんを動員させるには至らなかったのでしょうか。
これから先が思いやられます どうしてこんなに厳しいのだ、九州場所。
皆さん、どうか会場に足を運んでください!!!
私だって、交通費が二千円以内・往復4時間以内で済む場所なら駆け付けるのに・・・なにしろしがないテレビ観戦者
すごくすごく残念な、淋しい光景です・・・。


さて気を取り直し取組メモ。

・玉鷲vs千代大龍
千代大龍、相変わらずお腹ぺったんこ・・・
立合い当たりは互角か若干千代大龍のほうがよかった気も。しかし脚が出ず玉鷲が出たところをタイミング良くいなしての千代大龍の引き落とし。
どうなるかなこれからの14日間?

・芳東vs千代の国
いよいよ再入幕、今度こそは15日間皆勤での幕内を!な国ちゃんであります!
初日から元気のよい突き押し相撲が炸裂!!!
でも、芳東もあてがいながら頑張ってたなあ~と。芳東、少しずつ進化してるぞ!
国ちゃん、花道奥への「よぉし!」ポーズは映りませんでした。というか、お兄ちゃん不在でも同じ儀式をやってるのかどうか見たかったのですが・・・深呼吸で胸を反らせるところしか映してくれなかったような。
「芳東、よく幕内へ戻りましたねえ~」と勝昭くん。いやいや、芳東は徐々に相撲の幅を広げているのだ。

・常幸龍vs若荒雄
「情けないのは若荒雄ですねえ~。」との勝昭くんの言葉通りで、幕内常連者がどっちなのかわからないような一番に。
新入幕の常幸龍、最初から攻めの姿勢に入ると圧倒的。この相撲を取り続けたら大勝ちする可能性も・・・いや、実況席もオドロキの迫力ある寄り切りでした
常幸龍、来場所は大銀杏結えそうな感じですね。

・富士東vs若の里
過去の対戦は富士東が全勝。だがしかし忍さん、喜んで出たおかわりくんをうまく叩き込み、通算806勝に!

・北太樹vs雅山
北太樹、渾身の寄り切り。今場所、その調子でいけるかな?

・旭日松vs嘉風
ゴーカイ塩まき旭日ショー(show?興業?)に負けない気持の強さが出たご当所力士の嘉風、非常に激しい突き放しを展開したが宴会部長、本当によく見えてたな~。確実に関取としての土俵に慣れてきた感が。よく見て送り出し。
舞の海くん「直接旭日松と話したことはないんですけれど、私が思うに彼は部屋でもムードメーカーなんでしょうねえ~。宴会部長をしていそうな雰囲気があります。」はい、その通りです。本当に舞の海くん、何も知らないのか!?と邪推(笑)

・勢vs朝赤龍
勢も以前ほどバタバタしなくなってきた。出し投げ気味だったが廻しに手がかかっていなかったので突き落としに。
「朝赤龍も粘りがなくなってきたねえ」(勝昭)

・翔天狼vs大道
どうも翔天狼が最近パッとしない。対する大道、名古屋場所以来徐々に何かをつかみかけてるようにも見える。翔天狼の当たりを受け止めて腰もどっしり、徐々に前に出ていなしての送り出し。大道にも注目したい今場所であります。

・時天空vs阿覧
阿覧が珍しく(w)頭を使って作戦を練ったらしい(笑)強烈なのど輪から左上手、頭をつけながら粘ってテンクーさまに差されないように右手を使いながら前に出て寄り切り。なかなか拍手が大きかった(笑)
「(時天空は)稽古場では本当に充実した稽古してるんですよね~、でも本場所に来ると飛んだり跳ねたりだからねえ(勝昭)」ぷぷっと笑う白崎アナ。残念ながら、そういった光景は今回見られずに終了。

・臥牙丸vs豊ノ島
九州場所は験がいい豊ノ島、もろ差し狙うがガガちゃんそれをゆるさず突き放していく。が、豊ノ島が左からいなしを何度かしていくうち横(後ろ)を向いてしまったガガ、深く右上手をとられて投げられ胸に土ベッタリ。悔しそう^^;

・旭天鵬vs豊響
場所前、巡業でもハルさまに稽古をつけられた豊響。テンホーさまの張り手でぶちかましはできなかったがズンズン前へ出て寄り切り。

後半戦。

・碧山vs舛ノ山
碧山の右脇に左手をあてがいながら前へ攻めようとするトモハルくんだったが、外側から碧山の手がトモハルくんの首にかかり「素首落とし」。
落ちた衝撃で左肩を痛そうにしているトモハルくんレポでも「痛いです」って・・・左手首も痛いらしく心配。その後どうなったんでしょうか???

・高安vs豪風
これ、参ったなあ・・・高安、苦手意識があるのか!?始めからちょっと顔つきが変だったような。重心の低い豪風、左おっつけから左が入り、高安の上体が伸びた状態で押し込んですかさず力強い掬い投げ。高安も情けなかったが豪風が動きがよく、いい相撲だった。

・妙義龍vs栃ノ心
またまた番狂わせ 立合い当たって妙義龍、少し左にずれようとした動きが敗因だったか?栃ノ心、左上手探るがダメとみると間髪いれず右から小手投げ。げげげげげ・・・
何か元気がないように見えた妙義龍だった。なんだろう?

・把瑠都vs魁聖
大関陣、まずはカド番大関から。左上手つかんだ把瑠都、自分でも「バタバタバタバタ」と後で評していたが、そのまま前に出るかと思いきや投げを何度も打とうとして四苦八苦(「出し投げを打ったことないからどうすればいいかわからなくて」と本人)、魁聖も反応よくついていきこらえるが、把瑠都が横から右のど輪で魁聖の体を離して後ろを向かせて送り出し。
落ち着きのない動きは右足親指がまだ調子悪くて踏ん張れないからではないかと。ちなみに把瑠都は足親指が長いらしく、勝昭くんも「いや実は自分も長いんですよ。だから土俵に親指がめり込んじゃってねえ」と、そういう足親指を持つ同士として同情・・・?
足指骨折は踏ん張らないとならないので治りにくい。でも大切な部位。把瑠都、頑張って!
でも魁聖も体は動いてるので、この先期待が持てるかな?

・松鳳山vs琴欧洲
アンケート1位の裕也くん!琴欧洲、立合い即左上手をとるが、もろ差しで体を入れ替えながら裕也くんが右からの掬い投げ!
あまりに見事に決まったので口あんぐり。カロヤン、この先大丈夫か!?またしても女の子のような倒れ方をして・・・不安だよ・・・。
場内、拍手喝采でやっと大盛り上がり。それまでの穏やかな進行からは少し風向きが変わる。

・琴奨菊vs栃煌山
裕也くんフィーバーのまま迎える、ドンピシャご当所のガブちゃんへ手拍子が起こる。
しかしオーザン・・・ぜったい左の威力が相当増してる。立合い合わず二度目、栃煌山もろ差しになろうとするが右十分に差せず、菊関そこで前に突進。上体ばかり前にいくガブちゃんを左から掬い投げのオーザン、ガブちゃんゴロリンコなのであった。場内、ため息。

・隠岐の海vs稀勢の里
「さすがに稀勢の里、圧倒的でした」との白崎アナに「いやそうでもないよ」と勝昭くん、続く舞の海くんも「危なかったですねえ」と。白崎アナ何気に攻撃されてしまった(笑)
「隠岐の海よりも重心が高い力士だったら逆にやられてますよ」
立合い左おっつけからそのまま差したキセ、隠岐の海の左差しに右手をあてがいながら前に出るが合間に右手をこじ入れもろ差しになる隠岐の海、後がないが体を入れ替えつつ左からキセを突き落とそうとするのをキセが一瞬早く同じ側から押し出し隠岐の海、土俵から出されて膝をつく。一瞬の勝利。
隠岐の海、期待してるよ!(笑)

・鶴竜vs豪栄道
幕内土俵入りで一番体がパンパンに張って素晴らしいと思ったアナンダちゃん。立合い張ってなぜか引いてしまう。それは問題なかったが両者左上手の四つになり、ゴータローの外掛けが決まってしまいアナンダちゃん背中から落ちてしまった
ゴータローも今場所はガンガン燃えそうな気配。

・豊真将vs日馬富士
後ろに下がり気味の豊真将、立合い両者頭から当たり、ハルさまの軽い張り手から一瞬体を離してお見合いの両者。もう一度低く向かおうとする豊真将だったがハルさま、右を差してからの足が超高速で力強し!ハルさま、寄り切りで新横綱初戦を白星で飾る
落ち着いてたなあ~、「僕は僕の相撲で」頑張れ~~~!!!
豊真将、三役に上がるとなぜかテーピングをしていることが多い><大丈夫なのか、左肩!?

・白鵬vs安美錦
「後の先」と自分の相撲を後で評した白鵬。立合い仕切り線からかなり下がった白鵬、大きく踏み込まず歩幅狭く前に出ながら相手を見て左手を前(張り手を狙ったか)、右差しを狙う。アミさま、白鵬の右手を抱え込み即もろ差しになろうとするが、白鵬が突き放して廻しをさぐろうとする間にアミさま後ろに持っていかれ右足が土俵を割ってしまった。
当たりがなくてふわっと変な立合いになってしまい(そうさせられたアミさまか)、白鵬の流れが優勢のままワラワラと終わった一番でした。

物言いが全くつかず、スムーズな初日。
しかし内容は・・・これから先が不安
両横綱の独走態勢となるのか!?はたまたどこかで混戦模様となっていくのか!?
本日二日目も両横綱、要注意です!

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コメント

取組については、もういうことがないので(o^-^o)

舞の海さん、おしゃれですよねー。シャツ、ネクタイ、チーフの合わせ方が最高!
ご実家が テイラーさんですっけ? ダンディな店主もできそう

ろーるさん、舞の海くんそうなのですか?知らなかった!
いつもきれいなスーツですよね~。
ピンク色のネクタイから始まるかな?と思いきや、おさえた色合いでしたねw
そういえば、銀座でたまたま私の先輩がタクシーに乗ろうとする舞の海くんに出くわし、「普段もあの通り腰が低くて丁寧」と感動してました( ^ω^ )

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