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2012年12月14日 (金)

「土俵の鬼、若ノ花」と昭和29~32年の相撲

Dscf9395一昨日、我が家に届いてしまった。
ベースボールマガジン社の「映像で見る国技大相撲」。
ついにここまでやってしまう自分・・・なんだか増殖しそうな予感が

北玉時代は、なんといっても勝昭くんの横綱姿が見てみたかったから(笑)
解説者としての、そして「人たらし」としての勝昭くんの姿しか知らない私としては、やはり相撲そのものが見てみたかったのです。

Dscf9397

そして若ノ花。
ご本人自身がハルちゃん@日馬富士を見て「現役時代の自分に似ている」とコメントしていたり、朝青龍も「初代若乃花のような相撲をとってほしいね」とハルちゃんに関して言っていたり・・・
そしてもちろん、大関貴ノ花、若貴と続く大元の存在でもあります。
どうしても角界の歴史を知るには外せない・・・と、若ノ花時代と栃若時代のDVDを注文した次第。

まだ、「土俵の鬼、若ノ花」しか見ていないのですが・・・
息子さんを亡くされてすぐの本場所の取組は全部網羅してほしかった。

横綱・大関にも全くひるむ顔を見せない若ノ花。
執念で粘る足腰の良さ、反応よい体の動き。
ハルちゃんの相撲自体とは全くタイプが違いますが、気迫と集中力そして動きという意味では重なる部分がありました・・・。

横綱になってからの若乃花の相撲も早く見てみたい。

ところでこの「若ノ花」のDVD、基本的には昭和29年から32年(1954年~1957年)にかけての名勝負が収録されています。
その名勝負の中には・・・横綱でも堂々と変化してたり、勝ちに行く相撲って結構あるんですよね。
最近何かとうるさい「変化」ですが、これはこれで見応えあるし「アリ」だなあ~と、変に納得してしまいました。
たぶん、問題は「最近は全体的に変化と引きが多すぎ」ということにあるのでしょうね。その分、大関・横綱陣がとばっちりを食らってしまっているのかなあと。そんな気がしました。
観戦初心者があまり言えた話ではないのですが・・・。

明治時代の相撲というおまけも最後についてたんですが、それこそ「天声人語」で日馬富士の相撲を「サーカス相撲」と言っていたコラムニストさん。
明治の相撲を見たのか!?と言いたくなりました。
ハルちゃんどころじゃないわけですよ、それこそ「曲芸」ともいうべきサーカス相撲の数々といったら!!!
お互いに振り回しまくりでメリーゴーラウンドみたいだったり、まあ~なんというか軽業師的な相撲オンパレード!
今のようにアンコ型が存在していない時代だったからこそ、ではあります。
が、ついつい笑ってしまったわ

そして、横綱にもいろんな人生があるのだなあと。
遅咲きの横綱・吉葉山が横綱昇進して30場所目でやっとつかんだ優勝の話などを見ると、今の大相撲ってやはり寛容さがないというのか、数字ばかりが厳しくなっているような印象があります。
もっと、長い目で大相撲を温かく見守ってほしいなあ・・・
もちろん、1ケタが何場所も続けば問題になって当然でしょうが・・・。

横綱ひとりひとりに、いろんな横綱人生がある。
過去の横綱の相撲をもっと知りたくなりました。

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