サッカー日本vsヨルダン戦
前半戦の途中からラジオ、そのあと手を空けて最後5分からテレビを見始めたら・・・とたんに終了間際にヨルダンがゴール
まあでもアウェイなら、先に相手が得点したほうが会場のサポーターもも少しは落ち着いていいんじゃなかろうか、と冷静に見ていたのですが。
後半戦、日本選手のボールが皆けっこう体から離れ気味だなと気にしていたところでつけこまれ、一気にゴールまで走り抜けたヨルダンの選手が2点目。
でもその後取り返した日本の1点は、香川までのパスが流れるように美しかった。
あれが終始できていたのなら^^;
そうはいかないものですね、相手あってのことだから。
アウェイの割には日本人サポーターも思ったより多く、すごいなと見ていましたが、男性一色のヨルダン側のブーイングは慣れっことはいえ、レーザーポインターで日本人選手の目を狙うやら、ヨルダン選手がザッケローニ監督を試合後に挑発するやら、ヨルダン側のマナー知らずには「ああすごいなこりゃ」と、国民性の違いになんとも・・・。
彼らにとってはサッカーは単なるサッカーではない、勝つことが全ての「戦争」なんですね。
もはやスポーツ精神云々の話ではない。
だけど・・・ああいう妨害をするサポーターを退場させる手立てはないものなのか?
尤も、誰が狙っているのかを見つけるのも至難の業ですね
遠藤のPK失敗も、レーザーポインターのためというより彼らの殺気がボールの流れを決めていたのかもしれない。
「土俵の神様」が存在するように、(神なのかどうかはともかく)ピッチにも何かが存在していたな、あれは・・・。
残り10分の間にヨルダンがどう見てもハンドだったのに、審判は何も言わないし。他にも「?」と思うようなシーンでもヨルダンにはお咎めなし。単に見えていなかっただけかと思うんだけれども。
インタビューの時、怒り(悔しさ)で震えているザッケローニ監督が印象的でした・・・。
「Dovevamo vincere!E' l'occasione!(私たちは勝たなければならなかった、この一戦は紛れもないチャンスだったのに)」と繰り返す言葉がなんとも・・・。
こういう試合に勝てれば、日本代表も真に成長した、といえるのかもしれません。
チームなので、個人に責任を負わせる必要は全くないし、本田や長友がいないからだめだった、ということでもない。
次の6月。それこそ「Dovremo vincere!(我々は勝たねばならない)」ですが、皆さんが故障なくこれからの2カ月半を前向きに改善していけるよう祈っております。
こういうのを見ていると、大相撲って酷な世界だなとあらためて思う。
誰の責任でもなく、完全に「個」だけが問われる世界。
「個」だけが問われるという点では他の個人スポーツも同じではありますが、スポーツに「世界ランキング」というものも存在するとは言っても、角界の「番付社会」は意味合いが全く違う。負けてもやり直しがきく世界と、負けたら去るしかない横綱。
大鵬さんが「巨人・大鵬・玉子焼きというけど、私はずっとたった一人でやってきた」と仰っていた言葉がなおさら心に沁みます。
そういう大相撲の厳しさを知らない日本人が大半というのはとても淋しい話・・・
まあ、自分も数年前までは知らなかったわけですが・・・
やっぱり大相撲のドラマが自分は何よりも好きなんだと納得(笑)
サッカー大ファンの方が「万一」この記事に目をとめたとしたら・・・申し訳ありません。
でもね・・・
国民全員が熱狂するサッカーもいいけれど、大相撲は本当に奥深い世界なのです。
そして、あのような挑発行為もない「礼に始まり礼に終わる」様式美がある。
ちょっと、その様式美が少々崩れ去りつつあるところが気になる点ではありますが・・・
(フォローになってるんだかなってないんだか:だから白鵬関、頼みますよ!)
だからサッカー日本代表、今ならやり直しがきくんだし。
次を期待してるよ!
(よりによってオーストラリア戦とは・・・ザック監督の気持ちはよくわかる・・・)
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