超ショック、な衝撃的事実の2008年5月18日
いや、全然世間一般の方にとっては衝撃も何も、なんですが(笑)
個人的に実に大きな間違いを犯していたことに、今更気付きました。
ああ、まじショック・・・
2008年5月18日は私にとって大相撲元年の日だったと何度か書いてきましたが・・・
勝手に土曜日だったと長年思いこみ、すなわち五月場所七日目のことだったと思いきや・・・
なっ・・・
中日じゃないか
今更になって当時の取組表を引っ張り出してみました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・どこから見ても八日目Σ( ̄ロ ̄lll)
にちようび!!!
八日目・・・・何が言いたいかというと・・・
(↑わからないなりに当時勝ち負けを塗り塗りしている件w)
これ!!!
安馬の対戦相手!!!
若ノ鵬戦!!!
そうです!あの歴史的うっちゃりの日ではありませんか!!!
しかし、いかんせん大相撲自体を見たのが初めてだった自分。テレビも見たことが無く、いきなりの国技館生観戦。
うっちゃりなんて全く覚えていない・・・覚えているのは、その日では結構長い相撲でギラギラ光る安馬の目と、闘争心でとんがり放題だった唇。
リンク先動画で見ると、その日感じたのとは違う印象の取組だなあ。
敬愛するくるくるおばけさんのブログを遡って確認しました。
というか、くるくるおばけさんのブログを見て自分の間違いにまず気付いたんですけど(滝汗)
あの取組だったのか・・・!!!!!
攻められても食い下がってた記憶だけはあるけれど、こういうことだったのか。
うう・・・
日馬富士が常々言う「一日一番」という言葉の重さを、今にして思う。
あの相撲がなければ、きっと私はすぐには安馬に注目していなかったはず。
前の日の七日目の2秒ちょっとの魁皇戦で負けていた取組を見ていたならば・・・どうなっていたんだろう?
だからこそ、初生観戦の印象って、すごく大切なんだな・・・。特に、全く初めての人にとっては。
まあ、大相撲が即好きになったのは安馬の取組を見ただけで、というわけではもちろん無いのではありますが。
正直あの日のことは、朝青龍の横綱土俵入り姿のオーラの凄さと、安馬の相撲(というかとにかく安馬がすごかったこと)しか覚えてないんですよねw
あと高見盛の気合注入もあったかな(笑)
とにかく、いろいろな所作や伝統的な日本の衣装、触れ、拍子木の音、美しい箒の動きとともに折り目正しく清められていく土俵、国技館の雰囲気、それらの全てを体で感じて「ああ日本人でよかった!」とすごく思ったのでした。大相撲には「和」の心がある、と。
本場所取組表って、宝ですね。
ものすごい情報量。これを見て、今を見ると本当に感慨深いものがある。見始めるときりがありません。
ひとまず、その2008年(平成20年)五月場所七日目終了地点での星取表一部。まず東。
そして西。
琴欧洲、全勝中だよ・・・というか、この場所で初優勝だったんですよね。強い琴欧洲だった(14勝1敗)。
ついでに、その時に買ったプログラムの一部(思えばこのとき以来、プログラムを買ったことがない・・・でも結構これって貴重かも・・・?)
↑関脇と小結。こういうメンバーですよ!!!オイオイ!!!5年前!!!
安馬ちゃんだけ(あ、関係ないけどそういえばNHKの朝ドラ「あまちゃん」すっごく面白いですね!):
当時、124キロ。
では対戦相手の若ノ鵬はといえば?
30kg差。すごい足腰だよな安馬ちゃん・・・。
これがまた感慨深いのは、大麻所持の疑いで角界を去らねばならなくなった若ノ鵬の所属部屋が間垣部屋だったこと。
その間垣部屋、いまや伊勢ヶ濱部屋と一体化。
若ノ鵬の「鵬」は、大鵬さんからいただいた字なのですよね・・・。
たまたま好きになった安馬が、実は秦野市と深い関わりがあったことも、勝手に運命だと思いこんでいる私(笑)
初めて見た取組がこれだったことに、今言いようのない衝撃を覚えております・・・。
という記事でしたが、長くなってしまった。
取組表を見ていると突っ込みどころ満載だけど、やめておこう
(ちなみに国ちゃんは西三段目81枚目、誉富士に至ってはなんと序ノ口( Д) ゚ ゚、そして丹蔵@寺下は東幕下41枚目)
上記リンクのほか、生観戦していた外国人の動画を発見。こちらです。
すごい声援だったんだな~~。
« 29歳 | トップページ | 相撲関連テレビ番組(2013.4.16~4.22) »
「大相撲」カテゴリの記事
- 2020年の6月中旬です(2020.06.16)
- すっかりご無沙汰してしまい(2019.06.17)
- 平成30年(2018年)大相撲一月場所(初場所):NHK大相撲中継解説者一覧 ※随時更新(2018.01.12)
- いざ国技館へ(2017.09.23)
コメント
この記事へのコメントは終了しました。
えーーーーーーーーーーッ!!!
あの、アノ、あの若ノ鵬戦が大相撲の初体験!!!
なんとなんとなんと~~~~~~~~~~ッ!
あの取組のビデオは、私、もう確実に100回以上見ています。すごい相撲だったので、NHKも四方八方からの録画を見せてくれたので、隅から隅まで頭の中に入ってます!
あれを生で見られたのかぁ~!!!
今、当時の新聞切り抜きをチェックしたら、安馬123kg、若ノ鵬162kgになってました!
場所直前の軽量で40kg近い差になっていたのですね。すごいッ×すごいッ!!
私はテレビの前で見てました。あの場所、安馬はいまいち調子が上がっていなかったし、このデッカイ若ノ鵬と初顔だった前場所、悔しい負け方をしていたので、心配しながら見てました。案の定、立合い、張り差しに失敗して、すぐ胸を合わされてしまい、「あ~~~ばか!ほらそんな立合いするからぁ!!」と、テレビに飛びかかりそうになったとたん、
あーーーーーーーッ!!!!!
この日の向正面のゲストは杉良太郎さんでしたが、その絶賛の声も覚えています。
「この安馬の最後の最後まで勝負を捨てない根性、そしてそれをできる稽古をしているということ!あんなきれいな、絵に描いたようなうっちゃりは、見たくても見られませんよ!」
理事長室のテレビで見ていた北の湖は「やぐら投げだ」と言っていたそうです。やはり当日はテレビで見ていた北の富士さんが、千秋楽、技能賞を取った安馬のこの1番について語った言葉が『相撲』誌に載っていたので、そのまま書き写します。
「ボクもちょうどテレビで見とったんですが、いやあ、もう、胸がすくような気がして、『あれは“櫓”だねえ。打っ棄りじゃなくて“上手櫓”だよ』って言いましたよ。昔、出羽海部屋に羽島山関という櫓の名手がいましたが、今はめったに見られませんもんね。みんな、体が大きくなってるから。『惜しいなあ』と思ったね。“櫓”にしてほしかった」。
以前、携帯大相撲のサイトで、『もう一度見たい名勝負』を募集していた時、この1番をリクエストしたのですが、相手が悪かったせいか(!)いまだに取り上げてくれません(グスッ)。
間垣部屋を吸収すると聞いた時、私もすぐに若ノ鵬のことを思いました。もし今もいたら、伊勢ヶ濱親方、話をすすめてたかなぁ(笑)。彼がいなくなったおかげで若三勝が入れたわけだから、日馬富士にとっては、ずっと良かったですよね!
あぁ、久しぶりにあの1番を思い出して、ちょっと興奮してしまいました(笑)。
本当は、大相撲関連のおすすめ本を何冊か紹介したかったのですが、「心と体を休めて」から、また日をあらためて!
は~ おつかれさまでした!
投稿: いく | 2013年4月15日 (月) 20:45
いくさん、こんばんは
取組ビデオをお持ちなんですね!!!なるほど、場所直前には40kgの差が・・・(lll゚Д゚)
勝昭さん、「上手櫓」と仰っていたのですね!そんな決まり手自体、初めて聞きました!
動画で解説している人の声、すごくいいなと思ったら・・・なんと、ゲストの杉良太郎さんだったのですか!!!好角家でいらしたとは・・・まだまだ知らないことだらけです(笑)
聞けば聞くほど、トンデモナイ取組をよりによって目にしていたわけですね・・・知らなかった自分には見る目もなく、悔やんでも悔やみきれませんほんとに悔しい!!!あ~~なんてことだ・・・!!!(。>0<。)
ちなみに、当日は東のイスBで観戦してました。国技館すごく大きいのに、2階席の上のほうでも土俵がよく見えて感動したのを覚えています。
思えば本当に不思議な縁というのか、間垣部屋に代わりに入って来たのがモンゴル人力士で伊勢ヶ濱部屋に移籍することになったというのも、まるでレールが敷かれていたかのように感じてしまいます
ベースボールマガジン社の「DVD国技大相撲」にひょっとして取組が入ってるかな?と思い今ウェブサイトを確認して見たら・・・DVDが全号売り切れになってるいつの間に!?大相撲人気ってそんなにウナギ登りなんでしょうか!?あれば17号に入っていそうなのですが(大鵬さんが亡くなられた直後に見た時には一部を除き品切れにはなってなかったのに・・・)。ケータイ大相撲、今からでも「もう一度見たい名勝負」に掲載してほしいですね!
大相撲関連のおすすめ本!!!ぜひぜひご紹介ください!!!
ひとまずは「心と体を休めて」・・・どうぞお大事に(笑)
投稿: 蒔右絵門 | 2013年4月15日 (月) 22:30