尾車親方
昨日の記事です。
大相撲:尾車親方 悪夢から1年 全身まひから回復
毎日新聞 2013年04月16日 09時39分(最終更新 04月16日 13時30分)
首から下がまひする重傷を負った日本相撲協会巡業部長の尾車親方(55)=元大関・琴風=が、医者も驚くほどの回復を見せ、この春の巡業に1年ぶりに同行した。尾車親方は「土俵に戻るのを夢見てやってきた」と感慨深げ。相撲に懸ける熱い思いで土俵を見つめる。【井沢真】
ちょうど1年前の春巡業で、悪夢が襲った。昨年4月4日、福井・小浜巡業で会場を視察中に、床に敷いたシートに足をとられて転倒した。首を強打して現役時代の古傷が悪化。頸髄(けいずい)を痛め、四肢の神経がまひした。「首から上しか動かなくなり『ああ、俺は終わったんかな』と思った」。手術は成功したが、まひは残った。それでも「弟子に『諦めたらいかん』といつも言ってきた自分が、ここで諦めてはいけない」と覚悟を決めた。
現役時代にも大けがと闘った。20歳で関脇まで昇進後、左膝靱帯(じんたい)損傷で幕下30枚目まで番付を下げた。しかし、強靱な精神力とリハビリでけがを克服し、猛稽古(げいこ)を積んで大関昇進。幕内優勝を2回果たした。
体重は1年前より約25キロも減り、ストレスから「頭髪も薄くなった」という。懸命な師匠の思いは弟子にも伝わり、尾車部屋の幕内、豪風は「親方は一切弱音や愚痴をこぼさなかった。何も言わずにやり遂げた」と振り返る。
約半年の入院生活。病院のベッドに寝たきりで「水すら自分で飲めない」不自由さから、車椅子、つえを突いての生活と徐々に回復。昨年11月の九州場所から本格的に相撲協会の仕事に復帰した。13日の新潟・長岡、14日の水戸の各巡業でも現場で指揮を執った。
各会場で立ち見客も多かった春巡業。「巡業は、お客さんと身近に接することができる。巡業で相撲の魅力を発信すれば本場所にも好影響が出る」。巡業部長として相撲人気復活への使命感を漂わせた。
藤沢巡業でちょうど尾車親方が車で会場に到着される場面に居合わせ、車から降りていらっしゃる様子を見て胸が痛くなりました。
自分が想像していたよりも大変そうなご様子・・・。
でも、首から下が動かなくなった状態からのここまでの回復力。頭が下がります。
現役時代の親方(琴風)の相撲を知らないので・・・とても見てみたくなりました。
藤沢巡業でも後ろで目を光らせていた親方でした。立っていらしたのでホッ。
視線は嘉風のほうに・・・?(笑)
春場所では久々にテレビ中継の解説にもお目見え。NHKサンデースポーツでもお姿を拝見できました。
さらなるご回復を心よりお祈り申し上げます。
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