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2013年6月 5日 (水)

朝稽古見学(2)~錣山部屋

五月場所千秋楽記事もある意味終わってませんが、場所前の相撲部屋稽古見学の続きを・・・
(かなり以前から書きかけてたので終わらせます^^;)

春日野部屋で「北の湖部屋での出羽海一門連合稽古」情報を聞いた翌日の5月4日。
またまた早朝に起き、今度は清澄白河へ。
代々木上原で千代田線に乗り換えるつもりが、一瞬のうちに寝過ごして気付けば新宿・・・。
仕方なく、交通費が高いほうの都営大江戸線に乗り換える。新宿から一本で楽だからいいんですけどねcatface

7時半前。いつもオケ練で利用するのとは違う出口から、江東区らしいのっぺりした道を歩いていくと、やがて左手に見えてきた大きな「大嶽部屋」の板看板。
その建物と手前の建物の間のせまい空間に、大きなお相撲さんが腰かけて別のお相撲さんと和やかにしゃべっている姿が見えました。
あれっ。大嶽部屋なのに・・・大露羅さんか?

・・・という光景を一瞬とらえて、そのまま直進。右手に見えてきました、北の湖部屋の看板が。
しかし・・・
やけに静かだ。いやな予感。
ドアに近づくと、やはり緊張して再びインターホンを押すべきかどうなのかと迷う。
それにしてもこの静けさ、とても稽古をやっているようには思えない。
おそるおそるドアを開けてみる。開いてる!開けた目の前は廊下、左手にドアが並び、右寄りには上階へと続く階段が。しかし人の気配なし。
一体どうすれば・・・と固まっていると、「ご用ですか?」と外から声が。
ドアを閉めて右を見ると、恰幅のよい親方風情の男性が携帯を手にこちらの様子を伺っていた@@
「おはようございます、稽古見学がしたいのですが・・・」
「いやあ、今日はあいにく全員出払っていてね。関取衆は玉ノ井部屋へ連合稽古に行ったんですよ、足立区の西新井なんですけどね。若い衆ならすぐ近くの大嶽部屋へ出稽古に行ってるんで、見学はできますよ」

「そうなんですね、ありがとうございます!」とお礼を言い、連合稽古だというのにいきなりの集結部屋自体の変更には面喰いながら「でも足立区は遠すぎる!」と、所在地を調べる前に断念。
そもそも、稽古見学の目的は「一日の稽古スケジュールが見たい」だったので、やはりそのまま同じ区画にある錣山部屋へ向かうことにしました。もともと見学してみたい部屋でもあったので。
道を引き返すと、まだ大嶽部屋の建物の一角で話しているお相撲さん2~3人。通り過ぎ、少し行って注意深く右手の道を見ていると・・・ありました!
錣山部屋が!

でも、錣山部屋もなんだか人の気配がない・・・。
エメラルドグリーン(?)の格子が目立つ入口に立ち、擦りガラス越しになにか気配があるか様子を伺いながら、またまたインターホンを押すべきかどうかと迷っているうち、複数あるドアの一つがカチッと音を立てる!
誰か・・・いる?
慌ててノックしてみるが反応なし。
音を立てたドアと別のドアがまたカチッと。擦りガラスの向こうにぼんやり人の形!
逃げないで~!と思いながらコツコツ叩いて「すみません!」と声を出したかどうか記憶にないんですが、幸いドアが開きました。
立ってこちらを見ていたのは、人懐っこそうな顔をした廻し姿のお相撲さん。闘林山さんでした(と後から調べて判明)。
「おはようございます。あの、稽古見学ってできますか?」と訊ねると、
「ええ、できますけど・・・うち、8時からなんですよ」と、すまなそうに笑顔の闘林山さん。
「えっそうなんですか」
「また8時ごろに来ていただければ・・・」
「わかりました、また8時に伺います」

・・・というわけで、約30分ぶらつくことに。
一応喫茶店を探してみるけれど、そんなものは見当たらず。
面倒なので、橋の近くならベンチとかあるかな・・・と、小名木川のほうへ出てみました。
ありました、ベンチw
しかもそこは、二代目中村芝翫宅跡!

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すみませんね、大相撲とは全く関係のない話で^^;

Dscf9848
しかも稽古場の写真は皆無なんですけどwこういうのだけ撮影したりして。

とりあえずここで日向ぼっこしながら時間を潰し、8時少し前に再び錣山部屋へと向かいました。
すると、部屋近くの大通りに突然観光バスが到着、そしてゾロゾロと外国人が降りてきました。
あれ?まさか、相撲部屋見学・・・?
清澄庭園もあるけれど、わざわざ幅広の道路の反対側に降りるのも変だし・・・とか思いつつ、また錣山部屋のドアの前で躊躇。
もう力士が大勢集まって準備運動をしているかけ声が聞こえてくる。
で、またインターホンを鳴らさずいきなりドアをそろりと開ける自分^^;
恐る恐る中を覗き込むと、廊下の向こうの突きあたりにふすまが見える。右手には土俵の土が見える・・・
お相撲さんに話しかけるわけにもいかないし・・・しかしなんだ、この玄関の靴の数は一体!?足の踏み場もないほど運動靴がたくさん・・・見学者か!?
どうやって自分がサインを送ったのか記憶にないんですが、とにかく奥から見覚えのある呼出しさんがこちらへやってきました。節男さんです。
「見学に伺ったのですが・・・」と言うと、「どうぞお上がり下さい」と促されました。
散らばる靴の間を縫って靴を脱ぎ、廊下を歩いて奥へ。ふすま手前の突き当りの空間が上がり座敷になっていました。
すすめられた座布団はおおき~な男性のすぐ右側後ろ。春日野部屋に引き続き、またしても座敷のど真ん中・・・。
見学者、私ただ一人sweat02
てことはあのたくさんの靴は・・・お相撲さんたちの靴だったのかw
あの外国人観光客、来ないなあ・・・。

目の前の土俵ではムカデ状につながった錣山メンバーが、土俵の周りを中腰で回っていました。
わ~こうやって一日が始まるのか・・・部屋のスタートがたまたま遅いお陰で最初から見られたのは感激。

座敷に目をやれば、左端の土俵に近い位置に座布団が一枚。
ひょっとしてそこにあの寺尾が座るのか・・・?
師匠、まだ登場せず。

土俵上ではムカデの先頭力士が土俵を縦割りするようにシュシュシュッとすり足。皆が西から東、北から南へと、×を描くように順番に擦り足の練習を始めました。
見てると、青狼がいない・・・松本くんもいない・・・蒼天龍さんもいない!ありゃあ~?
青狼は筆頭だから遅いのかなあ・・・?
でも、豊真将がもう右手前の隅で四股を踏んでる!
豊真将、でかい!
春日野部屋でもつくづく思いましたが、関取の体って桁違いに大きい。大きいだけではなく、体のつくりが違う、という感じ。
総見や巡業で見ている以上に、こうやって稽古場で見ると、その差は歴然としているように感じる。
豊真将、相変わらず左肩のテーピングも厳重。しかも顔、いったいどうしたのかと思うぐらいに右目周辺に小さなテープがたくさん貼ってある(lll゚Д゚)
大丈夫なのか!?

土俵上ではぶつかり稽古も開始。ただし、軽くこなす感じで。
ひとしきり準備が済むと、箒で土俵を掃き清め始めました。
しかも!
集めた土を、中央でふるいに掛けながら土をならす錣山部屋!
春日野部屋ではジョウロと箒しか出てこなかった。

その光景を見て思い出したこと。
八百長問題が起きる前の稽古総見を見に行き、どすこいFMが館内で放送されていた時。
錣山親方が解説を務めていました。
その時に印象に残ったのは、「今の力士たちは稽古場で髷を結うのに元結を使ってますが、本来はそうじゃないんですよ!」とすごく憤慨していたこと。
元結といえば水引のように細い紐ですが、その話を聞いて力士を見てみると、その時豊真将はヒラヒラと目立つ白いリボンのようなもので髷を結っていました。
他にも数名だけ、リボンを結っている力士がいたと記憶してますが・・・大半は元結で稽古をしていました。
そのリボン状のものがなんと言われているのか記憶にないのですが、今年の総見では数年前よりも復活していて「おお!?」と思ったんですよね。
日馬富士関も、今年はリボン状のもので髷を結っていました。でも幕内力士の中では少数派・・・十両や幕下のほうが目立ってたのはなぜなんだろう?
確か、稽古場では激しい稽古で髷がすぐ乱れるので、自分たちですぐ髪をまとめられるように布状のもので髷を縛るということだったのではないかと。元結は縛るのも大変ですから。

で、長くなりましたが、錣山部屋の稽古場でもやはり豊真将はリボン状の布で髷を結っていました。他の力士たちも。
全員だったかどうかは記憶にないんだけれども・・・。

何が言いたかったかというと、錣山親方はしきたりに厳格である、という印象を受けたこと。
豊真将の所作にも表れていますが、大相撲で大切な伝統を守っていこうとする親方の気構えが、そこここに見えていました。
親方はまだその場にいなかったとはいえ、感じ入るものがあった錣山部屋。

そして8時15分ごろ?8時半少し前?に入口のドアが開き、サッサッサッと小気味よく廊下を歩いてくる音が。
皆が「おはようございます!」と挨拶する。
錣山親方、登場!
最初は柱の陰で見えなかったのですが、座敷側に来る前に豊真将の目の前で止まって会話を交わしていました。
豊真将が「今日は肩が痛いので自分はちょっと・・・」と言っているのが聞こえてくる。
「ええ~豊真将、大丈夫なの・・・?」と心配になる自分・・・。
小さい声で話が終わると、師匠は再び歩き出し、こちら側の上がり座敷に回ってくると、左端の座布団に座りました。

錣山親方の目は、横顔でもインパクトあり。。。 一通り稽古場の様子を見極めると、「〇×はどうした?」と、不在の力士たちをチェック。
力士たちが「膝が痛いらしくて上にいます」みたいなことを答える。
渋い顔つきの親方、ここへ呼んで来い、といったようなことを言っていたかと。
しばらくすると、3人ほどTシャツ姿の力士たちが座敷へやってきました。
その中にいた1人が青狼だった。びっくりした。じゃ稽古しないのか?
左膝にはガチガチのテーピング。
しかし・・・青狼の体もすごく大きいんだ、とこれまたビックリ。
関取に匹敵する体でした。 でもその前に、顔の大きさに驚いたかも(笑)
師匠と話すと、礼をして再びサッサッと歩いて力士3人でどこかへ消えてしまいました。

どんなタイミングでだったか、確か8時半ごろ?寺尾師匠が登場した後のこと。
先ほど外で見かけた観光バスから降りてきた団体と思われるグループが入ってきました。
一挙に賑わう上がり座敷。
前に出すぎた外国人観光客と日本人に、「下がって」と指示する親方(直接ではなく、節男さんを呼んで・・・だったかな?)。
近過ぎたらぶっ飛んできますからね・・・力士が^^;
座敷の背後にあるふすまにくっつくように座ると、それはそれで師匠のもとへと出入りする人たちの通路がふさがれるので、後ろは後ろで間隔を空けるようにとも注意され。

再び稽古のこと。
錣山親方が何かを指摘するたびに、「ハイッ!○×△です!!!」と、気を付け(まではいかないか^^;)をして大きい声を出す力士たち。
最後までなんと言ってるのか聞き取れませんでしたが、ひょっとして「ごっちゃんです」だったのか?
声が少しでも小さいと、師匠は厳しい。そして覇気のない様子を見ると「おいおまえ、人の目を見て返事しろ!そんなんだからダメなんだ!」と容赦ない。
朝からギラギラ目の光る師匠、初めは低いトーンから始まりましたが、稽古が進むにつれて大声の叱咤激励が稽古場じゅうに響き渡るように。
土俵上の二人、土俵周りの力士たちへ、隅から隅まで気配りが細かく鋭い。
そして、申し合いを見ながら自分まで無言で両手をシャシャシャッと動かして、目の前の力士の手の動きを確認していると思われる・・・アツイ!
鉄人・寺尾は自分も一緒に稽古をしているのです。
駄目なところは駄目出し、でもいい相撲があれば褒める。とはいえたいがいが叱咤(笑)
「おい、テッポウでゴムチューブばっかりやるんじゃない!」
「こら○×、四股踏め!サボってるんじゃない!」
「おい○×、△○にテッポウおしえてやれ」
と終始口にしながら、土俵上もしっかり見ている。
私のすぐ目の前にもう一人、マネージャーさん?世話人さん?がいらっしゃいましたが、その方も個々に力士を呼びよせながら時々助言していましたが、春日野部屋と違いほぼ一人で稽古を取り仕切っている師匠・・・頭が下がりました。

さて、力士たちはというと。
豊真将は本当に淡々と、真面目に四股を踏み続けながら土俵をしっかり見て、時々アドバイスをしたり。四股の次にはすり足で何度も我々の目の前を左右に往復したり、スクワットしたり。
ただぼーっと突っ立っている、ということはまずなかった。もちろん休みは入れつつですが、若い衆と比べても「ぼーっ」といった感じがない。質が違う。目も違う。
時間がかなり経った頃には、今度は重そうな黒いリュックを背負って(後日そのリュック姿をニュース記事で見かけました)厳しい目つきで土俵を見つめていました。負荷をかけた状態で屈伸を時々していました。
その日は師匠に申し出ていた通り、申し合いはもちろんぶつかり稽古にも胸を出さなかった豊真将でしたが・・・
この人は本当に努力家だ、決して後ろを向いていないし、この豊真将の姿勢が部屋の雰囲気を師匠とともに作ってるんだ・・・と、心底感動しました。

序二段の申し合いの中に「入れ」と途中で師匠に言われて入ったザンバラ髪のアンコ型の子。
申し合いに入ったとたん、「バチーン!」とものすごいぶちかましでどんどん序二段力士をはじき出して行くので「なんじゃこりゃあ~!?」と、思わずBM社の「全相撲人写真名鑑」を取り出してしまう。
錣山部屋のページを見ると、ありました。一番最後にマルコメ姿の梅津くんの姿が。
今年の初場所が初土俵。
この子・・・元気がいいし、何より返事が「ハイッ!」とハキハキ大きい。
大きいのに「声が小さい!」と怒鳴る親方(笑)
(※この気持ちのいい子、結局五月場所では西序二段93枚目で5勝2敗の勝ち越し)
何か、部屋のなごみキャラとなっていそうな雰囲気・・・(笑)そして有望でもありそうです。

もう一人丸坊主だったのが、梅津くんとは対照的に背が高くて四肢が長い男の子。
股ずれを起こしていたらしく、回しの内側に当て布をしていました。
何か現代っ子風というか、経験者風の飄々とした雰囲気。
股ずれのせいかどうかはわかりませんが、あまり率先して四股を踏んだりする様子が無く、新人さんっぽい割には稽古場での緊張感もあまり漂ってこない不思議な子。師匠に言われて初めて体を動かす・・・みたいな。
五月場所では七日目に新序出世披露をした堀切くんでした。その時テレビで見た姿は、稽古場で見たまんまの飄々とした雰囲気でした(笑)
そして、土俵に入ると・・・強い^^;
でも、慢心せずにいい力士に育ってほしいな。という印象を持ちました(偉そうに失礼をば)。

場所前にすでに「光る力士」ということで、4つの部屋の朝稽古見学で一番感動した大原くんのことは既に触れました。
(過去記事はこちら
色々端折ってしまいますが、いつまでも土俵に入らずひたすら体を動かし続けている大原くんから目が離せず、師匠に言われた彼が土俵に入った途端に段違いの存在感を示し、その外国人もびっくりの相撲を見て「さあ~次は幕下だ!」と嬉々としていたら、なんと・・・
幕下力士の申し合いは無し・・・(@Д@;

青狼さんは既に触れたように、とても稽古場には下りられそうもない雰囲気で左膝がやられていたし、稽古場に下りていた寺尾丸さんも同じく膝のテーピングが痛々しい。そして松本くんは不在。他の部屋へ出稽古に行ってしまったのだろうか?

と言うわけで、稽古見学前に特に動きを見たかった力士は大地くん以外総スカンを食らい(蒼天龍、寺尾丸、松本、青狼、豊真将)、あちゃちゃ~ではありましたが・・・
大原くん、梅津くん以外に発見した力士がもう一人。

三段目の葵丸くん。

「カケル!」と師匠に呼ばれ、ぶつかり稽古に胸を出すのみだった葵丸くん。ザンバラ髪とはいえ、とても新参者には見えない存在感。
しかもどことなく竜電くんに(ちょっと、良く見るとかなり違うけどw)顔のつくりが似ている(笑)何者だこのお相撲さんは・・・!?
ザンバラ髪は、病気休場でやむなく髪を切ったためとか、なのかな・・・?

理由はわからないけれども、五月場所も結局病気休場で全休だった葵丸くんでした・・・。
ぶつかり稽古だけで「何かを持ってる」と感じた葵丸くんの相撲をYoutubeで数番、見てみました。
立合い腰が立ち気味で当たれてないけれど、四つで粘って勝ってる相撲ばかり。首を痛めたんだろうか・・・?
違う原因があるのかもしれませんが、来場所は出場できるよう願っております。

外国人観光客を含む団体さんは、どのタイミングでだったか、途中で皆さん退出してしまいました。
そしてたった一人だけ、師匠と二人上がり座敷に取り残される自分・・・(滝汗)
確かそこで、「さとる!」と師匠が呼んでだったか再び節男さんが現れて、師匠に何か言われると、私に「もう少し前へどうぞ」と薦める節男さん( ̄Д ̄;;
もう部屋関係者である大きな男性はいなかったかと記憶しています。で、少し前に出てド真ん中でしゃちこばる自分でした。
若くもなく綺麗でもないねーちゃん・・・いや、おばちゃん一人。お相撲さんにとってはいい迷惑だったかもなあ~。申し訳ない。

ところで、稽古見学の最中に小さい男の子(小学校低学年~中学年?)も二人、インターホンを鳴らして団体さんとは別途やって来ました。
部屋に入ると、錣山親方が手招きして、二人は師匠のすぐ前に鎮座。
力士に一番近い位置に。
二人の肩に手を置きながら屈みこみ、とても優しい声をかけている錣山親方。さすがに力士たちに対する態度からは豹変(笑)
とはいえ、男の子たちの前であっても力士に対して厳しいことには変わりなかった親方です(当たり前ですね)。

そして、幕下力士の申し合いがないということで・・・三段目のぶつかり稽古が終わり、土俵に登場したのはその男の子二人でした。
ほっそりした体で、若い衆を相手にぶつかり稽古と申し合い。だったかな?^^;
細くても下半身がなかなか力強く、魅入ってしまいました。健闘していたなあ。
豊真将も土俵の外からアドバイスしたり。もちろん師匠も優しい声で誉めながらアドバイス。

一通り男の子たちの稽古が終わると、再び錣山軍団が皆で〆の整理運動を「いち、に、さん、し」と始めました。
そして、蹲踞の姿勢で全員右側を向き、右の壁に掛かっている大きな額に書かれた言葉を斉唱。

「苦しいこともあるだろう
言いたいこともあるだろう
不満なこともあるだろう
腹の立つこともあるだろう
泣きたいこともあるだろう
これらをじっとこらえてゆくのが 男の修行である」
(山本五十六の人生訓)

神棚に祈り、最後に師匠のほうを向いて「ありがとうございました!(ごっちゃんでした?)」と声を張り上げて礼をし、さらに私がいる真正面を向いて「○×△□っしたー!!!」と大声で叫ぶ力士たち。
突然のことで自分があっけにとられ、「まさか自分に向かって言ってるんじゃないよね・・・?」と、未だに真相不明なのですが、8時から始まった錣山の朝稽古は元気よい声で11時少し前に終了。

終わって座布団をどこに片付ければ・・・と挙動不審にしていたら、それが目に入ったらしい錣山親方が「そのままにしておいてください」と、初めて私に直接声を。銀縁眼鏡の奥に光る鋭い三白眼(たぶん)と目が合って、ビビってしまいました(@Д@;
目が合ったついでに「ありがとうございました」と頭を下げると(もしくはあの目から目が離せず上目遣いに・・・確かそうだった)、軽く会釈を返してくださった親方。私は席を立ち、部屋を退出しました。

Dscf9849

外に出てから、記念に一枚だけ撮りました(笑)

あいにく現役時代の寺尾は断片的にしか見たことのない私・・・
でも、稽古場で見たガチンコのこの錣山親方の存在無しには、この部屋の雰囲気は語れないのだろうな。錣山親方は現役時代も今も、一貫して筋が通ったガチンコだ・・・きっと。

そんな印象を受けて、土をふるいにかける稽古場を思い出しながら、豊真将の真摯な姿と共に「錣山部屋」という相撲の伝統を重んじるこの部屋が、心に深く刻み込まれた午前中となったのでした。

そういえば、春日野部屋も錣山部屋も、9時を過ぎた頃だったか?稽古場の窓を開けてました。近所に配慮してのことなのかな。と、ふと思った次第。

そうそう、書いているうちにまた思い出したこと。
一体お相撲さんは、トイレに行きたくなったらどうするんだろう?と春日野部屋で疑問が湧いて来たのですが。錣山部屋で早速解明されました(笑)
稽古途中、大地くんが師匠の前にやって来て、「自分、トイレに行ってきますので席を外します」みたいなことを言っていて。出て行ってしばらくしたら、稽古場のドアを開けた大地くん。よく見たら回し姿じゃなくて、腰にバスタオルを巻いている姿でした。一人が大地くんについて稽古場を出て行ったので、回しの締め直しを手伝っていたのでしょう。
そういえば大地くんのことをすっかり書き忘れてしまったけど。申し合いをしていて自分の場所に戻る時とか小走りになるので、まるで勢関ソックリ(笑)雰囲気もどことなく似てるからなあ(≧m≦)なんか、意識してるのかな?
稽古場での態度を見ていても、やはり素直そうな雰囲気が伝わって来た大地くんです。爽やかで伸び代ありそうな有望な若手ですね^^

以上、今更の朝稽古見学記事その2、でした。
長すぎてまとまりない内容で申し訳ありません。
一応、記憶が薄れていても、残る九重部屋と八角部屋の朝稽古記事も書く予定・・・です。いつかはw

【お断り】 この記事は、あくまで5月4日時点の話です。そして、個人が見た感想を書いているのみです。 毎日、稽古場や力士の状況は変わると思われます。 その点にご留意いただければ幸いです。

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コメント

毎度失礼致します。

なんとなんと、清澄白河へおいでだったのですね♪ご一緒したかった~(心から)!!
あの辺りは、時間をつぶせる場所が確かに少ない・・・ベンチ見つかってよかったです。
錣山部屋のグリーン、本当に目立ちますよね(o^-^o)
寺尾関、現役時代は色の白い、つっぱりをよくする動きの早い関取、というイメージが(間違ってたらごめんなさい)。
錣山親方、伝統やしきたりを重んじる素敵な親方ですね。
蒔右絵門さんの記事を読み、部屋の雰囲気がよく分かりました。

ツイッターアカウント作りました♪協会早速フォロー。そしたら、今日、富岡八幡宮で刻名式との情報が!!行きたい、でも時間が・・・でもでもってことで、参進っていうのですかね、入場のところだけ見てきました(o^-^o)
本当にかっこいい・・・関取としては体格は小さいかもしれないけれど、すごく大きかった!想像以上に。驚きました、正直なところ。
まとってるオーラが違いますね。いつか土俵入りも見たい☆

投票結果楽しみです♪ではでは今度私の投票した力士及び理由、聞いてやってくださいw写真を撮ってくださった方にはみんな入れて、あと家族が好きな力士にも☆ハル関にはかなり入れました(*^-^)理由もその都度変えて、色々書きましたが、少しでも気持ちも届くといいな☆

うららさん、こんばんは^^
まだうららさんを存じ上げない頃の稽古見学・・・ですねおそらく。
いやほんと、ベンチがあっただけでも助かりましたw

寺尾は色白イケメンの突っ張り力士、というイメージのみです^^;
名勝負で時々見られる寺尾しか知りません(T_T)
でも、とにかく現在進行形の錣山親方!
顔も中身も本物の男前だった親方、大好きになりました( ^ω^ )
節男さんが寺尾関に憧れて錣山部屋に入門したというのも思い切り頷けます(笑)

おお!今日の富岡八幡宮の参進!いらしてたのですか!?
実は私、全部(というか見られる範囲で)土俵入りまで見届けてきましたよ!ニアミスでしたか・・・なんということでしょうか( ̄Д ̄;;
断片しか見えなくても、やはり最高の男前オーラ全開の横綱でしたね。もうね、なんでしょうね、あの存在の大きさと温かさオーラは!気付いたら「かっかっこいい・・・」って1人呟いてました。隣の女性も呟いてました(笑)

写真を撮ってくれた関取全員投票・・・律儀すぎます!!!www
結果、どうなりますことやら?
私は今日、うっかり投票できずじまいで悔やまれます><
リアルハルさまに会えたからもういいかあ~。ということにしておきます^^;

後ほどヤフーに今日の件、アップします。
でも写真は期待しないでください(泣)

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