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2014年8月13日 (水)

東京オリンピックに間に合うんだろうか言語面フォロー

東京五輪がなければ誰も動かなかったのか?

と、そもそも「観光大国ニッポン」というキャッチフレーズを政治家のどなたかが発言していたように記憶していますが、どこまで力を入れてきたのでしょうかね…観光誘致。
力を入れる業界が偏りすぎで、インフラが以前から不安。何しろ中途半端というか。
その気になれば一気にやってのけるのが日本だとは思いますが。

たとえば、昨日イタリア人家族の東京案内に付き合いましたが、JR都区内一日乗車券を買った際に。
自動券売機では英語表示が出る。
んだが実際に出てくる切符は
Image

これで何が分かるんだ外国人に!?Σ(;・∀・)

路線図(外国人観光客が観光ガイドブックを所有していることを前提)でおおよそはわかるかもしれませんが…これじゃ何が何だか。
JRレールパスを使わない外国人もいるはずなのですが(だから買ったんですが一日乗車券)ほんの一例としてこういうことがすごく多い。
自動券売機に英語表示があっても、上を見上げると大きな路線図パネルは漢字のみの羅列、とか。もちろん、券売機が全部アルファベット表示されていればいいわけですが、新宿だか表参道だかで同じように普通切符を買うのに途中まで英語でガイドしてたのが目的地を選ぶ段になっていきなり日本語だけになったのには仰け反るしかありませんでした。適当に数字見て駅名は雰囲気で買えってか!?( ̄Д ̄;;
(それは何年か前のことなので既に改善されてるかも、ですが)

秋葉原のヨドバシカメラも、これでもかというぐらい販売コーナーを表示した紙がフロアの天井から七夕のようにぶら下がっていますが、全部日本語表記。
買うなら免税コーナーへどうぞ、と言いたいようですが…そういうことなんでしょうか。もちろん、物は見れば何を売っているかわかりますけどね。彼らは限りある時間の中でどれだけ探す時間を費やしていることか、と。外国人でも免税コーナー以外の商品を買うことはたくさんあるだろうに。
外国人が大勢やってくる場所なのに、ちょっとなあ…
それも文化、ということなのかしらね。郷に入れば郷に従え?
この場合はそれでいいのか?と思ってしまうのは私だけなのでしょうか。

それにしても。
今イタリアの若者の間でも「ワンピース」や「進撃の巨人」が知れ渡っているとは…私も読まなくちゃマズイのか!?と、危機感を抱いた次第(;^_^A
ワンピースも72巻までは翻訳版が出ているらしく、73-74巻の表紙を見て「これまだ見たことない!」と興奮していたのが大学入学目前の若者(背が高くてとってもかわいいイケメン君でした)。

イタリア人から日本文化を知ることも多い今日この頃…でありますσ(^_^;)

そして今更ながらガンダムを見ました。お台場の。

そして帰りにはウルトラマン

なんというか…マンガ、アニメ、特撮の一日でしたw
(こういう東京観光もアリ、なのね)

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ことば parole」カテゴリの記事

コメント

みしゅらんさん、こんにちは。

まるひげです。


日本のアニメ文化は、作り手の一部として関わっていても、なかなかついてゆけないところが多いです。

・ひとつは情報量の多さ。
・もうひとつは、流行っているものに共感できない場合がよくあること。
(巨人さんのは見たことも読んだこともないので、仕方ありませんが)

かと思えば実際に作品を見てみると、納得の内容であったりするものもあったり。

遠藤とかもそうですが、話題になっていたり、”流行っているから”というだけで飛びついてしまう方たちによって、混乱させられている気もしてなりません…。

(流行りに飛びついているだけの方に自分が面白いと思う作品について話題にしても、逆に「分かってない」と言われそうで、あまり話ししたくないですし)←相撲でもそういうことが起こりそう…。

ワンピースにしてもドラゴンボールにしても、後追いで読み始めた人たちを、コアな方たちって相手にしてくれないところがあるのですよね。(←少なくとも自分の場合はそうだった)

なので、必要最低限度の情報だけ知っておくにとどめて、遠巻きに眺めておくくらいでちょうどよいんじゃないかと思います。

(とはいえワンピース、読んでて面白いので、時間がある時にでも読んでみるくらいはされてもいいと思います。時間はかかりますが…)←止まらなくなって、うっかり徹夜してしまう場合もあるかもですが


観光についてはそうですね…。

むしろ観光地の方々にとっては、「ようやく国が動きはじめてくれた」という側面も、あったりするのでしょうか。

(とはいえ経済復興やインフラ整備に力を入れすぎることで、かえって震災復興の妨げになるということがすでに生じているみたいですけれども…)←むずかしいですよね

それぞれの観光地の方々は、特に地方ほど、無理せず自分たちのできる範囲で、日本以外の方たちを受け入れる体制を、作ってゆくのがベストなんじゃないかと思ったり。

諸外国の方たちへの対応方針についても、硬派-柔軟派問わず、「これが私たちのやり方」といったぶれない方針を持っていた方が、いらっしゃる方たちもむしろわかり易かったりする側面もあったりするのか?とも思えてみたり。

もちろん公共機関においては、きちんとした準備と対応が必須だと思います。
公共機関がきちんと対応してくれていると、観光地域の方々の負担が減る気がしますしね。

自分は海外に行ったことがないので、行く側の不便さとか分からないところがありますが、昔よく行っていた島の民宿の方とは仲がよかったので、来てもらう側の立場のほうが、すこしは分かるのかもです。


まるひげでした。

まるひげさん、こんにちは(^O^)/

漫画専門店に入ってみただけで、情報量の多さに目が白黒してしまいます…(@_@)
これだけ多いと、何がどうなって人気になっていくのかも根拠自体が複雑化していてもおかしくない、というのが正直なところです。皆さんどうやって自分のお気に入りを見つけ出すのでしょうね?ここまでくると宝探しみたいなものだなあ〜と(汗)

「進撃の巨人」は友人からアニメのオープニングが凄いから、と言われて一度見てみましたが、漫画は手に取ったことはありません(^_^;)
ワンピースも巨人も、気が向いたら手に取ってみようかな…という感じでしょうか。何しろ活字だけの読み物も追いついていないというか_| ̄|○
(こういう身構え方自体、時代についていけない証拠ともいえる笑)

どの世界でも、後追いの人たちに対して上から目線、って多かれ少なかれ生じますよね。
大相撲にはその傾向、大いにあるなと感じます…物心ついた時から大相撲が生活の一部だった方たちとは同じ土俵に立てと言われても無理ですし、そうするつもりもありませんが…

個人的な基本スタンスは「どんなタイミングでその世界を知るかはその人のタイミングでしかない」なのですが、それが極端にファン激増(今の状態ですよね…)というのにはさすがに引いてしまいます。結果的にはミーハーがきっかけでも、そのままのめり込む、という人もいるでしょうし、そういうのを期待する、というのはありますが…
と、気付けば大相撲の話にすり替わっているという(笑)
しかし自分が言いたいことがうまく言えていません(^_^;)ひとまず漫画は遠巻きにならざるを得ない、ということになりますかね(^_^;)

日本の観光の件ですが、言葉足らずですみません。
東京限定(特に23区中心部)で書いていたので地方のことは視野に入れておらず、ただシンプルに「これだけ数十年も世界都市東京なのに、なぜ交通インフラは中途半端なんだろう?」と思っただけなのです。
日本の人口の10分の1を占める都市なのになあ〜、と。
「インフラ」と書いてしまいましたが、「インフラのソフト面」と言うべきでしたm(_ _)m

個人的には、「先進国」と言われている一方で日本語しか通じない地域が多いことが、日本の魅力だと感じています(都内でも)。言葉が通じなくても一生懸命外国人に尽くすおもてなしの心はどこの国でも通じますし…そうか、中途半端なほうがそうやってコミュニケーションをとるきっかけにもなりますよね(笑)

うーん。
便利すぎるのはやはり一長一短ともいえるのでしょうね。効率を選ぶのか人間らしさを選ぶのか、ということになるのでしょうか。
混乱しない程度に整備されていれば問題は起きないでしょうから、そう考えれば今の東京は(ソフト面はおいといて)世界でもトップクラスに入ると思います。

しかし…シンプルな「インフラ」をいえば、この先東京五輪までに都心部で東京大震災以来の大地震が起きないとは言えないのが日本列島の現状ですし、その前の復興さえままならない中、これからの10年少しがどうなっていくのか全く私には想像がつきません。自然災害も年々増加している中、人間はどこへ向かって行くのでしょうね…?
(どういうまとめ方なんだ(^_^;))

みしゅらんさん、こんにちは。
まるひげです。

以前、田舎から出てきた車いす乗りの姉に付き添って、都内を案内したことがあったのですが、実際にやってみると、「こんなに不便なものであるのか」と思ったことがあります。
何度も階段に阻まれて引き返したり、目の前の改札の向こう側に行きたいだけなのに、ホームの反対側まで引き返さなければならなかったりなど…。
都内で車いす生活の知り合いもいましたが、いやあみんな、大変な思いをしているのだと、自分が体験してみて初めて実感しました。
日本国外から訪れた方たちも、たぶん、似たような思いをされているのでしょうね。

実際の利用者というか当事者の立場から、ソフトもハードも含めて、整備がされていない。
むしろ、ぱっと見、整備をしているように見える分、気付かれにくいのかもしれません。

オリンピックが決まったとあって、そういったことに気づきはじめるんじゃないかと考えると、ようやく日本も、観光立国へと進化できるんじゃないかと思いました。
こと本気になったとき、日本人の”おもてなし精神”は世界的に見ても半端ないみたいなので、その気になれば世界最高水準の観光客の受け入れ態勢を、築けたりするんじゃないでしょうか。
国レベルでそのために必要な施策が整備とかされれば(努力規定ではなく指示とかで)、日本全体に行き渡りますしね。(必要な予算も、多めにつけてもらいたいですよね)←そういうことのために税金使ってー


人はどこへ向かっているのかということについてですが、現政権を見てみると、本当に瀬戸際にならないと本腰を入れない腰の重さ。(←重い腰は相撲だけで十分)
もう何十年も前から将来そうなると言われ続け、すでに手遅れになってはじめて気づく、認識の甘さ。(←手をかけてしばらく組み合うだけでポロリしてしまいそうなゆるふんっぷり)
某経済大国も、そうですよね…。(←たとえばCO2削減の問題とか。まだ腰を上げてませんけれども)

百~二百年前くらいを通して確立された、現代人の「まず思想ありき」的な思考習慣。
「色眼鏡を持ってこそ世界を計ることができるのだ」といった現実認識のあり方が、ありのままの事物を認識することから目を逸らせているのだと思います。
(某哲学的ドグマによると、「事物自体というものはそもそも論じることさえできない」と、現代の思考習慣をバックアップさえしてくれてますし)

「事物に即した思考を通して、事物そのものにその本質を物語らせる」というのは、日本の人智学者の中にさえ見出すことが困難な、人智学の基本中の基本というかその根幹であり人智学が学問たりうる所以なのですが、こういったものが、現代人に求められているんじゃないかと、思っています。
(最後に少し、毒を吐きました)( ̄ー+ ̄)

とはいえ、難しい話題は、頭が暑さにやられている夏には向いてませんね…。
スミマセンm(_ _)m


まるひげでした。

まるひげさん、確かに!確かに!!!
私の親戚も車椅子で出かける時には全ての動線をあらかじめ確認してから行動してました…
自分が脚を痛めていた時も、不便さは実感していたのに…元気になるとコロッと忘れてしまうという(;´Д`)ノ
これこそが「のど元忘れて」ですね( ´・ω・`)
政治的に「のど元忘れて」が多いのは困りものですが…「継続」が成り立たない国・日本(-_-)地震大国ならではの「壊滅したら後は一から作り直すだけ」が全てに通ずる、という日本式哲学なんでしょうかね。難しい。

事物に即した思考。そう、時間に追われるばかりでじっくり事物を見つめることの大切さを後ろに追いやる経済活動。
世の中を便利にするため、と言いながら、なぜこんなに毎日が気忙しいのかも、ねえ…なんなんでしょうね(苦笑)

人間のためだけに地球があるわけじゃないのに、といつもつい思ってしまいます( ´・ω・`)
それ言っちゃうと身も蓋もないかも、ですがね…(でもやっぱり基本はここ↑)

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