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2014年11月22日 (土)

結局見ちゃったよ20分だけ:H26年大相撲九州場所十四日目、優勝者は明日へ持ち越し

豪栄道戦から。見てしまった。

見続けるごとに、私の中で何かがガラガラと音を立てて崩れていった。
豪栄道が魁聖に文字通り「崩れ」(豪栄道9敗目)、稀勢の里が立合い当たって即の叩き込みでついていけず逸ノ城に敗れ(新関脇なんと勝ち越し)、32度目の優勝をかける白鵬は日馬富士が仕掛けようとした右喉輪の腕を思い切りたぐって後ろから抱きかかえてからの送り出しを決め。
結びは鶴竜が意地を見せて琴奨菊を地に這わせた(菊関、今日でカド番決定(T_T))。

白鵬1敗、鶴竜が2敗を守ったことで、明日直接対決へ。

北の富士氏は明日の千秋楽結びで優勝が決まることで俄然やる気が湧いてきたとのこと。
大鵬さんとまさに同時代に綱を張っていた元横綱が、大鵬さんの記録に今まさに並ばんとする平成の大横綱の偉業を目の前で見届けることになるのか否か。
それが現実となれば、それはそれで歴史的な千秋楽の1ページが刻まれることになるのだろう。

こっちは仕事のやる気が出なくなっちゃったよ(苦笑&半泣き)やるけどね。
優勝争いも正直どうでもいいが、どちらかといえば鶴竜に望みをかけたくなってきた。

鶴竜も気持ちの弱さから勝ちに行った今場所だが、白鵬も気力体力ともに充実していながら完全に「勝ちに」行った。
日馬富士もあの手は予想していなかっただろう。

あの勝ち方であっても、何が何でも今年中に大鵬さんに並ぼうとする、勝負への執念。
昨日はご当所大関との対戦のせいか、珍しく丁寧に懸賞金を受け取っていたけれど、今日再び分捕り動作が復活。

もはや、白鵬は大鵬さんのどの部分を尊敬しているのかがわからない。
人を尊敬することと、「自分は自分だから」と、双葉山の相撲道度外視で我が道をひたすら行くことは別物だということなのか。
大相撲の歴史を深く研究しながら、貴方はどこへ向かって行こうとしているのか。
正直、私には清々しい希望が見えてこない。
角界の存続自体が危ぶまれた時代も、東日本大震災も経験して全てをくぐり抜けてきた横綱としての存在には本当に感謝するし、土俵外の活動も立派だと思う。
でも、肝心の土俵上をなんとする?
勝てば官軍で、それ以上のことを求めてはならないということなのか?

日本も外国もない。人間としての自らの態度を振り返ることはないのか?やはり当て付けで確信犯的にやっているのか?

記録より、「いい意味で」記憶に残る相撲が見たい。それだけだ。
今日の日馬富士のことはとてつもなく悔しいけれど、もうこれは仕方がない。

幕下以下は、休憩がてらツイッターを少し覗いて見ぬふりを…
(知らなければよかったことばかりが…大原がなんと勝ち越したこと以外は(T_T))

【H26九州場所十四日目】
白鵬○送り出し●日馬富士

優勝争いは明日へ持ち越し:
1敗 白鵬
2敗 鶴竜

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コメント

幕下、録画してありますか?
先ずは、大原の取り組み(だけ)見てから、それから幕内、誉富士への組長からの粋なサプライズエピソード紹介を観るだけでも、けっこう元気出ると思います!

まるひげさん

幕下、録画はしてあります。
おすすめありがとうございます(>_<)ほんと、ありがたいです(T_T)

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