穏やかならぬ春場所前

ウィリアム王子の来日を直前に控えて日馬富士発熱・扁桃腺の腫れ・稽古も力士会も休むというニュースにハラハラしている最中、理事長が「いつまでも尾を引くことをしてはいけない。力士は土俵で頑張るだけ。白鵬もその気持ちを持って頑張るだけ」と収束させようとした矢先に白鵬が再び。

白鵬　若手に物言い「ほえるな！」
（日刊スポーツ）

なぜ力士会がお開きになろうという間際に、全員を前にして突然こんなことを。
全員を前に、全員に釘を刺したかったのか？大横綱に楯つくことは許されない、と？
（対する琴勇輝の記事）

この記事だけではどうにも判断しかねますが（記者も力士会については人づてに話を聞いての内容）、それにしても…と輪をかけてガッカリしてしまって、「積もり積もった事情があるはずだから」と自分に言い聞かせていたものが、もう底を尽きようとしています。
まさか、人生が濃密すぎて、すでに更年期を迎えてしまったわけでは…ありませんよね。白鵬。

私は潜在意識が表出したような発言そのものよりも、未だに初場所の取組前の入場に遅刻したことのほうが余程許せずにいます。でも、場をわきまえずに発言するという行為そのものにも首を捻ってしまう。
なんとなく、このままでは春場所の土俵上でも何かしでかしやしないだろうか…と、不安がよぎります。相撲の取り口も今から懸念。
「精神的にまだまだ」と自ら発言してから、逆に精神的に心技体の一致から離れていっているのでは。
「荒れる春場所」といいますが、「横綱が」荒れる春場所、にはなってほしくない。もうここまでですでにうんざり。

東スポが書いているように「角界の事なかれ主義」がかえって事態を悪化させているのか？
伊勢ヶ濱審判部長が師匠を立てて白鵬と直接話し合わなかったことが裏目に出てしまったのか？

明日発売の「月刊　相撲」の表紙も直視できない気分です…もうこれ以上ニュースが目に入らないようにしたい…

しかし、「ホウ！」の協会公式グッズまで販売することになっていたとは。
協会の方向性も最近なんだかよくわかりませんが、白鵬の物言いで果たしてどうなるのか…？

なんだかなあ〜。

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