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2015年5月27日 (水)

新大関昇進の陰で〜日馬富士、場所直後に右肘を手術

日馬富士が右肘手術=大相撲  

大相撲の横綱日馬富士(31)=本名ダワーニャム・ビャンバドルジ、モンゴル出身、伊勢ケ浜部屋=が、夏場所後に右肘の遊離軟骨を除去する手術を受けていたことが27日分かった。師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)が明らかにした。7月の名古屋場所には出場できるという。 
(2015/05/27-12:03) (時事ドットコムより)

とても嬉しいニュースの陰で飛び込んできた、たった一つの記事。
嬉しかった。ホッとした。
もうなんの処置もせずに突っ走るとばかり考えていました。そのまま散る覚悟でいるのでは…と思い込んでいました。
でも右肘の手術に踏み切ったのですね。

春巡業中の沈みがちな表情は、連日の移動等での疲れからきていたのかな、と思っていたのですが…
本場所に入っても、できる限り立合いから勝負が決まるまでの一瞬に全力を挙げられるようにと、それまでは力をできる限りセーブしようとしているように見えていました。それ以上に、憂いを帯びた表情が気になってはいました。
周囲が想像していた以上に辛かったのでしょうね…少なくとも私が思っていた以上に…
それなのに11勝。正直8勝止まりと勝手に覚悟していたところで、上位戦で次々と白星を積み重ね…そしてあの魂の千秋楽結びの一番。
照ノ富士も西横綱の苦しみをわかっていたからこそ、二番とるつもりでいた部分もあったのかもしれません。

まだまだ相撲がとりたい、先はまだまだあるんだ、という決意がこの短い記事の中に感じ取れて、もう何も言うことはありません。

ちょうどボクシングの選手も同じような手術をした記事が出ていましたが、試合は秋からとのこと。
日馬富士は名古屋場所から。7月から。
あまり期間がありませんが、どうか季節が横綱の体に味方をしてくれますようにと願っています。

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今できることをやり尽くした横綱…いつまでも神様の祝福が横綱と共にありますように。

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コメント

ああ、よかった。
これでベストの状態に戻れるかはわからないが、少なくともなんの治療もせずに現役を退くのは、横綱としてどうか?と思っていたので、安心しました。
さあ、照ノ富士に胸を出して新大関を鍛えよう!って自分より50kg近く重い相手に胸出すのはしんどいと思う。横綱、まずご自分のことを優先して名古屋場所に臨んでほしい。

shin2さん>

shin2さんの願い通りになりました。
正直なところ、私も本当にホッとしました(;ω;)
足首のこともあるのでベストは望めないとしても、不安材料をひとつでも取り除くことができれば、精神面でも負担が軽減されるでしょうね(;ω;)
健全な肉体に健全な精神は宿る、ではありませんが、やはり手負いは心への重圧も計り知れないでしょうから…ましてや横綱という地位では。

夏場所中も口を揃えて「援護射撃」で美談ばかりに走る傾向にある中継でしたが、私はやはり横綱としての使命を今一度成し遂げてほしいと願っています。
部屋に強力なライバルがいるようなものですが、体力と折り合いをつけながらいいペースで名古屋場所を迎えてほしいですね。

まずは手術からの早い回復を願っています。


今、パソコン開いて初めて知りました(o^-^o)
良かった~!!
もう、ホント痛そうだったですもんね(ノω・、)

私も、援護射撃なんて言葉はもうイヤになってたんですが。
だって、やっぱり日馬富士に優勝して欲しかった・・・
(あ、でも妙義龍に負けてなければその可能性も・・・汗)

照ノ富士は白鵬に勝ってから大関に上がって欲しかった、と
私はそう思っています。
ちょっと判断が早すぎたのではないかしら・・・
もちろん、今の大関陣より強いのは確かですが。

手術して、順調に治ってくれれば有り難いですね!!
来場所は東の横綱になって欲しい。
だって、同じ11勝でも白鵬には不戦勝があるし
横綱対決には日馬富士が勝っているワケですし。

あ~でもホッとしましたo(*^▽^*)o
良かった良かった!!
くれぐれもまずは自分の体を労わって欲しいですね♪

あの千秋楽の劇的結末からこちら、
何だか関係者でもないのにずっと足元で鳥が騒いでいるような感じで、
やらなければならないことには集中できず
余計なことばっかりして2日半過ぎ、
ようやく昼のニュースで伝達式を見て一息つき
今映った中に横綱いたかな~と思いながらネットニュースを見たら…

息をするのも忘れて一文字一文字たどり、
7月場所には出場できる、という1行を3度繰り返して読んで
ホッとしました。

よかった! 本当にホッとしましたね。
いつ頃から決めていたのでしょうか。
千秋楽の相撲についての親方や安美錦関からの賛辞を考えると
もしかしたら場所前から決めていたのか…

13日目、2階席から見ていましたが、
勝ち残りで坐った日馬富士関が、
サポーターを1枚とっては、きれいに平らに広げて右のももの上に置き、
もう1枚とって、またきれいに広げてきちんと重ねて置くのを
ずっと見ていたのを、今思い出しました。

千秋楽の結果が全く逆だったら、
手術と聞いて、心配したかもしれません。
もしくは、同じ結果でも、上手を取りに行くような相撲だったら、
やはり少なからず動揺したかもしれません。
でも!
あの、正に心技体の結晶のような相撲!!!
日馬富士ここにありッ!という魂の相撲!!!
ヨシッ! まだまだ強くなるんだね! 強くなりたいんだね!
と確信できる選択です。

デイリースポーツ等には親方の力強いコメントも載ってますね。
横綱自身の言葉が聞けるのは、千代の富士の還暦土俵入りの日でしょうか。
思えば目のけがの時も、まる1ヶ月トレーニングさえ出来なかったのに
きちんと本場所までに調整してきて11勝あげました。
今回も、7月にまだ万全は期待できなくても
日馬富士関の生き方、伊勢ヶ濱部屋の力士の生き方を見せてくれるでしょう。
横審、黙って待ってろよ!

私も静かに、でも全身全霊で祈りながら、待ってます。

ルードさん>

本当に本当にホッとしました…(;ω;)
どれだけの痛みに耐えながら11勝を挙げたんだろう、と思うと…
あの逸ノ城戦の恐ろしいほどの気迫が今になってまた胸に迫ってきます。
痛みに打ち勝っての自分を最大限に試すための一番だったのでしょうか。
翌日のことが心配で心配でならなかったことをまた思い出してしまいました。

援護射撃、言い過ぎでしたよね。もちろん照ノ富士と部屋は一緒ですし、本人も千秋楽の結びで勝った瞬間に弟弟子の顔が浮かんだ、と言いますが…
師匠の思いと同じく、私もどうしても夏場所だけはとにかく日馬富士に優勝して欲しかった。
返す返すも(妙義龍戦ではなく)金星を配給してしまった3番…特に佐田の海戦の気持ちばかりが先走った心技体の崩れが惜しくて悔しくてなりません。

ハルオは春場所の白鵬戦で力強い白星を挙げたので、私としてはもう一つ鶴竜戦を経験してから大関に上げて欲しかった、と思っています。
鶴竜が空気化してしまっているようで、寂しくなってしまいました。
協会の判断なので外野が言うことではないのでしょうけれど、上がったからにはこの半年の急成長ぶりをさらに加速させる魅力的な相撲で、名古屋場所からまた土俵を湧かせてほしいと願っています。
(この新鋭の大関昇進を機に、他の関取衆が奮起するのを狙っての協会の思惑なのかもしれませんね。でもあの組長も異論なしだったぐらいですから…それほどに頭角が現れてきた、ということなのでしょう)

日馬富士は、番付的には西に止まるようです。
東に不戦勝があったとしても星数が東西同点だった場合は、東横綱が番付上は上になるそうです。
(と、そういったことに詳しいフォロワーさんから情報をいただきました。)
白鵬が上手を取る瞬間が見られる西側、というのも楽しみが増えるんですけどね…残念ながら期待できないかな(-_-)
(白鵬が立合いから上手を探る相撲が来場所一体何回見られるのか?という疑問もありつつ…怪我が治ったら復活するんでしょうか)
イレギュラー番付があったら面白いんですが…どうなんだろう?

日馬富士関にはいま安静にして退院したら、ウルフの露払いを務めながら力強い還暦土俵入りを間近に見て、昭和の大横綱のパワーをもらってほしいと思います。なんといっても30代から活躍した横綱ですから!!!
式年遷宮に伴う各地の大きな神社の奉納土俵入りの数々もそうですが、この日本の元大横綱のイベントがこの時期にあるというのは、日馬富士関にとってはとても大きな意味合いがあるように感じています。
やはり、運命によって選ばれた横綱なのかもしれません。あらゆることをパワーに変えて、名古屋場所で輝かしい活躍ができますよう祈っています。

いくさん>

私も仕事的には最悪です(号泣)
水曜日まで本場所がこうも引っ張られるとは…(超絶嬉しい知らせではあるけれど!)

これまでの痛みがピークに達してしまったのでしょうか?
長いこと我慢してきて今回手術に踏み切ったというのは、やはり春場所千秋楽結びの一番が大きかったのかもしれませんね。そこへきて夏場所ではここぞという時以外、ほとんど右腕を使わずの相撲で11勝…

13日目、私も行っていたのに全くそのシーンを見届けませんでした(;ω;)
土俵上の仕切りのほうに気を取られていたようで…
ありがとうございます!(;ω;)そのシーンが目に浮かんでくるようです…

伊勢ヶ濱親方のコメント、そして部屋のブログで横綱が発した千秋楽後のコメント。
加えて手術に踏み切ったこと。
この三位一体で、まだまだこの横綱は強くなれる伸び代を持っている、そして精神面でますます高みへと昇っているのだということを確信しました。
(そして何より、あの夏場所千秋楽ですよね!琴奨菊戦にも感動が止まりませんでした…)
こんな横綱がいる時に大相撲を見ることができているその幸せを、あらためて噛み締めていきたいと思う所存です。

怪我に打ち勝っての11勝が二場所もあったということ。
じっくり時間をかけながら徐々に成長していく姿は、大関時代とは比較にならないものを、場所を追うごとに感じます。
「漢」という表現がぴったりの、魂の横綱。
必ず賜杯を抱く日が再びやってくる、と信じています。

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