KUNI「願い叶うなら」作詞作曲のDickeyさん、KUNIさん、日馬富士関のエピソード
FM Yokohama "Break it down" 2015年12月5日(土)22:30〜23:00。
この日のゲストがKUNIさんで、DJのDickeyさんが「願い叶うなら」の作詞作曲をされたとのことだったので、ラジオを予約録音して聴きました。
貴重なトークだったので、大切な部分を抽出してご紹介したいと思います。
(もちろん、私にとって「大切な」といえば、第70代横綱に関わるお話)
では以下、関連トークです。
YU-A(以下Y) FMヨコハマBreak it down、今日はスタジオにこの方が遊びに来てくれました。KUNIさんで〜す!
KUNI(以下K) どうもこんばんは、KUNIです。よろしくお願いします。
一同 よろしくお願いします。
K どうもお久しぶりです。
Y 約1年ぶりの登場となるKUNIさんなんですけれども、簡単にプロフィールを紹介していきたいと思います。
神奈川県出身。中学時代にダンスに魅せられて、その影響でR&Bの虜となる。のちに東京・神奈川を中心にさまざまなアーティストと共演をしながらライブ活動を続け、2014年10月8日にシングル「ありがとう...」でメジャーデビュー。FMヨコハマ毎週金曜日深夜1時から放送中のSo DeepでもおなじみのKUNIさんです。ということで・・・
K はい。
Y そしてなんと、12月2日にリリースされたKUNIさんの3rdシングル「願い叶うなら」は、デビューシングル「ありがとう...」、2ndシングル「Regret」に続き、Dickeyさんが作詞作曲をしてるということで・・・本当ですか!?
K ふははははは(笑)
Dickey(以下D) 実はですねえ・・・
Y うん。
D ・・・ほんとに決まってるだろ!
Y うそぉ!
K (笑)
D なんでその、「作詞」って言った時に唇が緩むの!?
Y なんかまだね、信じてない。
K へえ〜
Y 「ありがとう...」も「Regret」もほんとはDickeyさんじゃないんじゃない?
D ほんとはKUNIだって・・?
(一同笑い)
K まあ「Regret」は一緒に作詞・演奏なんですけど。
Y ああそっかそっか、ちょっと早速その曲を聴かせていただきたいんですけど曲紹介をKUNIさんお願いしま〜す。
K 12月2日にリリースした僕の3rdシングルです、聴いてください。KUNIで「願い叶うなら」
(♪「願い叶うなら」)
(曲が終わり)
Y んん〜〜・・・素敵な曲ですね〜!
K どうもありがとうございます。
Y なんか・・・前も言ったと思うんだけど・・・
K はい。
Y すごく歌がストレートだから。
K ああ・・・
Y そう、Dickeyさんの歌詞がすごいこう、ズドーンって・・・聴きやすいというか、すごく言葉が入ってくる。
K ああ・・・
ジェロ(以下J) 意外に入りやすいよね。
D 「単純」って言ってないか、君たち!?オレを?
Y え、言ってない言ってないよねえ!?そんなこと言ってない!
J ねえ!なんでいつもマイナス思考(なん)ですか?
Y ほんとだよー!素直に受け取りなよ!
(笑い)
K でもそうですね、ほんとにね、ストレートっていうのは僕もDickeyさんに歌詞を最初見せていただいた時に、毎回一番最初にそれを思いますよね。
Y でも歌い方も、KUNIさんがストレートな人なんだと思うけど。
K ああ、僕もまっすぐなだけなんで。
Y だからなんかそれが本当に歌に出てるなあっていうね、感じがしますけど。
K ありがとうございます。
Y 今回の曲はKUNIさんから横綱日馬富士に捧げるバラードソングということなんですけど、どういうことですかこれは?
K そうですね、日馬富士さんの亡き父への想いがつづられている曲を、僕が今回歌で表現させていただきました。
Y そういうことなんだ。
K はい。
J ふうん・・・
Y ミュージックビデオにも日馬富士さんが出演されてるんですよね?
K そうですね、過去の幼い頃の写真だったり、稽古場での写真を使いながら、またご本人も普通に動画で出演されてますね。
Y ふうん・・・
K もうほんとに、まさか出演してくださるって思ってなかったので、嬉しいというかありがたいですよね。
Y え、な?
J なんかご本人とご縁がありました?
K 実は以前、僕が勤めていた会社・・・ていうか、ホテルでドアボーイをやっていた時期があったんですけども、その会社が日馬富士さんの後援会をやられていまして、そういったきっかけで知り合うことができたんですけども。で、僕のデビュー曲「ありがとう...」をたまたま聞いてくださる機会がありまして、そうしたらものすごく気に入っていただいて、もし機会があれば是非自分のお父さんに対する想いも歌ってほしい、っていうことを言っていただけたのがきっかけで生まれた曲ですね。
J いいですね。
Y すごいね、そんなことあるんだね。
J ね(笑)
K 僕自身いちばんビックリしてるかもしれないです(笑)
Y ほんとだよ、ドアボーイやってて。
K ハハハ(笑)
Y ・・・からの、ねえ!
J ・・・責任重大ですね、この曲ねえ。
K いやあ、そうですね!はい、もう本当に奥深い感情が詰まっているので・・・はい。
J そうですね。
Y え、Dickeyさんは歌詞を書くにあたって日馬富士さんとは実際会っていろんな話を聞いたりしたんですか?
D もちろんもちろん。横綱のご自宅にKUNIと伺って。
Y え、家に!?
D そう。
K はい。
D それでやっぱり・・ほら、そういうお父さんの話とかってすごくこう・・・なんていうの、デリケートな部分もあったりするんで、まさか立ち話ってわけにもいかないので、で伺って、それで実際ねえ、昼飯なんかもご馳走になっちゃったりして。
K そうでしたね。
D それでいろんな話を伺って。
Y うん。
D それでオレ、曲を作るときにいつもやるんだけど・・・なんかこう、家族の曲とかを作る時っていうのは子供の頃の写真とかそういうのを絶対見せてもらって、写真を並べるのよ。それでそこにいろんな感情って多分あるじゃないですか、で・・
Y 歴史をね。
D そう。でやっぱり横綱はお父様が交通事故で突然亡くなっちゃったんで。
Y ああ・・・そうなんだ・・・
D そう・・・だからまあ、ほんとね・・・あれだよねKUNI、ビデオを見てくださるとみなさんすごいよくわかるんで。
Y うんうん。
D YouTubeでもアップされてるので。横綱がしゃべってるインタビューとかも出てたりして。お父さんに対する想いとか、故郷(ふるさと)に対する想いとか、すごく伝わると思うので・・
Y うん・・・
D そう。もうだからこれ・・・曲作りながらもう、二人でボロボロ泣いて。
Y へえ・・・
K そうですね・・・もう、PVを初めて見た時、横綱と一緒に見させていただいたんですけど、もうご本人も泣いてまして。
Y ああ、そうなんだ・・
K 僕も隣で超号泣、みたいな。でDickeyさんもパッと見たらめっちゃ号泣してる、みたいな(笑)
(一同笑い)
D オレよりKUNIは涙もろいですから。
K そうですね僕・・・
Y でも本人泣いてたらほんと泣いちゃいますよね、ちょっとねえ。
K そうですね、まあその前から僕も一緒に泣いてたんですけどその姿はやっぱ・・
Y ねえ!ちょっと・・・
K 見ると・・・余計もう、止まらなくなっちゃいましたよね。
Y この話で泣けるもん私。今のこの話で(※鼻声)
K (笑)
Y じゃDickeyさん歌詞を書くうえでは・・・なんかここが一番難しかったなあ〜とか苦労したなあ〜っていう点はあるんですか?
D いや今回はね、まるで無いね。
Y えっ!?
D だってすごい、ほんとにね、横綱の言葉だもん。なんかねえ、歌詞がもう・・・
Y Dickeyさんが書いたわけじゃないってことでいいですか?
D あのね、そういう風に聞こえちゃったら・・・
一同 わはははは!
D でも冗談抜きで本当に横綱の言葉を自分なりに解釈させてもらって書いたので。でもメロディーがもう、やっぱりすぐ浮かんできて。こう・・・日馬富士関はモンゴルの方なのよ。
Y うん。
D だからモンゴルってさ、夜景とか星空がものすごく綺麗なの。それをそれこそジェロじゃないけどググって、景色を見て、そういうのを見てメロディーとかもそこで浮かんだ感じなんだよね。
Y へええ〜。じゃわりとすんなり。
D すごい速攻で作れた。
K はあ・・・そうだったんですね。
***************************
・・・と、ここで話は突然(おそらく台本上必要で)CDにカップリングされている「ありがとう...」へと無理やりに近い形で(笑)切り替わります。
でも、十分でした。
ストレートな方たちが自然と集まって、自然にスッとできた曲だったのですね。
Dickeyさんには心より感謝です・・・。
この曲はオリコンデイリーチャートでも12月6日に36位にランクインしたとか!(KUNIさんのブログ記事より)
メジャーデビュー2年目でこれはすごいことでは!?
ご本人が言われるように、より多くの人に届くといいな・・・と、私も願っています。
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コメント
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有難うございます(*^_^*)
イイお話が聴けました!!
書き起こし、大変だったことと思います
本当にそのまま直球なんですね~
そして、皆さんやっぱりボロボロ泣いちゃったんですね・・・(涙)
私は歌自体は聴いてないんですが、多分聴くともうダメだと思います。
もっともっと売れるといいな♪
日馬富士のことも、KUNIさんのことも
もっともっと、いろんな人に知ってもらえたらいいな、と思います!
考えてみればこのお二人は、年齢もそう違わないんですよね?
日馬富士は相撲界の頂点に立ち、KUNIさんはまだスタート地点に近いところにおられるけど。
(相撲は現役でいる間が短いから当然ですが)
こうして考えてみると、やはり日馬富士はまだ青年と言っても良い年齢・・・
まだまだ、いろんなことをやれるワケですね!
お二人がお互いに刺激し合って、ますます友情を深め
更に、成長してくれるといいですね!(^^)!
投稿: 匿名希望 | 2015年12月10日 (木) 22:05
匿名希望さん>
いつぞやのラジオ大相撲中継書き起こしを考えれば楽なものですよ(笑)
そうですね、年齢はそれほど変わらないお二人ですね。
若干KUNIさんのほうが若くはありますが(20代〜30代だと数年の違いがまだ大きく感じるかも?)。
こうやって時を経て共同作業を行う日が来ようとは、お互いに想像していなかったかもしれません。
横綱もこの10年で奥様と3人のお子さんという素敵な家庭を持って・・・
人生にはいろいろな可能性がありますね^^
投稿: 蒔右絵門 | 2015年12月10日 (木) 23:16