H28年大相撲三月場所：序盤戦終了、上位勝ちっ放しは稀勢の里一人に

隠岐の海が相撲に負けて勝負に勝ち（琴奨菊、五日目でついに土）。

いつもなら白鵬の技でバッタリの碧山が体重15kgダイエットで驚異的な動きを見せ（もったいなかった！！！）。

宝富士が結びの一番で横綱を力強い四つで攻め立て！！！（だがしかし逃げ足の早い鶴竜・・・と、その動きよりさらに速く逃げねばならなかった伊之助さん九死に一生の土俵＆ツイッターで「ドッグラン」の文字に失笑を禁じえず）

非常に見応えのある五日目でした。

というかやはり今場所は面白い！

ひとまず序盤成績結果：

春場所５日目終了時
【幕内】全勝＝稀勢の里、勢、逸ノ城　１敗＝日馬富士、白鵬、鶴竜、琴奨菊、豪栄道、照ノ富士、安美錦、妙義龍、魁聖
【十両】全勝＝大砂嵐　１敗＝錦木、東龍、千代皇、出羽疾風、天風https://t.co/m6rSPVcSzx

— 相撲デスク・佐々木一郎 (@Ichiro_SUMO) 2016年3月17日

という具合。

これはまだまだわからない！

そして自分的には大一番だった幕下上位対決、照強vs宇良。

宇良が照強より数段低かった(^_^;)

明日は宇良、十両土俵で天風戦であります。木瀬部屋は重量級が多いので、ある意味普段の稽古の成果が出る取組となるかもしれないな〜という気も。楽しみ！

照強、今日の一番は勉強になったことでしょう。あと四番だ！

十両では出羽疾風が今日千代丸に勝った相撲で大感激してしまいました（Ｔ＿Ｔ）

よくぞここまで力をつけてきた！もう、嬉しくてたまらない！この勢いで着実に白星を積み重ねていってほしい！

白鵬のTBSドキュメントが場所前放送され、初日の前日に録画視聴しました。今までの白鵬密着ドキュメントの中で一番見ていてストレートに白鵬の気持ちが届いた内容だった。

でも、それと本場所の土俵は別の話であります。

昨日の隠岐の海戦の勝負が決まった後のダメ押しにせよ、その前の力水を受けて柄杓を片手で持つ姿（これは本当にみっともなさすぎる）にせよ、非常に残念。支度部屋で悪びれる様子さえも皆無。勝負師として気持ちが強いのはわかりますが、なぜわかっていて自分の損になることをあえて続けるのか？
今回のこういった事件もスモフォンさんはきっちり取材して次のドキュメントで伝えてくれるのだろうか？まあ、今そんなことを考えても仕方がないし、土俵外の個人取材より基本は「本場所土俵が全て」である私にとってはあきれるしかない出来事でした。

というかあの水付けは本当に勘弁してほしい。土俵の神様への畏怖を微塵も感じとれない。

白鵬、神様は絶対全てを見ているからね。

今日の白鵬の相撲を見ても、安易に捌こうとする雑な面が目立ちました。それでも執拗に碧山がついてくるので内心焦ったのではなかろうか。

下半身も両腕も、大横綱は満身創痍なのでしょう。心もかみ合っているようには見えず、心技体に揺らぎが。

栃煌山、今場所の白鵬戦は頼むよ。スロースターターでやっと初日が出たのだから、あとは尻上がりによろしく頼むよ。

日馬富士、「とったり」は久々（栃ノ心戦、立合い頭から突っ込み思い切り喉輪でのけぞらせてからすかさず腕をたぐった）。取組を終えてから土俵下でしんどそうだった・・・

先場所は前に出る相撲ばかりだっただけに、今場所は勝つことを第一とした「身体と相談しながら」の土俵光景が浮き彫りになってしまう。

それでも、この人にしかできない瞬間移動のキレ技があるからこそ、短い勝負でも見応えがある。体が千秋楽まで持ちこたえられますように。

毎日対戦相手が馬力枠で見てる方も消耗しそうだよ・・・（いつものことだけど）(＞_＜)

琴勇輝、日馬富士戦に続いて会心の相撲で豪栄道を撃破！

勢も力強いし（花田虎上お兄ちゃんもツイッターで勢を褒めている！）、平幕勢が揃って鍵を握りそう。

不気味な存在が多い春場所、明日からは中盤戦です！果たしてどんな五日間に！？
稀勢の里の内容が実に良くて、ついNHK９時のニュースで稀勢の里を推してしまった二子山親方（雅山）の発言から、コトが大きくならずに適宜いろんな力士が土俵を騒がせながらひっそりとこの大関を隠してくれることを祈ります(^_^;)

（すでに声が大きくなってきていてヤバイ）

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