H29年大相撲五月場所十三日目:日馬富士敗れ高安大関昇進確定的・明日にも優勝決定か?
夏場所13日目終了時
【幕内】全勝=白鵬 2敗=日馬富士、照ノ富士、高安
【十両】5敗=旭秀鵬、臥牙丸、錦木、千代皇、安美錦、竜電、誉富士https://t.co/H5srjj57px— 元相撲デスク・佐々木一郎 (@Ichiro_SUMO) 2017年5月26日
今日は日馬富士、せっかく高安をうまく追い詰めたのに引いて間隔を空けてしまったのが最大の敗因。あ〜〜〜〜肝心な一番に限って伊之助さんまたしても接触事故を起こすし(立行司だからいつでも「肝心な一番」ではありますが!にしても伊之助さんが高安に接触した直後に日馬富士が一瞬動きが止まってしまったように見えた)。
どうしていつも日馬富士戦で!!!
日馬富士と高安の直接対決、高安が叩き込みで横綱を制し大関昇進当確としました。
(これで高安は11勝中叩き込み5回、引き落とし1回という。まあ今日の叩き込みはともかく)
これで1敗はいなくなり、明日十四日目の照ノ富士vs白鵬戦で白鵬が勝てば、千秋楽を待たずに優勝者決定という展開に。
照ノ富士は今日もどうにか栃煌山を小手投げで仕留めましたが、明日は厳しい・・・
それ以上悪化させないようにだけ祈るばかりです・・・
白鵬は玉鷲戦で今場所一番の心理戦に出た。一昔前なら稀勢の里に仕掛けていた立合い合わせない仕掛けを。
そして3回目であの相撲。角界第一人者が未来を担う若い力士たちに見せる相撲があれで良いのだろうか・・・
(お願いだから反面教師としてほしい。切実)
豪栄道はカド番脱出。明日は日馬富士戦。勝ち越した今、恐れるものは何もない状況。
でも今日は何よりも大岩戸の幕下優勝が感動的でした。最年長幕下優勝記録も更新。もう、素晴らしすぎる相撲だった!!!
嘉風と大岩戸、同年代とのことですが・・・あの世代は実は黄金世代!?
なんというか、年齢と若々しさって本当に関係ないですね。こういう相撲こそが見ていてスカッとする相撲だとつくづく・・・。
十両でも安美錦の動き回る相撲に心臓が止まりそうになりました。前に出る圧力を持っているからこその相撲。
その幕下、十両が団子レース状態で一体来場所の番付がどうなるのか・・・近年稀に見る厳しい昇格基準が待っていそうな。
万に一つの可能性でも、照ノ富士の膝の頑張りを祈りつつ応援してきます!
伊勢ヶ濱ーズ、あと二日だ!!!
(※富栄は残念ながら本日負け越し)
<十三日目の様子>
本日の来場者アンケート結果(幕内・十両)が発表されました!https://t.co/G5mSbrjL2X
幕内1位は 高安 でした。 #sumo pic.twitter.com/lvIym3sXT6— 日本相撲協会公式 (@sumokyokai) 2017年5月26日
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イノスケッ!ジャマダァ――――――ッ!!!!!
思わずテレビに向かって叫んでしまいましたよ。
思えば彼は宮城野部屋所属。
怪しいぞ!
しかし、何の後腐れもなく、サバサバと笑顔(!)の横綱に
私もスッキリ!
日馬富士関のこういうところが昭和のおすもうさんを思い出させてくれるのですよ。
初代若乃花が、負けたあとさがりをヒョイと肩にかけて
ま、これが勝負ってものさ
とサバサバした顔で花道を帰っていく粋な姿と重なるのです。
執念深いエルボー横綱には、ぜったい真似できない粋さです。
大岩戸は、十両の頃だったか、
なぜか時々1人で伊勢ヶ濱部屋に稽古に来ていたのですよね。
よかったよかった。
明日は現地ですか!
私の分も、応援、よろしくよろしくお願いいたします!!!!!
まず照ノ富士の膝がなんとか頑張ってエルボーをやっつけて
結び前に優勝が決まりませんように。
そして日馬富士関が最高の相撲で勝って逆転優勝に繋げますように!
私はテレビで伊勢ヶ濱親方のイセガハマ―ズ依怙贔屓解説を聞きながら
全身全霊で応援しますッ!!!
投稿: いく | 2017年5月26日 (金) 23:10
今日の日馬富士は、完全に攻めをためらいましたね。
私の考察はブログに記事アップしました。
そして白鵬は、意味不明な「待った」を相手が手を付かないからだって言ってました(-゛-メ)
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2017/05/26/kiji/20170526s00005000315000c.html
自分が立ち合いで逃げたのに、良くこんな事が言えますよね~(怒)
何とか照ノ富士の膝がもってくれればなぁ・・・
また明日は大声で叫んで、今度は白鵬を吹っ飛ばして下さい!!(爆)
投稿: ルード | 2017年5月26日 (金) 23:21
照ノ富士、今日(十四日目)は変化してもブーイングもヘイトもないぞ!でも白鵬もそのへんは予測してるか。
もう白鵬、いろんな意味で余裕が無くなってきたんだろう。うっかりすると今場所が最後の優勝になりそうな気がする(ただ、あのコバンザメみたいな取り巻き連中がなあ……)。
体力の低下を姑息な手段でごまかそうとするのは見苦しい。ただ、観客の目には日馬富士が五日目の大栄翔戦でやった「頭で当たって左に動いて高速上手投げ」のほうが「卑怯な注文相撲」に見えてしまうようだ。日馬富士の必殺技なのに。
幕下優勝の大岩戸には、賛辞しかない。自分より10歳以上年下の岩﨑と互角以上に動ける36歳というのは凄い。もうあらゆる年長記録を書き換えてほしい。
投稿: shin2 | 2017年5月27日 (土) 07:19
今日はお疲れ様でした。
宝富士の調子が悪い原因。
もうご存知かも知れませんが組長によると
巡業中に腰を痛め、かばっているうちに左膝と右の足首を痛めたようです。
稽古も出来なかったそうです。
私もヘンだな~と思っていましたが、やっぱりケガでした(汗)
そして今日は左足の指が、突っ込んだようになったそうです(T_T)
照ノ富士の膝はもちませんでしたね・・・
本当に残念。
かなり悪そうだったので仕方ないです。
みしゅらんさんの大声では帽子はともかく、あの横綱は吹っ飛ばなかったですね(涙)
投稿: ルード | 2017年5月28日 (日) 00:27
いくさん>
伊之助さん、決して嫌いではありませんが、
来場所は皆勤&空気のような立行司の姿を15日間見せてください!と願うばかりです。
それだけ日馬横綱の動きが歴代横綱のスピードを上回っているのでしょう(ということにしておきます)(^o^;)
にしても3度目の正直があったら・・・さすがに許さん!
高安戦の後は「終わったことなので、泣くよりも笑ったほうがいいでしょ」と(力なく)答えたそうですが、
初代若乃花が「(日馬富士は)オレに似ているところがある」と語った記事がありましたよね。
土俵上での潔さは、やはり猛稽古ありきだった若乃花と同じ「やりきった」ゆえの潔さなのなのかな、という気がします。
大岩戸が伊勢ヶ濱部屋に出稽古をしていたのは知りませんでした。
関取時代に伊勢ノ海部屋へしょっちゅう乗り込み、勢と稽古をしていたのは記憶にあります(稽古相手が隠岐の海ではないところがミソ(^o^;))。
大岩戸が幕下へ落ちてから、国技館内を歩いている時に「大岩戸ももうダメだな」なんて話しているおじいさんの声がして、それ以来ずっと「そんなことない!」と信じ続けてきただけに、感動もひとしおです。
コツコツ頑張っている人は、年齢を重ねれば重ねるほど真価が発揮される時がやってくるのだと思います。
十四日目の現地では国技館に行けないみなさんの分まで渾身の声援を送ってきましたが、
結果は・・・でも照ノ富士、頑張りました!!!
我らが横綱は完全に相手のペースで終始してしまいガックリでしたが、仕方ないですね。
依怙贔屓解説、あらためて見てみようと思います(笑)(飛ばし飛ばしには確認しました)
投稿: 蒔右絵門 | 2017年5月30日 (火) 15:06
ルードさん>
もろもろ情報ありがとうございます。
私の絶叫で白鵬は吹っ飛びませんでしたが、照ノ富士の粘りの後押しになったと信じたいところです(>_<)
宝富士も満身創痍ですね・・・名古屋場所は元気な姿が見られますように!
白鵬の言葉を額面通りに受け取らなくなってはや〇〇ヶ月。
言葉より土俵上の白鵬で判断するのみですね。
解説陣をはじめとした表に出る人々が(おそらく大人の事情により)手放しで賞賛する中、努力や精神的強さ・研究心・技術力の高さ自体は認めても、私はルードさんと全く同じ考えです。
いなければいないでやはり物足りないのですが、出場したならしたで毎日土俵が汚された気持ちになってしまうのが・・・いつまで続くのでしょうかこれ。
昨日、白鵬と仲の良いタレントさんが「相撲史を本当によく勉強している」と言っていましたが、横綱の品格を彼はどう捉えている(勉強している)のでしょうね。
投稿: 蒔右絵門 | 2017年5月30日 (火) 20:59
shin2さん>
姑息さを横綱には求めたくありませんし、力士そのものに求めたくもありません。
なんだか白鵬のおかげでカチ上げという名の肘打ちも激増したような気がするのですが・・・
以前はそういう形をとっていなかった関取衆までもがそれを真似するようになり、幕下以下力士も含めて相手を突き起こすことを目的とした本来のカチ上げが減り、肘打ち化しているのを感じます。
いくら力士が日々鍛えているとはいえ、肘の骨は凶器です。プロレスじゃないんだから・・・
白鵬は優勝40回を達成するために今後もあらゆる手段を尽くして本人の言う所の「負けない相撲」をとり続けるのでしょうが、もうこうなると関取衆がこぞって白鵬の上をいく対策を真剣に考えるしかありません。
考えているのかもしれませんが、誰が対策をとろうとしても全く通用しないなんて悔しすぎます。
観客が相変わらず(にわかが増えてなおさら)日馬富士にしかできない必殺技を(解説の北の富士さんも含めてですが)姑息とするのもどうにかしてほしい。あれは実況解説者の説明がさらに拍車をかけていると思います。
今日、大岩戸がボクシングの村田選手とジムで同じトレーニングをしていることを知りました。
(村田選手、千秋楽に国技館観戦していたのですね)
https://www.facebook.com/ryota.murata.official/photos/a.477228109035398.1073741828.476095322482010/1373840352707498/?type=3&theater
村田選手のコメント通りで重みのある優勝です。
そして大岩戸本人のコメントがまたとても良くて。
http://www.nikkansports.com/battle/sumo/news/1829967.html
http://www.asahi.com/articles/ASK5V5G9LK5VUTQP02D.html
北勝富士の存在に感謝、ですね。
(ここでまたしても「オッキーは一体・・・」となったりして(^o^;))
お相撲さんは十人十色ですが、大岩戸さんこそが私が求めるお相撲さんの姿なんだよな・・・とあらためて感じるのです。
必ずしも品格と番付は比例しませんね。
投稿: 蒔右絵門 | 2017年5月30日 (火) 21:32