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2017年5月23日 (火)

H29年大相撲五月場所九日目:稀勢の里3敗、優勝ラインは!?

好事魔多し・・・

土俵はいつなんどき何が起こるか本当にわかりませんね。

今日は幕内後半戦の録画相撲のみ。BS時間帯は一番見たかった幕下全勝対決の霧馬山vs明瀬山で仕事の呼び出しがかかり、ちゃんと見られず・・・(泣)

いや〜、まさかあの好調みっちゃんに霧馬山が勝つとは。霧馬山、来場所かなり楽しみなことに!

太田アナ・松田丈志さん・境川親方のキッチキチ正面実況席、境川親方の座る角度につい笑ってしまったw
親方、解説は元気でしたが席がしんどそうでしたね(^o^;)

しかし後半戦に入ったとたんに勝利の女神の目線が絞られつつ・・・
しかも明日はどれも見届けるのが恐ろしい取組ばかりの5時半界隈以降。
嘉風vs照ノ富士、豪栄道vs千代翔馬、栃煌山vs日馬富士、琴奨菊vs稀勢の里、そして・・・白鵬vs高安!
結びの一番、ついに直接対決Vol.1が。国技館にいなくても酸欠になりそうなので深呼吸の練習をしておこうと思います。

で、今日見た取組。

鬼の白鵬がいよいよ優勝回数37を持つ実績を本格的に見せつけ始めました。
本人も有り余った殺気を放出しきるかのように投げたついでに自分も転がり土べったりでしたが、何しろたたみかける動作の速さといったら(と頭をググッと押さえつける強引さw)。碧山もお疲れ様でした。
(北斗の拳の別バージョン化粧まわしを白鵬にもつけてほしいような・・・もっとも北斗の拳の内容もよく知りませんけどね汗)

横綱ながら猫騙しさえもやってのけたラスボス、明日は一体どのような立合いを?
対する高安はどんな立合いを?
立合いに比較的腰が立つ者同士ですが、どちらがウラをかくことができるのか?立ってからの次の手がこれまた相当重要になってきそうです。
優勝を明言していた高安、明日が第一の正念場です!

そして日馬富士。

境川親方が「スピード対パワーの対戦になるんじゃないですかね」と予言した通り、好調の日馬富士の膝が土俵につきそうなほどのパワフルな立合いを見せた玉鷲。
不調だと引いて墓穴を掘る日馬富士、今場所は引いた後の速さが尋常ではない!気づけば相手を追い立てて・・・その後が・・・
取組後の支度部屋では、右膝ではなくて右足親指と足首に自分で湿布を貼ったとのこと。
前への踏み込みが明日の栃煌山戦で果たして。
いやだなあ。しかも明日は正面解説がシューヘイだ。鬼門の三日目、鬼門のシューヘイ。
鬼門を二つとも突破できるよう祈るしかない・・・。明日は氏神様へお参りに行ってこよう・・・。

稀勢の里は栃煌山に対する張り差しがなんの効力もなさず、張り手で左腕への集中力が欠けてしまったのでは!?というような結果に。
というか栃煌山が自分の相撲をとりきった、というべきか。もろ差しが速かった。
昨日・一昨日と次世代を担う若手に負けてしまい、忸怩たる思いもあったことでしょう。
稀勢の里の横綱昇進に悔しさも抱きながら、初めて横綱としての稀勢の里と対戦し、実力者としての技量を見せつけ金星。
キセ、さすがに左おっつけが使えない今場所。もうこれは対戦する前からある意味予想されていた結果かもしれません。

照ノ富士vs豪栄道はにらみ合い。豪栄道はよくにらみ合いの対象になります(よくガンつけられます)。睨み返すからなあ(苦笑)
ハルオの立合いすぐの左上手は浅く実に良い位置。そこですかさず引いてしまった豪栄道、完全に墓穴を掘りました。
九日目で5勝4敗、これは厳しい。厳しいけどわかりません。
照ノ富士、勝ち越しまであと一勝。今場所もキーマンだ。

最後に・・・千代の国!
高安戦、自分の敗因を「1)のど輪で押し返した後に引いてしまったこと、2)自分から右上手をさぐりにいってしまったこと」と反省していましたが、引き自体は高安に全く影響がなかったように見えたのでその動作だけで自分が軽くなってしまったのでしょうかね。
でも右からの突き起こしで高安を何度か後退させることができた。とはいえ高安の下半身の軸は全くブレてなかった(^_^;)
土俵下控えでは土俵上の千代翔馬(対隠岐の海戦)をじーっと見ている姿が端っこの方に映っていました。千代翔馬が肩透かしを決めた瞬間、ぐいっと下唇が出たか?(一体その心は)
明日は御嶽海戦!
運動神経抜群の力士同士、果たして!?
(御嶽海、日々の稽古量的にスタミナ切れしてきたか?とも思えるのですが)

・・・今日(日付が変わってしまいましたが)の幕内ダイジェストは明日時間を見てチェックできればよいなと思っております。

中盤戦に入ると一気に時間が駆け抜けていきますね。
五月場所、残るは六日です。

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コメント

千代の国戦、こちらにリンクを貼り付けようと思っていたら先に読んで頂いたようで有難うございます♪
あの立ち合い封じ、みんなに見習って欲しいですよね。
(実を言うと、みしゅらんさんと同じく、最初から高安はあまり好きな力士では無くて。
もしも優勝を高安がさらうくらいなら、玉鷲の方に優勝して欲しいワタシです)←内緒w

ただ、今日は高安に頑張って欲しい!!(爆)

日馬富士、本当に昨日はヒヤヒヤ。
しかも足の指を痛めたとは・・・(ノд・。)

とにかく気力で最後まで取りきって欲しいです゚.+:。(・ω・)b゚.+:。

碧山戦の白鵬ですが、
>>本人も有り余った殺気を放出しきるかのように投げたついでに自分も転がり土べったり
今場所、白鵬、勝負が決まった瞬間自分も倒れてることが多い(初日の千代の国戦とか)。
休場明けでケガの影響が残っているのか、いよいよ衰えが始まったか。
残り6日間でそれを見極めたい。

栃煌山戦での稀勢の里の張り差し失敗だが、確か春場所の十四日目の鶴竜戦でも張り差しに行って惨敗している。
二場所続けて同じミスをやらかすのは、左が満足に使えない状態であるにしても、横綱不合格?と言われても仕方がない。文字通り手負いの横綱だが、出場してる以上は厳しい目で見られる。

一日ごとに展開が変わる面白い場所だ。まだまだ想像もつかないことが起きそうだ。

ルードさん>

千代の国の一番、本当に感謝です。

今日はもう気持ちで負けてましたね高安・・・
そこをいくと日馬富士!命がけの毎日に結果がついてきていて・・・あと五日もちますように、と祈るばかりです。

shin2さん>

今日も高安戦、二人でダイブしてましたね。
下半身はやはり全盛期とは違うのは確かです。宮城野親方も解説日にコメントしていますし。
そして今場所のこの勢いが千秋楽まで続くのかどうか、ですね。

稀勢の里の張り差し(照ノ富士もそうですが)はあまり有効な手に見えません。ただでさえ脇が(以下略)
今日も琴奨菊に完敗でしたが、途中で力を抜いて見えたのが気になります。

玉鷲が勝ち越しリーチで高安もとりあえずは優勝圏内ですし、今場所は近年稀に見る引き締まり具合ですね。
見所があちこちにあって終盤戦も目が離せません。

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